昨年9月にリリースした初コラボレーションシングル「Rock Steady」で、“ガルサケ”現象を起こしたGirls²×iScream。第2弾となる「D.N.A.」はタイトルが示すように“継承”をテーマにしたLDHガールズパワー全開のダンスチューンで歌声、パフォーマンスともにメンバー11人のポテンシャルが炸裂。インタビューでは歌声、パフォーマンスの魅力のほか、グループの垣根を超えてさらに深まったという関係性、“ガルサケ”としての今後の夢を語ってくれた。
RUI:第1弾はすべてが初めてだったので、まず私たち自身、お互いのファンの方にコラボレーションを楽しんでもらえるのかわからなくて、緊張と不安が入り混じりながらのスタートでした。でも想像以上に皆さんが“ガルサケ、ガルサケ”って盛り上がってくれたことが何よりうれしかったですし、コラボでしか出せない楽曲のテイストや普段とは違う一面を見てもらえたことで、新たな一歩が踏み出せた気がしています。
鶴屋美咲(以下鶴屋):特に、“THE LDH”って感じの「The Finest」はどちらのグループでも出していなかったテイストだったので、自分たちにとっても新しかった。LDHのガールズグループとして頑張らなきゃなと改めて思いました。
鶴屋:本当に誰とも被っていないし、「D.N.A.」ではそのテイストをさらにパワーアップできたと思っています。
山口綺羅:今回は2回目ということでメンバー間も、いい意味で最初のころの遠慮がなくなって、コラボのときはこういう感じという“11人の空気感”が確立できました。そのせいかリハーサルも自分たちで進めた部分が多くて、前作を経たからこそ深まった仲の良さが「D.N.A.」には色濃く出ていると思います。
増田來亜(以下増田):パフォーマンスも11人のガールズパワーを伝えられるようなダンスになっています。私たちはLDHの先輩に憧れてexpg時代から頑張ってきましたが、そのとき学んだことを発揮していて、なかでも一番の見せどころは間奏のダンスブレイクのパート。リハーサルではみんなで意見を出しながら、よりいい見せ方や振りを揃える練習をしたのでぜひ注目していただきたいです。
HINATA:私は、この曲は前作で表現した“LDHらしさ”をブラッシュアップした楽曲になっていると思っていて。「ガルサケのときの自分」という意識も強くなったので、それぞれのグループにいるときとは、みんなちょっとずつ違うんじゃないかなと個人的に感じています。
一同:受けました!
鶴屋:前回のコラボが終わってGirls²だけになったとき、Music Video(以下MV)を撮ったらみんなの表情管理がすごく柔らかくなっていまして。いろんなバリエーションができるようになったのを感じました。
鶴屋:そうだと思います。iScreamは表情管理や個性の出し方が全然違う。コラボのMVを観ても勉強になることばかりで私自身、自分のグループに帰ったとき、それをどう自分風に出そうか考えるようになって影響を受けました。
YUNA:あと変わったことと言えば、Girls²のメンバーは今回、人見知りがなくなりました(笑)。
Girls²:あ〜(笑)。
YUNA:元々知っているメンバーはそうでもないけど、第1弾のコラボで初めてちゃんと話した子たちは、メチャクチャ人見知りで“初めまして感”が強かったんです。でも今回はそれが全然なくなって、みんなでワイワイしゃべっています。
鶴屋:そうなれたのはiScreamの3人のおかげ。私たちはみんな人見知りで、最初は「どうすればいいんだろう?」と手探り状態でした。でも、3人がメチャクチャ気を配ってくれたので、親しく話せるようになりました。
小田柚葉(以下小田):たぶんグループの中でいちばん人見知りが激しいのは私で、第1弾のときの最初はiScreamのみんなに敬語を使っていました。だから、絶対とっつきにくい人だと思われているんだろうなと思っていて……。
iScream:「とっつきにくい」って(笑)。
小田:でも、3人がすごく気さくに話しかけてくれたので、今はもう全然大丈夫。YUNAちゃんとは、MBTI(性格診断テスト)の話とかでも、よく盛り上がっているんですよ。
RUI:そうそう、すごく盛り上がってくれて人見知りと言いつつ、たぶん誰よりもiScreamの曲を聴いて、完璧に踊ってくれる。そうやって密かなiScream愛をじわじわ私たちに伝えてくれるんですよ。
HINATA:前作はコラボレーションの雰囲気を出すため、ふたつのグループの違いや個性、強みをひとつの曲にぶつけるようにしていました。でも、今回は〈I scream whoa!〉〈Challenge what makes girls girls〉というグループ名が歌詞に入っていたり、1番と2番で(グループが)別々に歌う構成になっています。なので、あえて合わせにいかず、自分たちらしさやそれぞれのグループらしさを出すことを意識しました。
HINATA:そうですね。一緒にやることでひとつのグループになるというより、ふたつが合わさることで起こる化学反応を皆さんにお届けしたい。それが今作のポイントだと思うのでチームとしてはもちろん個人としての表現も意識しました。
小川桜花(以下小川):レコーディングに関していうと、今回は抑揚をつけたり、最後のアクセントを上げる歌い方をあえて大げさにやるようにしました。そういう歌い方はGirls²の曲でやることはあまりなかったので塩梅がわからず、難しかったんですけど、完成した「D.N.A.」を聴いたら、大げさに歌うことも大切というか。曲にインパクトがあるので、強く歌ったほうが馴染むんだということを実感してすごく勉強になりました。
原田都愛:私はフレーズというより、さっきHINATAちゃんも言っていたグルーブごとに別々で歌うパートが好きです。ここは今までにない感じといいますか。ひとつのグループではできないコラボ感みたいなものが前面に出ていて気に入っています。
菱田未渚美(以下菱田):私は〈もっと上に共に行こうか〉という歌詞が好きです。私たち11人は練習生として一緒にやってきた子たちも何人かいて、別のグループとして活動をしても互いに頑張ってきたという想いがあります。だからこそコラボレーションできたことがうれしかったし、〈共に〉ってフレーズにはそんな自分たちの気持ちが表れている気がしてグッときました。
小川:わかる。エモいよね。
菱田:そう、エモい。すごくエモい歌詞だなって思います。
鶴屋:メチャクチャ緊張していたんですけど、おふたりとも最初から気さくに話しかけてくれて感動しました。みんなで一緒に写真を撮らせてもらうときも「ひとりずつ撮ろう」と言ってくださって、撮影会みたいになっていました。しかも、その写真をSNSに上げたら一人ひとりに温かい言葉をかけてくださって、憧れの先輩と一緒に映れたことも認知されたこともうれしい。すべてが感慨深いなと思いました。
HINATA:私は晴美さんとは今回のMVでほぼ初めて関わらせていただいたんですけど、一緒に撮った写真をSNSに載せたら「HINATAちゃんが“おもろキャラ”ってことを知ったよ」と書いてくれたんです。私自身は“おもろキャラ”のつもりじゃなかったんですけど、晴美さんにはそう見えたんだなって(笑)。
HINATA:撮影のとき、私がいっぱい声を出していたせいかも(笑)。晴美さんが私にツボってくださっていて……(笑)。
一同:(笑)
HINATA:晴美さんにはそこが“おもろキャラ”だったみたいです(笑)。
HINATA:「ありがとうございます」と受け取らせていただきました(笑)。
RUI:おっしゃるとおり「D.N.A.」とは真逆のテイストになっていて、どちらかというと普段、私たちがリリースしている楽曲に似ている部分があると思いました。でも、この曲こそふたつのグループの境界線がないといいますか。全員がごちゃ混ぜの構成になっていて、しかもすごいテンポ感で入れ替わっていきます。なので、11人のパワーがひとつに見えて、よりコラボらしいコラボ曲になっているし、歌詞も自己肯定感を上げてくれるメッセージ性がこもっていて、「D.N.A.」が気合いを入れる曲なら、こっちは明るく元気になれる曲なのかなって思います。
HINATA:この曲はパフォーマンスもすごくかわいいんですよ。正面から見たときの構成がすごくきれいで、これはもう11人でしか表現できないパフォーマンス。手でカメラのシャッターを切る振りや歌詞に沿った細かい振り付けもたくさんあって、リリイベでも「好き」と言ってくださる方が多いです。私たちもそんなファンの方たちと、ところどころ目を合わせながら楽しくやらせてもらっています。
HINATA:そうなんです。これはこれで素敵だなって思いました。
隅谷百花(以下隅谷):しかも今回のリリースイベントは、私たちのパフォーマンスや空気感に慣れてきてくださっている方や喜んでくれる方が多くてすごく楽しい。コラボ楽曲の合間にそれぞれの楽曲を入れて、最後に「D.N.A.」でLDHのガールズパワーを見せるっていうセットリストになっているのですが、毎回そこで会場一体となって盛り上がってくださるので、そのたびに私たちもパワーをもらっています。
隅谷:たくさんいらっしゃいます。それもうれしいですよね。
増田:「第2弾をやってくれてうれしい」という声もたくさんいただいていて、リリースイベントではその声に応えられるようなパフォーマンスを心掛けました。やっぱり、私たちとしては皆さんが喜んでくださること、期待してくれることがいちばんうれしいんですよね。
HINATA:今後はもっと喜んでもらえるよう、ツーマンライヴとかもやってみたいです。今のところ“ガルサケ”としてのイベントだったり、Girls²のライヴにiScreamがゲストとしてお邪魔させてもらったりというのはあるんですけど、ツーマンの形でお互いの曲をやりつつ、“ガルサケ”の曲もやるってライヴができたらおもしろそうだなって。
小川:いいね。対バンみたいな感じでやったら、すごく楽しそう。
HINATA:それもやりたいです。
鶴屋:ゆずとかiScreamの曲をめっちゃ踊れますからね。
小田:はい、完璧です(笑)。ただ、以前「Heart of Gold」をTikTokで踊ったときは、その場で振りを覚えたので完璧じゃなくて。今は完璧に入っているので、もう一回撮りたいです。
HINATA:ぜひ見たい!(笑)
YUNA:まず、この記事を読んでくださった皆さん、ありがとうございます。第1弾に続き今作の「D.N.A.」と「Be Real」には、Girls²、iScreamそれぞれの個性やさまざまな想いを込めて挑んだので、この2曲を通してこれまでのファンの方はもちろん、新たに11人のことを知ってくださった方にも“ガルサケ”の魅力を感じてもらえたらうれしいです。そして、私たちにはもっともっとかなえたい夢があり、それに向かって頑張っていくつもりなので、これからも温かい応援をよろしくお願いします!
鶴屋:「D.N.A.」は“遺伝子”というテーマのもと、メンバー1人ひとりが先輩に憧れ頑張ってきたこと、そこで見てきたものを力にして表現した自分たちの“原点”の曲です。それをコラボ第2弾で作品として表現できたことにひとつの達成感を感じると同時に背負う重さや責任も感じていて。でも、だからこそまだまだ挑戦していきたいと思っています。
鶴屋:はい。その重さに負けないよう頑張りますので、11人のこれからを楽しみにしていてください。
Single
【商品形態】
▼初回生産限定盤[CD+DVD]
品番:AICL-4578~4579
価格:¥2,500(税込)
▼通常盤[CD]
品番:AICL-4580
価格:¥1,400(税込)
【収録内容】
[CD]
01. D.N.A.
02. Be Real
※通常盤には2曲のInstrumentalバージョンも収録いたします。
[DVD]
01. D.N.A. -Music Video-
02. D.N.A. -Music Video Making Movie-
▼「D.N.A.」STREAMING & DOWNLOAD
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▼「D.N.A.」Music Video
10.30 ON SALE
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photography_塩崎亨
text_若松正子
第1弾のコラボシングルリリース後、周りの反応はいかがしたか?
RUI:第1弾はすべてが初めてだったので、まず私たち自身、お互いのファンの方にコラボレーションを楽しんでもらえるのかわからなくて、緊張と不安が入り混じりながらのスタートでした。でも想像以上に皆さんが“ガルサケ、ガルサケ”って盛り上がってくれたことが何よりうれしかったですし、コラボでしか出せない楽曲のテイストや普段とは違う一面を見てもらえたことで、新たな一歩が踏み出せた気がしています。
鶴屋美咲(以下鶴屋):特に、“THE LDH”って感じの「The Finest」はどちらのグループでも出していなかったテイストだったので、自分たちにとっても新しかった。LDHのガールズグループとして頑張らなきゃなと改めて思いました。
11人でのパフォーマンスのレベルの高さ含め、パワフルなカッコ良さを出せるのはLDHのガールズグループならではですよね。
鶴屋:本当に誰とも被っていないし、「D.N.A.」ではそのテイストをさらにパワーアップできたと思っています。
「D.N.A.」はコラボ第2弾にして11人のカラーが明確になったといいますか。Girls²でもiScreamでもない、“Girls²×iScream”という唯一無二のジャンルが確立されましたね。
山口綺羅:今回は2回目ということでメンバー間も、いい意味で最初のころの遠慮がなくなって、コラボのときはこういう感じという“11人の空気感”が確立できました。そのせいかリハーサルも自分たちで進めた部分が多くて、前作を経たからこそ深まった仲の良さが「D.N.A.」には色濃く出ていると思います。
増田來亜(以下増田):パフォーマンスも11人のガールズパワーを伝えられるようなダンスになっています。私たちはLDHの先輩に憧れてexpg時代から頑張ってきましたが、そのとき学んだことを発揮していて、なかでも一番の見せどころは間奏のダンスブレイクのパート。リハーサルではみんなで意見を出しながら、よりいい見せ方や振りを揃える練習をしたのでぜひ注目していただきたいです。
HINATA:私は、この曲は前作で表現した“LDHらしさ”をブラッシュアップした楽曲になっていると思っていて。「ガルサケのときの自分」という意識も強くなったので、それぞれのグループにいるときとは、みんなちょっとずつ違うんじゃないかなと個人的に感じています。
コラボレーションしたことでお互いに影響を受けましたか?
一同:受けました!
鶴屋:前回のコラボが終わってGirls²だけになったとき、Music Video(以下MV)を撮ったらみんなの表情管理がすごく柔らかくなっていまして。いろんなバリエーションができるようになったのを感じました。
それはiScreamの影響ですか?
鶴屋:そうだと思います。iScreamは表情管理や個性の出し方が全然違う。コラボのMVを観ても勉強になることばかりで私自身、自分のグループに帰ったとき、それをどう自分風に出そうか考えるようになって影響を受けました。
YUNA:あと変わったことと言えば、Girls²のメンバーは今回、人見知りがなくなりました(笑)。
Girls²:あ〜(笑)。
YUNA:元々知っているメンバーはそうでもないけど、第1弾のコラボで初めてちゃんと話した子たちは、メチャクチャ人見知りで“初めまして感”が強かったんです。でも今回はそれが全然なくなって、みんなでワイワイしゃべっています。
鶴屋:そうなれたのはiScreamの3人のおかげ。私たちはみんな人見知りで、最初は「どうすればいいんだろう?」と手探り状態でした。でも、3人がメチャクチャ気を配ってくれたので、親しく話せるようになりました。
小田柚葉(以下小田):たぶんグループの中でいちばん人見知りが激しいのは私で、第1弾のときの最初はiScreamのみんなに敬語を使っていました。だから、絶対とっつきにくい人だと思われているんだろうなと思っていて……。
iScream:「とっつきにくい」って(笑)。
小田:でも、3人がすごく気さくに話しかけてくれたので、今はもう全然大丈夫。YUNAちゃんとは、MBTI(性格診断テスト)の話とかでも、よく盛り上がっているんですよ。
小田さんは幕張のリリースイベントの動画でも、iScreamの曲をノリノリで踊ってましたよね?
RUI:そうそう、すごく盛り上がってくれて人見知りと言いつつ、たぶん誰よりもiScreamの曲を聴いて、完璧に踊ってくれる。そうやって密かなiScream愛をじわじわ私たちに伝えてくれるんですよ。
動画のダンスを見ると、じわじわというよりダイレクトに伝えている気が(笑)。「D.N.A.」の話に戻りますが、レコーディングの際に意識したことはありますか?
HINATA:前作はコラボレーションの雰囲気を出すため、ふたつのグループの違いや個性、強みをひとつの曲にぶつけるようにしていました。でも、今回は〈I scream whoa!〉〈Challenge what makes girls girls〉というグループ名が歌詞に入っていたり、1番と2番で(グループが)別々に歌う構成になっています。なので、あえて合わせにいかず、自分たちらしさやそれぞれのグループらしさを出すことを意識しました。
ふたつのグループの“合体感”は前作でしっかり確立されたので、今回は個々の色を出してもバラバラにならない確信があったんですか?
HINATA:そうですね。一緒にやることでひとつのグループになるというより、ふたつが合わさることで起こる化学反応を皆さんにお届けしたい。それが今作のポイントだと思うのでチームとしてはもちろん個人としての表現も意識しました。
小川桜花(以下小川):レコーディングに関していうと、今回は抑揚をつけたり、最後のアクセントを上げる歌い方をあえて大げさにやるようにしました。そういう歌い方はGirls²の曲でやることはあまりなかったので塩梅がわからず、難しかったんですけど、完成した「D.N.A.」を聴いたら、大げさに歌うことも大切というか。曲にインパクトがあるので、強く歌ったほうが馴染むんだということを実感してすごく勉強になりました。
特に好きなフレーズはありますか?
原田都愛:私はフレーズというより、さっきHINATAちゃんも言っていたグルーブごとに別々で歌うパートが好きです。ここは今までにない感じといいますか。ひとつのグループではできないコラボ感みたいなものが前面に出ていて気に入っています。
菱田未渚美(以下菱田):私は〈もっと上に共に行こうか〉という歌詞が好きです。私たち11人は練習生として一緒にやってきた子たちも何人かいて、別のグループとして活動をしても互いに頑張ってきたという想いがあります。だからこそコラボレーションできたことがうれしかったし、〈共に〉ってフレーズにはそんな自分たちの気持ちが表れている気がしてグッときました。
小川:わかる。エモいよね。
菱田:そう、エモい。すごくエモい歌詞だなって思います。
「エモい」といえば「D.N.A.」のMVにスペシャルゲストとして佐藤晴美さんとKAEDEさんが参加しているのもエモかったです。ふたりが映った瞬間、ハッとするような存在感があってさすがだなと思ったのですが、撮影中のエピソードやアドバイスされたことはありますか?
鶴屋:メチャクチャ緊張していたんですけど、おふたりとも最初から気さくに話しかけてくれて感動しました。みんなで一緒に写真を撮らせてもらうときも「ひとりずつ撮ろう」と言ってくださって、撮影会みたいになっていました。しかも、その写真をSNSに上げたら一人ひとりに温かい言葉をかけてくださって、憧れの先輩と一緒に映れたことも認知されたこともうれしい。すべてが感慨深いなと思いました。
HINATA:私は晴美さんとは今回のMVでほぼ初めて関わらせていただいたんですけど、一緒に撮った写真をSNSに載せたら「HINATAちゃんが“おもろキャラ”ってことを知ったよ」と書いてくれたんです。私自身は“おもろキャラ”のつもりじゃなかったんですけど、晴美さんにはそう見えたんだなって(笑)。
佐藤さんは何で“おもろキャラ”と思ったんでしょうか?
HINATA:撮影のとき、私がいっぱい声を出していたせいかも(笑)。晴美さんが私にツボってくださっていて……(笑)。
一同:(笑)
HINATA:晴美さんにはそこが“おもろキャラ”だったみたいです(笑)。
それはそれで“おいしい”ですね(笑)。
HINATA:「ありがとうございます」と受け取らせていただきました(笑)。
では、次にカップリングの「Be Real」について。こちらは「D.N.A」とはガラッと変わってかわいさ全開のキュートな楽曲ですね。
RUI:おっしゃるとおり「D.N.A.」とは真逆のテイストになっていて、どちらかというと普段、私たちがリリースしている楽曲に似ている部分があると思いました。でも、この曲こそふたつのグループの境界線がないといいますか。全員がごちゃ混ぜの構成になっていて、しかもすごいテンポ感で入れ替わっていきます。なので、11人のパワーがひとつに見えて、よりコラボらしいコラボ曲になっているし、歌詞も自己肯定感を上げてくれるメッセージ性がこもっていて、「D.N.A.」が気合いを入れる曲なら、こっちは明るく元気になれる曲なのかなって思います。
HINATA:この曲はパフォーマンスもすごくかわいいんですよ。正面から見たときの構成がすごくきれいで、これはもう11人でしか表現できないパフォーマンス。手でカメラのシャッターを切る振りや歌詞に沿った細かい振り付けもたくさんあって、リリイベでも「好き」と言ってくださる方が多いです。私たちもそんなファンの方たちと、ところどころ目を合わせながら楽しくやらせてもらっています。
こういう女子力高い系の曲は“ガルサケ”では初ですが、こちらもとても素敵ですね。
HINATA:そうなんです。これはこれで素敵だなって思いました。
隅谷百花(以下隅谷):しかも今回のリリースイベントは、私たちのパフォーマンスや空気感に慣れてきてくださっている方や喜んでくれる方が多くてすごく楽しい。コラボ楽曲の合間にそれぞれの楽曲を入れて、最後に「D.N.A.」でLDHのガールズパワーを見せるっていうセットリストになっているのですが、毎回そこで会場一体となって盛り上がってくださるので、そのたびに私たちもパワーをもらっています。
“ガルサケ”のリリイベを通して、Girls²のファンになったiScreamファン、逆にiScreamのファンになったGirls²ファンの人も多そうですね。
隅谷:たくさんいらっしゃいます。それもうれしいですよね。
増田:「第2弾をやってくれてうれしい」という声もたくさんいただいていて、リリースイベントではその声に応えられるようなパフォーマンスを心掛けました。やっぱり、私たちとしては皆さんが喜んでくださること、期待してくれることがいちばんうれしいんですよね。
HINATA:今後はもっと喜んでもらえるよう、ツーマンライヴとかもやってみたいです。今のところ“ガルサケ”としてのイベントだったり、Girls²のライヴにiScreamがゲストとしてお邪魔させてもらったりというのはあるんですけど、ツーマンの形でお互いの曲をやりつつ、“ガルサケ”の曲もやるってライヴができたらおもしろそうだなって。
小川:いいね。対バンみたいな感じでやったら、すごく楽しそう。
第1弾のときのインタビューでは「お互いの曲をスイッチしてみたい」と言ってましたよね。
HINATA:それもやりたいです。
鶴屋:ゆずとかiScreamの曲をめっちゃ踊れますからね。
小田:はい、完璧です(笑)。ただ、以前「Heart of Gold」をTikTokで踊ったときは、その場で振りを覚えたので完璧じゃなくて。今は完璧に入っているので、もう一回撮りたいです。
HINATA:ぜひ見たい!(笑)
まだまだ夢は広がりそうですね。最後に、そんな“ガルサケ”を応援してくださるファンの方へのメッセージをお願いできますか?
YUNA:まず、この記事を読んでくださった皆さん、ありがとうございます。第1弾に続き今作の「D.N.A.」と「Be Real」には、Girls²、iScreamそれぞれの個性やさまざまな想いを込めて挑んだので、この2曲を通してこれまでのファンの方はもちろん、新たに11人のことを知ってくださった方にも“ガルサケ”の魅力を感じてもらえたらうれしいです。そして、私たちにはもっともっとかなえたい夢があり、それに向かって頑張っていくつもりなので、これからも温かい応援をよろしくお願いします!
鶴屋:「D.N.A.」は“遺伝子”というテーマのもと、メンバー1人ひとりが先輩に憧れ頑張ってきたこと、そこで見てきたものを力にして表現した自分たちの“原点”の曲です。それをコラボ第2弾で作品として表現できたことにひとつの達成感を感じると同時に背負う重さや責任も感じていて。でも、だからこそまだまだ挑戦していきたいと思っています。
「責任」を「使命」と考えると、確かに背負うものは重いですね。
鶴屋:はい。その重さに負けないよう頑張りますので、11人のこれからを楽しみにしていてください。
SPECIAL TOPIC
6月23日にダイバーシティ東京プラザで行われたリリースイベントには、佐藤晴美とKAEDEがサプライズ登場し、最終日を迎えた2組をお祝いした。
Single
「D.N.A.」
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▼初回生産限定盤[CD+DVD]
品番:AICL-4578~4579
価格:¥2,500(税込)
▼通常盤[CD]
品番:AICL-4580
価格:¥1,400(税込)
【収録内容】
[CD]
01. D.N.A.
02. Be Real
※通常盤には2曲のInstrumentalバージョンも収録いたします。
[DVD]
01. D.N.A. -Music Video-
02. D.N.A. -Music Video Making Movie-
▼「D.N.A.」STREAMING & DOWNLOAD
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▼「D.N.A.」Music Video
Girls² information
EP『タイトル未定』10.30 ON SALE
iScream information
Single「Sorry Not Sorry」7.19 ON SALE
photography_塩崎亨
text_若松正子