2024.4.27

CHEDDAR
CrazyBoy

  • 三代目 J SOUL BROTHERS FC対象
  • 一部フリー
CrazyBoyが約2年ぶりとなるデジタルシングル「CHEDDAR」をリリース。今作は、パワフルな重低音サウンドにCrazyBoy節のラップが絡み合う、ドラマティックな展開で中毒性のあるヒップポップナンバー。インタビューでは、楽曲制作秘話や全国のクラブを回るリリースイベントについても話を聞いた。

4月27日にデジタルシングル「CHEDDR」がリリースされます。いつごろから制作されていったのでしょうか?


1年半くらい前ですかね。そのときいろんな楽曲をレコーディングしていたんですけど、その中からファンの皆さんに僕のパフォーマンスを楽しんで見てもらえる楽曲は何だろう? と考えたときに、この曲がいちばんしっくりきたんです。でも、今回のリリースにあたり、何度もサビを作り直したりしていたので、完成したのはギリギリ、トラックダウン直前ぐらいでした。

時間を置くことによって、より楽曲を客観視できますよね。もちろんでき上がった瞬間の気持ちのまま、勢いで出すのもいいですが。


本当にそうで。サビは元々メロディアスな感じだったんですよ。でも、何度も聴いていくうちにもっとキャッチーにしたいと思って、自分でいろいろ試してこれはどうか、あれはどうかっていうのをプロデューサーに都度送りながら決めていきました。その結果、最終的に元々あったものからガラッと全部変わりました。

それもまたすごいですね。


この曲はサビがすごく派手なんですけど、入りとか、Aメロは派手派手っていうよりかはあえて抑えめにして、このあとどうなっていくんだろう? と思ってもらえるような構成にしました。

冒頭の〈CHEDDAR CHEESE〉の囁きにしろ、おっしゃるようにここからどうなっていくんだろうという高揚感を煽りますよね。


すごくライヴ映えすると思いますし、全体を通して楽しいダンスヒップホップソングができ上がったと思います。

今作でもCrazyBoyならではの遊び心が炸裂していますが、何より“チェダーチーズを擬人化”という着眼点は、まさにCrazyBoyにしか成し得ないんじゃないかと思いました。そういったインスピレーション、アイデアはどこから生まれたのですか?


僕と一緒にリリックを書いてくださったZEROさんと打ち合わせをしているときに、「チーズを女性に例えたい」って思いついて。そもそもメンバーカラーが黄色なので、そこのリンクもあったりするんですけど。

なるほど。


あと、『トムとジェリー』が昔から好きで、いつもトムとジェリーが追いかけっこしているじゃないですか。その感じが男女の恋愛しているときの駆け引きに似ているなと思って。『トムとジェリー』にはチーズがつきものなので、自分の中にある絵は『トムとジェリー』をイメージしています。

ちなみにトムとジェリーだったらどっち派ですか?


あ~どっちも好きだな~。でも、ジェリーがちっちゃくてかわいい(笑)。

ケンカしながらも、結局はお互いをいちばん思いやっている関係性は見ていてほのぼのしますよね。チーズにもいろんな種類があるなかで、なぜチェダーチーズなのですか?


響きもありますし、パッと浮かんだのが“CHEDDAR”で特に深い意味はないです。元々は“CHEDDAR”をずっと連呼する感じだったんですけど、メロディを変えて、“CHEDDAR”から“CHEDDAR CHEESE”に変えたんです。

そうなんですね。チーズは、チェダーチーズしか食べないとか。


そんなこだわりはないです(笑)。ちょっとオレンジっぽくて、普通のチーズと違うのもいいかなって。ハンバーガーとかによく入っているじゃないですか?

おいしいですよね。濃厚な風味で。


ぜひこれを機会にチェダーチーズを食べていただけたらと思います(笑)。

急に売り上げが上がっちゃうかもしれないですね。


CM待ってます!(笑)

まさに一度聴いたらチェダーチーズが食べたくなってしまうほど、頭から“CHEDDAR CHEESE”が離れなくて。いつもそうですけど、CrazyBoyの楽曲は本当に中毒性がありますよね。


そこはいつものこだわりで、一回聴いて覚えられるメロディにしたくてサビを変えたんですけど、変えて良かったです。

特にお気に入りのフレーズやパートはありますか?


やっぱりサビかな。キャッチーさっていう意味でもすごく気に入っていますね。前半と後半で、拍子の取り方がちょっとだけ変わるんですよ。ずっと同じではなく、2種類のキャッチーさを楽しんでもらいたくて、作りました。

さらにひねりが加えられているわけですね。でき上がった作品を聴いてみていかがでしたか?


チーズと女性って合うんだなと思いました。

チーズは熱を与えると溶けてしまうけど、熱がないと固いままっていうところが女心を表しているといいますか。


逆に自分(男性側)がとろけてしまうというのもありますし。

また(チーズの色味が)黄色ではなく、オレンジに近いところに、より恋愛の熱量が感じられますよね。ほかにこの曲を通して伝えたいことはありますか?


前回TikTokでいろんな方に踊っていただいたんですけど、今回もぜひ皆さんにTikTokや各SNSでチャレンジしていただけたらうれしいです。ダンスはもちろんですが、今回は『トムとジェリー』の追いかけっこを模して、たとえば、自分だったら(山下)健二郎さんにサビの前にいたずらをして、走って逃げるという動画を撮ったらおもしろいんじゃないかなって。

かなりおもしろそうですね。


昔、膝カックンとか、肩をトントンってして、振り向いたらほっぺに指をつんってしてダッシュで逃げるみたいなのあったじゃないですか。ああいうのはダンスじゃないからみんなできるし、友達や学校とかでやってもらえたらうれしいです。ほかにもこの曲から生まれた発想で動画でも楽しいことしたいなと思っています。

発売日である4月27日から、リリースライヴイベントも行われますが、どのようなライヴになりそうですか?


三代目 J SOUL BROTHERSのメンバーがツアーを開催して全国を回っているなかで、僕は何しようかな? と考えていたときに、Zeppツアーや前にやったフェスとか、いろいろ考えたんですけど、僕のパフォーマンスがちゃんと堪能できるリリースイベントにしようと思ったんです。普通のリリースイベントだと、2〜3曲歌って、しゃべって終わりだったりするので。でも、ただそれをするのはおもしろくないなと思いました。だったら、クラブでしっかり僕のショーを見せて、そのうえ近い距離で何かできる、ファンイベントみたいな感覚に近いかな。でも、せっかく近い距離で僕のパフォーマンスを見せるならば、自分のルーツにあるクラブがいいなと思ったんです。

リリースイベントも、CrazyBoyならではのこだわりがあると。


ファンの方と何かスペシャルなことをしたいということで、特典に関してはファンの方がしてほしいことをあらかじめCLでアンケートを取って決めたんですよ。それで今回ハグが加わったんですけど、ハグも10秒はダメ、5秒ならオッケーとか、いろんな意見が飛び交っておもしろかったです。そういう風に今回はファンの皆さんと一緒に作ることも意識しました。でも唯一、クラブは前売り券という文化がないので、基本的には当日券で、ファンクラブだから先行販売するとか今回に限ってはないんです。そこはMATEの方たちには申し訳ないのですが、ぜひたくさんの足を運んでいただけたらうれしいです。

個人活動として今後かなえたい夢を教えてください。


ファンの皆さんが楽しめる楽曲っていうのを常に心掛けながらも、自分らしく表現していきたいです。これからもっとファンの皆さんと楽しめることを発信したり、企画していきたいと思っていますので、今後の動向も楽しみにしていてほしいと思います。


Digital Single
「CHEDDAR」
配信中

▼STREAMING & DOWNLOAD
https://ldh.lnk.to/CHEDDAR

「CHEDDAR」ミュージックカード
NOW ON SALE
https://ldh.lnk.to/MUSIC_CARD


●Type A:¥1,500(税込) XNLD-10213

<収録内容>
1. CHEDDAR
2. CHEDDAR -Instrumental-
3. SPECIAL VOICE MESSAGE -クール CB HOUSE ver.- 収録


●Type B:¥1,500(税込) XNLD-10214

<収録内容>
1. CHEDDAR
2. CHEDDAR -Instrumental-
3. SPECIAL VOICE MESSAGE -とろける CB HOUSE ver.- 収録

EVENT information
4/27(土) ZEROTOKYO(東京)
5/10(金) TOP TREE(沖縄)
5/14(火) THE超PINK(大阪)
5/17(金) UTAGE NAGOYA(愛知)
5/25(土) POWER8(栃木)
6/1(土) Riviera Sapporo(北海道)
6/21(金) NEXS NIIGATA(新潟)
7/14(日) HIKE FUKUOKA(福岡)
7/20(土) 101(宮城)
8/2(金) CÉ LA VI Tokyo(東京)

photography_興梠真穂
hair&make_MAX
text_星野彩乃


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