2024.4.4

EXPG高等学院
令和6年度入学式・令和5年度卒業式開催!

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EXPG高等学院は本格的にダンスを学びながら、高校卒業資格を取得できる新しいスタイルの学校として2020年に開校。東京、名古屋、大阪、福岡の各校で総勢300名を超える生徒が、日々自身の夢をかなえるために学んでいる。
2024年3月29日(金)、東京・立川ステージガーデンにてEXPG高等学院の入学式および卒業式が行われ、この日をもって自身も学長を退任するEXILE TETSUYA(株式会社expg代表取締役社⻑CEO)をはじめ、新学長となるGENERATIONSの中務裕太らが登壇。令和6年度入学式には、EXILE MAKIDAI、岩谷翔吾・浦川翔平(ともにTHE RAMPAGE)が登場し、在校生とともにパフォーマンスを披露すると、令和5年度卒業式にはEXILE TAKAHIROが駆けつけ、卒業生の門出を祝った。

【令和6年度入学式】

今回で5度目となる入学式は、開校から5年連続で司会進行を務めるLDH JAPAN唯一のMC、MC USKによる呼びかけで各校の新入生が入場し、開式。佐藤妃希・森朱里・山口莉愛(いずれもLucky²)、難波碧空(LIL LEAGUE)ら総勢109名の新入生が新しい制服に身を包み、少し緊張した面持ちで入場すると、在校生ほか保護者、関係者らが温かな拍手で迎え入れた。

続いて、EXILE MAKIDAI(PKCZ®︎)がオープニングアクトとして登場。「皆さん、今日は最高の入学式にしましょう! Are you ready?」と呼びかけDJ プレイをスタートさせると、コール&レスポンスで会場の熱気もどんどんと高まっていく。終盤には「皆さんの新たな門出を祝うために、今日のためのセットを組んできました! 海外で活躍するJr.世代のこの曲で一緒に楽しんでいきましょう」と、PSYCHIC FEVERの「Just Like Dat feat. JP THE WAVY」をプレイ。話題の楽曲に、新入生も在校生も一緒になってサビを踊り、入学式はさながらライヴ会場のような盛り上がりを見せた。最後は各校の在校生によるパフォーマンス。新入生を歓迎するパフォーマンスには、THE RAMPAGEの岩谷翔吾と浦川翔平も登場し、「Choo Choo TRAIN」や「銀河鉄道999」などEXILEの名曲で圧巻のパフォーマンスを見せ、新入生たちを魅了した。


パフォーマンスに続いて登壇したEXILE TETSUYAは、「ようこそ、EXPG高等学院へ! この学校は、HAPPYでエンタテインメントにあふれる楽しい学校です。皆さんが大好きなダンスをど真ん中に置いて、今からの3年間、皆さんにしかできない青春を存分に、全力で謳歌していただきたいと思っています。皆さん、引き続き一緒に夢に向かって頑張っていきましょう」と、これから始まる高校生活に期待を膨らませる新入生に向けて学長として歓迎のメッセージを送ると、次に4月から新学長となる中務裕太を呼び込んだ。

ハイタッチとともにTETSUYAからマイクを引き継いだ中務は「めっちゃ緊張しています。日本一踊れる学長の中務裕太です(笑)」と自己紹介。会場を和ませたかと思うと「皆さん、夢はありますか? 僕は、あってもなくてもいいと思っています。大事なのは自分がどうありたいか、どういたいか。その想いをぶつけてもらって、僕たちは皆さんが成長できる場所を準備していきます」と、新学長としての熱い想いを語る。「今の時代はSNSが発達して、指先だけでできるコミュニケーションがたくさんあります。コロナ禍ではそのコミュニケーションも大事だったけれど、対面で会えるようになった今は、周りの仲間の目を見て、心を通じ合わせて、一人ひとりが思いやりを持てるような人になってほしいと思います。そして、次の時代を作っていくのは皆さんです。そのためにやることは、シンプルにひとつ、“かます”だけ。エンタテインメントの学校なので皆さんが思う“かまし方”で、若いからこそ失敗してもいいし、壁にぶつかってもいいし、何でもいいので、しっかり“かまして”次の時代を作っていきましょう。最後に、僕が学校に行った際には気軽に話しかけてください。僕も学長として、新しい学校の風を吹かせたいと思っています。それぞれがどう生きたいかを胸に持って一緒に頑張っていきましょう」と続けた。


新旧学長の祝辞に続いて、株式会社Dリーグ代表取締役COOの神田勘太朗が祝辞を述べ、さらにLDH所属アーティストからの祝辞ビデオメッセージが紹介された。 まずFANTASTICSからは、瀬口黎弥の入学式での思い出エピソードやEXPG高等学院の生徒とTikTok撮影をしたときの印象が語られ、「ダンスに勉強に、頑張ってください!」とのメッセージが届けられた。続いてTHE RAMPAGE。武知海青が「まずは出席番号が前後の人と仲良くなることをお勧めします」と話し出すと、出席番号あるあるで盛り上がる16人。最後は「EXPG高等学院はメチャクチャ夢のあるところ。THE RAMPAGEも一緒に盛り上げていきたいと思いますので、よろしくお願いします!」と締めくくった。 ビデオメッセージの最後に登場したEXILE HIROは「高校生活を無事に迎えられたのは、これまでの皆さんの努力があったから。これからの3年間は、先生や友達と一緒に今しかない時間を大切にして、ダンスをたくさん学んで、エンタテインメントをたくさん感じながら、青春を楽しんでもらいたいと思います」と、新入生のこれまでの努力を労い、これからの高校生活に向けてメッセージを寄せた。

その後の在校生代表挨拶では大阪校の福田シェリアール晶が新入生を温かく歓迎し、新入生代表挨拶では東京校新入生の森朱里(Lucky²)が凛とした雰囲気そのままに、新たな生活への期待を言葉にした。

入学式の最後には、式に華を添えたLDH所属アーティストが再度登壇。TETSUYAは「EXPG高等学院の入学式はWELCOME PARTYのつもりで作っています。来年は皆さんが迎える側になるので、たくさん学んで1年を過ごしてください。僕もほかの(LDH)メンバーも特別講義に行きたいと思っていますので、楽しみにしていてください」と述べ、MAKIDAIは「自分もEXILEのメンバーと出会えたのはダンスがあったから。皆さんもダンスを通してたくさんの思い出を作っていってください。これから過ごす日々が、皆さんの新しい未来になっていくので、仲間を大切に、HAPPYをひとつでも多く作って過ごしていただけたら」と自身の経験を踏まえたメッセージを送った。
浦川翔平は「こんなに楽しい入学式はほかにない。皆さん楽しかったですか?」と生徒たちに問う。コール&レスポンスを楽しんだあとは「本当にフレッシュな“アオハル感”を感じた。学校生活の中でいろいろとできることはあるだろうけれど、その中でも挑戦することが大切。挑戦したら挫折することもある。その挫折が将来の自分を強くする」と真剣に語った。岩谷翔吾は自身が所属するTHE RAMPAGEの“謙虚にぶちかます”という信念について語り、「私生活(学校や日常)では感謝の気持ちや謙虚な姿勢を忘れず、ダンスの授業やステージに立つときは“ぶちかまして”ほしい。それが夢を手繰り寄せるひとつの原動力になると思う。ぶれない信念を高校生活で学んで、皆さんの人生をより彩る3年間にしてほしい」と伝えた。
また、4月より新学長に就任する中務は「“今日”が人生でいちばん若い日。その日にできることを一生懸命やることが大事になる。一日一日を一生懸命大切に生きてください」と改めて新入生への想いを届け、最後は「新学長として可能な限り全員と面談をしたい。愛を持って素敵な学校を作るので、保護者の皆さんサポートお願いします」と自身の抱負を掲げて入学式を締めくくった。

【令和5年度卒業式】

入学式に続いて行われた令和5年度卒業式には、今回卒業を迎えた2期生として、LIL LEAGUEの山田晃大とTHE JET BOY BANGERZの中村碧の姿も。一人ひとり名前を呼ばれ、ステージ中央で返事をして入場していく卒業生たち。正面を見据えて「はい」と返事をする表情は、これまでの高校生活のすべてを物語るかのように晴れやかだった。

「本日はご卒業おめでとうございます!」と、改めて祝福の言葉とともに登壇したTETSUYAは、客席の照明が明るくなり卒業生の顔が見えるようになると「最高ですね。3年生の皆さんの顔を見ると、僕も胸が熱く、うれしい気持ちになります。よくぞこの日を迎えてくれました。楽しかったことも辛かったことも、難しかったこと、悔しかったこと、涙したこと、幸せだったこと……、そのすべてが皆さんにとっての青春です。まずは3年間やり切った自分自身をいっぱい褒めてあげてください」と語り、「2期生の皆さんは、コロナ禍で入学式がオンラインだったりといろいろなことがありましたね。でも、段々と修学旅行などの高校生らしいイベントができるようになり、たくさんのステージに立てるようになりました」と、2期生の学校生活を思い起こす。
また、卒業式前日に行われた卒業公演のテーマ“ギフト”に触れ、「僕にとっての“ギフト”は何だろうと考えながら見ていました。今、ここに立つまでずっと考えていたんですが、それは学長になってみんなと出会えたこと。歳を重ね、経験を積んで、いろいろなことを感じる中で、“人に必要とされること”がギフトだなと感じることが多くあります。ステージの上でパフォーマンスできることも、学長になって皆さんとこうして時間を共有できていることも、いろんな方に必要とされたからなのかなと思っています。今まで、EXILEになってからたくさんの夢をかなえてきました。それもすべて、さまざまな方に必要としていただいたからなのかなと思います。皆さんはこれから社会に出ます。ぜひ、必要とされる人でいてください。そして、必要だと思える人を見つけて仲間にしてください。きっとそれが夢への近道だと僕は信じています。どうか皆さん、それぞれの道に進んでも、どんなときでもチャレンジする気持ちだけは忘れないでください」と、最後の特別講義を行った。

そしてこの日、2期生の卒業とともにEXPG高等学院の学長を退くTETSUYAから各校代表生徒へ修了証書が授与され、2期生106名(東京校45名、名古屋校13名、大阪校34名、福岡校14名)の卒業が認められた。

修了証書授与が終わると、「2期生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。皆さんはコロナ禍が始まったときに高校生になったと思いますが、この3年間、EXPG高等学院で経験したことは今後の人生で活かしていけるでしょう。引き続き、ここで学んだことに自信を持って、夢に向かって突き進んでください。僕は“人生には無駄なことはひとつもない”と思っています。嫌なことや悲しいこともあったかもしれませんが、時間が経てば、楽しいことやワクワクしたことに匹敵するくらいの学びに変わってくると思うので、EXPG高等学院での経験を大切に、明るい未来を創造していただきたいと思います。皆さんの新たな人生が幸せになることを願っています」と、EXILE HIROからの祝辞メッセージ映像が届いた。その後、東京校の友田綺羅が在校生を代表して送辞を読むと、それに答える形で卒業生代表・福岡校の井上鈴凰が3年間の思い出を振り返る映像とともに答辞を読み上げた。

卒業式の最後には、EXILE TAKAHIROがゲストとして登場。卒業生・在校生のみならず、保護者からも歓喜の拍手が沸き起こった。拍手に迎えられたTAKAHIROは、卒業ソングの定番となっているEXILEの「道」を歌唱。「本日は、皆さんおめでとうございます! 卒業生の皆さん、これから社会に出て大変なこともたくさんあると思いますが、この学校で学んだこと、吸収したこと、感じたこと、夢を追いかけたこと、そして青春を誇りに思いながら、それを初心として日々を過ごしていただきたいと思います。夢を追いかけた日々を忘れず、保護者の皆さんや先生方への感謝の気持ちを持って過ごしてください。これからも一緒に夢を見ていきましょう。頑張ってください!」と卒業生へエールを送った。

さながらライヴを見ているかのような、ほかに類を見ないエンタテインメント感満載の入学式と卒業式は、EXPG高等学院ならでは。新入生109名、卒業生106名の新たなスタートに期待が高まる。

【SCHOOL information】

EXPG 高等学院は、通信制の「学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校」との提携により、本格的にダンスを学びながら高校卒業資格を取得できる新しいスタイルの学校です。数々のアーティストを輩出してきたEXPG STUDIOが新たな価値を発信できる次世代のアーティスト、ダンサー、華やかなステージを演出する演出家やコレオグラファー、インストラクターなど「ダンスを仕事にしたい」生徒たちを応援するために開校しました。また、ダンス未経験の生徒でも、3年間の学生生活の中でダンスというフィルターを通して「夢を見つける場所」として、ほかにはないカリキュラムを提供し、生徒たちの可能性を広げています。

■入学資格:中学卒業・中学卒業見込み者 / ダンスを仕事にする熱い夢を持っている方
■ホームページ:https://www.expg-hs.com/