2024.4.4

HONEST HOUSE
NAOTO

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NAOTO初のソロツアー『NAOTO PRESENTS HONEST HOUSE 2024』が4月7日からスタートする。このツアーは3月20日にデジタルリリースしたHONEST BOYZ®のファースト・アルバム『HBZ』を引っ提げ、4月の横浜公演から7月の大阪追加公演まで10公演を予定している。ここでは、NAOTOにツアーへの意気込みやアルバムの魅力について語ってもらった。

HONEST BOYZ®のアルバム『HBZ』が遂に発売されました。これまでの懐かしい曲も収録された、軌跡をたどるような作品になりましたね。


HONEST BOYZ®が2016年からリリースしてきた曲を、一枚のアルバムにしたいという話は、メンバー同士でずっとしていたんです。でも、そのあとコロナ禍になってしまったこともあり、タイミングを掴みあぐねていたんですよね。そんななか、4月7日からツアー『NAOTO PRESENTS HONEST HOUSE 2024』が始まることもあり、アルバムを出すのは今がいちばんベストなのではということで、アルバムの制作に入りました。

改めて収録された楽曲を聴いてみていかがでしたか?


最初にリリースした「PART TIME HERO」が、ドラマ『ナイトヒーローNAOTO』のオープニングテーマになっていたり、「要!」が映画『HiGH&LOW THE MOVIE 2/END OF SKY』の挿入歌になっていたこともあり、曲を聴くと、レコーディングだけではなく、撮影を思い出すことが多かったです。それと同時に、HONEST BOYZ®は、流行り廃りを感じさせるスタイルではなく、そのときに好きなものを形にしていたということを実感したんです。

今作に収録される新曲「TOY BOY feat. DEAN FUJIOKA」も、まさに今“好きな音楽”を表現した曲になったのでしょうか?


そうですね。HONEST BOYZ®は、これまで楽曲や歌詞の世界観を変えることなくやってきているからこそ、そこにDEANさんという、別ジャンルで活躍されているスターを迎えたら一体どうなるのかということにワクワクしたんです。実際にDEANさんは僕たちの価値観にかなり寄り添ってくださったので、本当に寛大な方だなと感じました。この曲の強い女性に弄ばれる男性というテーマと、DEANさんのあふれ出るセクシーさが混ざった、すごくおもしろい曲になりました。

DEANさんとはどんなきっかけでコラボレーションが実現したのでしょうか?


HONEST BOYZ®は、メンバーと親交のある方とコラボをすることが多いので、今回もメンバーとのつながりで実現することができました。その関係値があるからこそ、よりいいものができ上がった気がします。実は、今回お互いのスケジュールの関係で、DEANさんとはあまりお会いすることなく、別々にレコーディングを行いました。それにもかかわらず本当にすごく好きな曲ができ上がったので、きっとお互いのフィーリングが合っていたんだなと思っていて。そのあと、DEANさんご自身のMusic Video撮影で、少しだけ踊られているのを見て、「この方は踊れる人だ!」と確信し、ダメもとで「DEANさん、一緒にダンスでコラボレーションはありえますか?」と相談したら、「いいよ!」とふたつ返事で答えてくれたんです。

カッコいいですね!


すごくカッコいいですよね。しかも急遽お願いしたにもかかわらず、撮影時には完璧にダンスを踊られていて、感動しました。普通なら、あまりにも直前のオファーは断ると思うんですよ。それなのに完璧に仕上げてきてくれるところに、ものすごく強い芯を感じました。僕もいつか逆にお願いをされたときに、「いいですよ」と答えられるようになりたいです。

完成したMusic Videoは、アニメーションと融合した特徴的なものになりましたね。


この曲は“TOYBOY”という、操り人形のように女性に振り回される男性の歌なのですが、僕とDEANさんだけが実写で出演し、ほかのメンバーはアニメーションで登場しています。そんな遊び心あふれた映像を楽しんでもらえたらうれしいです。

そして、ついにソロツアーが始まります。どんなものになりそうですか?


HONEST BOYZ®をやり始めてから、「いつかライヴがしたいね」と話していたのですが、個々の活動もあるので、ひとりでやってみようということでスタートしました。漠然とやりたいことはあったので、それを今、形にしている段階です。普段、三代目 J SOUL BROTHERSではこういう演出はできないよなということを、ソロでやれたらいいなと思っています。さらに、今回は自分のパフォーマーとしての側面をしっかりと反映させたものにしたいと思っていて。しっかりとパフォーマンスで見せきってツアーを完走することが、このツアーの大きな意味になると感じています。

経験を重ねることで感じているパフォーマーであることのおもしろさ、大変さはどんなことでしょうか?


20年以上ダンスをやっていますが、今は改めてダンスの可能性が広がっている時代だと思います。僕がダンスを始めたころの時代では考えられないようなムーブメントがダンスを中心に起こせると思うからこそ、挑戦する価値があるように感じています。

今、パフォーマンスをしている若い世代から、目標とする人の名前でNAOTOさんが挙がることが多いですが、そこにどんなことを感じますか?


そんな大層なことは言えないですし、僕はベテランになったつもりも、大御所になっているつもりもないんです。言ってしまえば、その自覚もなくて(笑)。今回のツアーも、小さな会場からスタートするので、初心に帰る気持ちのほうが大きいんですよね。なので、名前を出してくれるのはすごくうれしいのですが、目線的にはみんなと変わらないように感じています。ただ、パフォーマーでもこういったソロツアーができるということを見せることが、パフォーマーの皆さんの今後に希望を与えられるものになるのなら、それ以上にうれしいことはないですね。

最後に、このツアーに参加する方が準備しておくとより楽しめることを教えてください。


このアルバムの楽曲を聴いてきてもらえるとうれしいです。できることなら歌詞を覚えて、一緒に歌えるくらいになってくれたら、より一体感のあるライヴになると思うんですよね。このツアーは、今までにないくらい小さな会場も回るので、今まで以上に近く感じてもらえるはずです。ぜひ楽しみにしていてください!


▼「TOY BOY feat. DEAN FUJIOKA」Music Video



Digital Album
『HBZ』
配信中

▼STREAMING & DOWNLOAD
https://ldh.lnk.to/HBZ

LIVE information
『NAOTO PRESENTS HONEST HOUSE 2024』
4/7(日) 横浜BAY HALL(神奈川)
4/13(土) PENNY LANE 24(北海道)
4/21(日) CRAZYMAMA KINGDOM(岡山)
5/8(水) Zepp Osaka Bayside(大阪)
5/16(木) Zepp Nagoya(愛知)
5/28(火) Zepp Fukuoka(福岡)
6/1(土) 東京ガーデンシアター(東京)
7/11(木) 名古屋国際会議場センチュリーホール(愛知)<追加公演>
7/12(金) 大宮ソニックシティ 大ホール(埼玉)<追加公演>
7/25(木) グランキューブ大阪[大阪府立国際会議場](大阪)<追加公演>
チケット料金_【ホール (東京)】全席指定 ¥10,450 (チケット代 ¥9,500+税)
【Zepp (大阪・愛知・福岡)】全自由 ¥9,350 (チケット代 ¥8,500+税)
※整理番号付き・入場時ドリンク代別途 ¥600
【ライブハウス (神奈川・北海道・岡山)】全自由 ¥8,250 (チケット代 ¥7,500+税)
※整理番号付き・入場時ドリンク代別途 ¥600
<追加公演>
【ホール (愛知・埼玉・大阪)】全席指定 ¥10,450 (チケット代 ¥9,500+税)
https://www.ldh-liveschedule.jp/sys/tour/25985/

photography_松原裕之
text_吉田可奈