2024.3.21

Onestà
NAOTO

  • 三代目 J SOUL BROTHERS FC対象
  • 一部フリー
3月21日にNAOTOの1st写真集『Onestà』が発売となった。いつか訪れたいと願っていたイタリア・シチリア島にて撮影を行い、普段は見せない素顔の魅力に加え、極限まで鍛え上げた圧巻の肉体美を惜しげもなく披露している。エッセイページでは、ひたすら駆け抜けてきた人生を振り返りながら、パフォーマーとして、三代目 J SOUL BROTHERSのメンバーへの想い、ファンへの感謝が綴られている。今回は、この一冊に込めた想いや撮影時のエピソードなどの話を聞いた。

初となる写真集『Onestà』を制作することになった経緯を教えてください。


昨年はファンの皆さんと直接お会いする機会が多かったのですが、そこで「写真集を出してください」という声をたくさんいただきました。でも、本気で「またまた~」って思っていたんです(笑)。でも、そこまで言ってくださるなら、作ってみようかということになりました。

ファンの皆さんの願いが届いたんですね。


皆さんに背中を押してもらいました。皆さんの声がなかったら絶対に作ってはいなかったので、ありがたい気持ちでいっぱいです。

撮影はシチリア島で行われましたが、なぜこの場所を選んだのでしょうか?


まず、写真集を撮影するとなったときに、すぐにシチリアが浮かびました。以前から、映画『グラン・ブルー』や『ゴットファーザー』、『シチリア!シチリア!』『ニュー・シネマ・パラダイス』など、シチリアを舞台にした映画が大好きで観ていたので、いつか行ってみたかったんです。

その夢をかなえてみて、いかがでしたか?


メチャクチャ良かったです! 昔ながらの街並みは、こんなにも美しい街があるのかと感動しましたし、海もキレイで、ダイナミックな岩肌も共存していて、どこを見ても画になるんです。ここで撮影ができるなら、絶対にいいものになるなと確信しました。

その街並みのなかで、どんなNAOTOさんが見られそうですか?


今回は、コンセプトなどは決めずに自然体で挑みました。なので、準備していったのは身体づくりくらいでしたね。普段はあまり見せることのない筋肉なども期待していただいているのかなと勝手に想像し、勝手に応えました(笑)。皆さんの期待に沿えていたのならうれしいです。

撮影中のエピソードを教えてください。


身体づくりをしていったので、食事も節制していたんです。ただ、その筋肉を見せる撮影が終わったあとは、大好きなご飯をたくさん食べました。シチリアは海に囲まれているので魚介が本当においしいんです! 日本で食べるライスコロッケのような“アランチーニ”が本当においしくて、幸せでした。

さらに、この写真集にはエッセイページもありますが、どのようなことが書かれているのでしょうか?


初めての写真集になるので、生い立ちから今にいたるまでの軌跡を改めて書かせていただきました。ただ、全部を書いていたらものすごいページ数になってしまうので、幼少期のこと、ダンスとの出会いやグループのこと、メンバーのことなどそれぞれのシーンごとに書きました。

改めて振り返ってみていかがでしたか?


とてもいい機会でした。そこで気付いたのが、これまでの人生の分かれ道を、自分ではなく、流れに任せたり、人に背中を押されたことで進むことが多かったということなんです。なので、意外にも運命の勢いに身をゆだねた結果、ここにいるんですよね。そう思った瞬間、決して自分がひとつひとつの判断をしてきたのではなく、大事なことは意外と周りの人が決めることも多いということに気付きました。

確かに、この写真集もファンの皆さんに背中を押されて制作されていますよね。となると、これまでも周りの人たちの期待に応えたいという気持ちがNAOTOさんを動かしているのかもしれないですね。


確かに、期待に応えたいという気持ちは常にどこかにあったかもしれないです。僕自身、環境の変化を楽しめるタイプですから。なので、10年後はどんな自分になっているか、まったく想像ができないんです(笑)。でも、だからこそ楽しいんですよね。それに、その経験があるからこそ、どんなことに対してもくよくよ悩む必要がないと気付きました。AかBかでものすごく迷って自分で決定してAを選んだとしても、周りから勧められてBを選択したとしても、どちらでも気持ち次第で上手くいくことは多いんだと身をもってわかりました。なので、どちらかを選んだり、選ばれたりしたら、それを楽しみながら進むことが何よりも大事だと思うようになりました。これからも流れに身を任せつつも、どんなこともポジティブに捉えていきたいですね。

素敵なメッセージをありがとうございます。最後に、この写真集のタイトルに込められた想いを教えてください。


ファンの方にも馴染み深い、HONESTをイタリア語に変換し、『Onestà』となりました。今回はイタリアのシチリアで撮影したのでこのタイトルになりましたが、また違う国で撮影したらその国の言葉になるかもしれないですね(笑)。

第二弾の写真集を作るとしたら、どこの国に行きたいですか?


もし行けるのなら、南米がいいですね。きっとまたシチリアや日本とはまったく違う写真が撮影できると思います。言うだけはタダなので、ここで言っておきますね(笑)。

BOOK information
『Onestà』
NOW ON SALE


【仕様】
A4判/ソフトカバー/160頁予定(オールカラー)
【定価】
3,400円+税

text_吉田可奈


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