小澤雄太が主演・企画・プロデュースを務める舞台『丸裸刑事 PURPLE EDITION』が、7月11日から恵比寿・エコー劇場にて開幕! 第3弾となる今作は、“パープル”をキーワードに、これまで以上に濃密で妖しく、そして挑戦的な世界観へと踏み込む。主演・小澤雄太が自らプロデュースするからこそ実現した、役者の魂が真正面からぶつかり合うステージ。今作でハレルヤ役の青柳尊哉さんとジョー役の小澤に、作品への想いや見どころ、さらにお互いの印象の変化などについても語ってもらった。
青柳尊哉(以下青柳):3ヵ月くらい前からですね。
小澤雄太(以下小澤):あの、彼の言うことは真に受けないでください(笑)。まじめに話を聞くととんでもない記事になるので……。
青柳:よくわかってる!(笑)
小澤:“よくわかってる!”じゃないから(笑)。まぁ、関係的には10年くらいですね。
青柳:10年の間に会った日にちを足すと3ヵ月くらいになるってことですよ。
小澤:それが最初からこの感じなのでまったく変わっていないんです。
青柳:僕はこの人だけは振り回していいと思っていますからね(笑)。
小澤:最初に共演した『ウルトラマンジード』(2017年)の役での関係性が振り回されるものだったのですが、そのときのことをずっと引っ張っているんですよ。そう言えば、出会った日にオリオンビールを奢らされたんです。
青柳:いやいや、「一回噛んだら奢ってね」って話だったんだよね。そしたらいっぱい噛んだんです(笑)。
小澤:うん(笑)。
小澤:本人がこういったキャラクターなので、リアルな芝居をいくら追求しても同じ人が出てこないのがすごいんですよ。根本が普通の人とは違うので、毎回違うお芝居を見せてくれるんです。なので、普通に演じても普通にならない、唯一無二の存在感が彼の魅力なんですよね。決して予定調和なものは生まれないですし、舞台で何公演も一緒にやるのは初めてなのでおもしろいなと思い、キャスティングさせていただきました。
青柳:前回ゲストで出演させていただいたときに舞台の概要は理解していて。さらに、小澤雄太という俳優はアイデアマンだし、チャレンジャーだし、人を巻き込む力がすごく強いので、ものすごく尊敬しているんです。カッコいいこともできるなかで、コメディに振ったり、身体を張っていく泥臭さは小澤雄太らしさだなって思っていて。なので、「ゲストで出てくれ」と言われたときは、“どれだけ迷惑をかけてやろうか!”と喜んで受けてやりました(笑)。
小澤:千秋楽はこの人のおかげで10分も伸びましたからね(笑)。
青柳:今回、台本をいただいたら、メチャクチャちゃんとしていて、どうやって迷惑をかけようかすごく困っています(笑)。
小澤:隙のない台本を渡しました(笑)。でも、ほぼ当て書きのようなところはあるのですが、そのなかでどれだけいじれるかというところもあるので、その駆け引きが楽しめるんじゃないかなと思います。ただ、演出家もちゃんといるので、おもしろくなると思いますよ。
青柳:これも小澤さんの人柄です。彼は人のために汗をかけるまじめな男なんです。ただ、まじめだと思われることを恥ずかしがる男なんですよね。
小澤:そうなんだよね~。
青柳:それに、僕のことをよく“普通じゃない”と言うんですけど、自分の普通じゃなさに気付いていないんですよ。さらに僕はなるべくひとりでいたいのですが、彼はなるべく人を巻き込もうとするんです。自分のことよりも、相手のことを先に考えるんですよね。
小澤:40歳になって、自分を振り返ってみたら、自分に対しては何も浮かばなかったんですよ。それによって人のために一生懸命やってきたんだなってわかったので、そろそろ自分も地に足をつけていかないと俳優が続けられないかもなと思っていて。
青柳:そうなんですよ。今、弱っている部分が素直に出ましたが、小澤雄太のおもしろいところはLINEと直接会ったときのギャップですね。LINEはめちゃめちゃ優しい男なんですよ。でも、直接会うとちょっといいことを言いたい薄い男に変わるんです!
小澤:ちょっといいことを言う悪いクセは確かにあります(笑)。
青柳:でも、LINEでは困っていることもちゃんと伝えられるんです。だから助けてくれる人が多いんですよ。
小澤:そこに異論はありません(笑)。
小澤:本当に、どうなるんですかね?(笑)
青柳:客席のみんなでちょっと緊張してほしいですね(笑)。“あれ、どうなるの?”“トラブル?”って思うような……。
小澤:確かにトラブルが起こる予感しかしてないですね(笑)。僕たちふたりのほかに水原ゆきさんというまじめな子にも出演してもらうんです。でも、ちょっとコミカルなところがあるのでそこがお芝居に出たら楽しいなと思っていて。さらに、僕のゴルフ友達であるイ・シガンも出てくれるんです。彼は前回観に来てくれて、「おもしろいのやってるね」と言ってくれたので、「今回出る?」と聞いたら「え! 行くよ」とふたつ返事で答えてくれて。「僕に会いたいでしょ? 行くよ!」って(笑)。
小澤:このリアルなふたりの会話がお芝居に出たらおもしろいなと思っていて。ベースは心配していないので、あとはどこまで崩すかですね。
青柳:今回のタイトルには“PERPLE EDITION”というサブタイトルがついているのですが、紫って人の目に見えないらしいんですよ。
青柳:意味わからないですよね(笑)。雄太いわく、人間の錯覚によって見えている色であって、紫は存在しないんです。僕が青で雄太が赤だとしたら混ざり合ったら紫になるんです。
小澤:簡単に言うと、そういったところを突っ込んで作っているので、かなりお客さんに委ねるところが増えてくると思います。“目に見えるものだけがすべてではない”というメッセージが伝わったらうれしいですね。
青柳:今の話を聞いてやめたくなりました。僕はただ暴れようと思っていただけなのに!(笑)
小澤:(笑) これは演劇のテーマだと思っていて。書いている人たちが見た現実と、お客さんの感性での解釈の仕方ってまったく違うじゃないですか。それを楽しむのが演劇なんです。それを確認しに来てほしいですね。それに色を合成して認識できる限界があるらしいんですよ。それを越えていくというのが今回のテーマなんです。
青柳:そうなの⁉ 僕がこのテーマを理解すること自体がすでに大変なんだけど!(笑)
青柳:はじめまして、青柳翔の弟の尊哉です。
小澤:間違ったことは言わないで!(笑)
青柳:というのは冗談で……(笑)。雄太との付き合いも10年近くなって、俳優としての出会いから、親友として育ててきたものが作品につながり、すごくうれしく思っています。小澤雄太という男が命がけで準備しているものを皆さんに体験してもらい、楽しんでもらって、行って良かったと思うものを僕ら自身も作るので劇場に遊びに来てもらえたらうれしいです。
小澤:いつも僕の舞台に来てくれるファンクラブの皆さんは、いろんな情報を集めてきてくれると思うんです。さらに、僕が芝居を続けている意味や、なぜ第3弾に八木将康が出ていないのかということも観に来たらわかるように、僕の人生も混ぜ込んで作っているので、今信頼しているスタッフやキャストたちと、どこに向かって走っているのかをその目で確かめてもらえたらうれしいです。決して応援するというだけでなく、一緒に作品を作るつもりでいらっしゃっていただければと思いますので、劇場でお待ちしています!
STAGE information
舞台『丸裸刑事 PURPLE EDITION』
日程/7月11日(土)〜19日(日)
会場/恵比寿・エコー劇場
料金/Sシート(グッズ付き)¥13,000、一般席¥7,000(全席指定)
出演/小澤雄太、青柳尊哉、水原ゆき、イ・シガン
日替わりゲスト/尾上松也、なだぎ武、松田悟志、堀江聖夏、谷沢龍馬(ごっこ倶楽部)、早坂架威(ごっこ倶楽部)、岩佐祐樹、大川泰雅、高橋健介、平松可奈子 ※出演日順
脚本/中路貴之
演出/石橋寛仁
舞台監督/新井和幸
制作/DisGOONie
企画・プロデュース/小澤雄太
主催・製作/LDH JAPAN、2nd Place
http://r.tribe-m.jp/ozadesu_official/
[チケット一般発売]
ticketbook一般発売(先着)
https://e-ticketbook.com/marudeka/2604-tb/
ローソンチケット一般発売(先着)
https://l-tike.com/play/mevent/?mid=784788
photography_興梠真穂
styling_尾後啓太
hair&make_角果歩
text_吉田可奈
今回で3回目を迎える『丸裸刑事』が今年も上演されます。今回はバディに青柳尊哉さんを迎えましたが、おふたりはいつごろから親睦を深めていたのでしょうか?
青柳尊哉(以下青柳):3ヵ月くらい前からですね。
え……⁉
小澤雄太(以下小澤):あの、彼の言うことは真に受けないでください(笑)。まじめに話を聞くととんでもない記事になるので……。
青柳:よくわかってる!(笑)
小澤:“よくわかってる!”じゃないから(笑)。まぁ、関係的には10年くらいですね。
青柳:10年の間に会った日にちを足すと3ヵ月くらいになるってことですよ。
なるほど(笑)。ちなみにおふたりは最初の印象からどう変化しましたか?
小澤:それが最初からこの感じなのでまったく変わっていないんです。
青柳:僕はこの人だけは振り回していいと思っていますからね(笑)。
小澤:最初に共演した『ウルトラマンジード』(2017年)の役での関係性が振り回されるものだったのですが、そのときのことをずっと引っ張っているんですよ。そう言えば、出会った日にオリオンビールを奢らされたんです。
青柳:いやいや、「一回噛んだら奢ってね」って話だったんだよね。そしたらいっぱい噛んだんです(笑)。
小澤:うん(笑)。
すごく仲がいいことが伝わってきます(笑)。ちなみに、俳優さんとしての印象はどんなものでしたか?
小澤:本人がこういったキャラクターなので、リアルな芝居をいくら追求しても同じ人が出てこないのがすごいんですよ。根本が普通の人とは違うので、毎回違うお芝居を見せてくれるんです。なので、普通に演じても普通にならない、唯一無二の存在感が彼の魅力なんですよね。決して予定調和なものは生まれないですし、舞台で何公演も一緒にやるのは初めてなのでおもしろいなと思い、キャスティングさせていただきました。
青柳さんは、今作にどんなイメージを抱いていましたか?
青柳:前回ゲストで出演させていただいたときに舞台の概要は理解していて。さらに、小澤雄太という俳優はアイデアマンだし、チャレンジャーだし、人を巻き込む力がすごく強いので、ものすごく尊敬しているんです。カッコいいこともできるなかで、コメディに振ったり、身体を張っていく泥臭さは小澤雄太らしさだなって思っていて。なので、「ゲストで出てくれ」と言われたときは、“どれだけ迷惑をかけてやろうか!”と喜んで受けてやりました(笑)。
小澤:千秋楽はこの人のおかげで10分も伸びましたからね(笑)。
青柳:今回、台本をいただいたら、メチャクチャちゃんとしていて、どうやって迷惑をかけようかすごく困っています(笑)。
小澤:隙のない台本を渡しました(笑)。でも、ほぼ当て書きのようなところはあるのですが、そのなかでどれだけいじれるかというところもあるので、その駆け引きが楽しめるんじゃないかなと思います。ただ、演出家もちゃんといるので、おもしろくなると思いますよ。
今回もかなりバラエティ豊かなゲストが揃っていますね。
青柳:これも小澤さんの人柄です。彼は人のために汗をかけるまじめな男なんです。ただ、まじめだと思われることを恥ずかしがる男なんですよね。
小澤:そうなんだよね~。
青柳:それに、僕のことをよく“普通じゃない”と言うんですけど、自分の普通じゃなさに気付いていないんですよ。さらに僕はなるべくひとりでいたいのですが、彼はなるべく人を巻き込もうとするんです。自分のことよりも、相手のことを先に考えるんですよね。
小澤:40歳になって、自分を振り返ってみたら、自分に対しては何も浮かばなかったんですよ。それによって人のために一生懸命やってきたんだなってわかったので、そろそろ自分も地に足をつけていかないと俳優が続けられないかもなと思っていて。
そう考えるところもまじめですよね。
青柳:そうなんですよ。今、弱っている部分が素直に出ましたが、小澤雄太のおもしろいところはLINEと直接会ったときのギャップですね。LINEはめちゃめちゃ優しい男なんですよ。でも、直接会うとちょっといいことを言いたい薄い男に変わるんです!
小澤:ちょっといいことを言う悪いクセは確かにあります(笑)。
青柳:でも、LINEでは困っていることもちゃんと伝えられるんです。だから助けてくれる人が多いんですよ。
小澤:そこに異論はありません(笑)。
今回はそんなおふたりの化学反応がしっかり見られますね。
小澤:本当に、どうなるんですかね?(笑)
青柳:客席のみんなでちょっと緊張してほしいですね(笑)。“あれ、どうなるの?”“トラブル?”って思うような……。
小澤:確かにトラブルが起こる予感しかしてないですね(笑)。僕たちふたりのほかに水原ゆきさんというまじめな子にも出演してもらうんです。でも、ちょっとコミカルなところがあるのでそこがお芝居に出たら楽しいなと思っていて。さらに、僕のゴルフ友達であるイ・シガンも出てくれるんです。彼は前回観に来てくれて、「おもしろいのやってるね」と言ってくれたので、「今回出る?」と聞いたら「え! 行くよ」とふたつ返事で答えてくれて。「僕に会いたいでしょ? 行くよ!」って(笑)。
本当におもしろい雰囲気になりそうですね! ちなみに、小澤さんが演じるジョーと、青柳さんが演じるハレルヤは、どんな絡みを見せてくれるのでしょうか?
小澤:このリアルなふたりの会話がお芝居に出たらおもしろいなと思っていて。ベースは心配していないので、あとはどこまで崩すかですね。
青柳:今回のタイトルには“PERPLE EDITION”というサブタイトルがついているのですが、紫って人の目に見えないらしいんですよ。
……どういうことですか?
青柳:意味わからないですよね(笑)。雄太いわく、人間の錯覚によって見えている色であって、紫は存在しないんです。僕が青で雄太が赤だとしたら混ざり合ったら紫になるんです。
小澤:簡単に言うと、そういったところを突っ込んで作っているので、かなりお客さんに委ねるところが増えてくると思います。“目に見えるものだけがすべてではない”というメッセージが伝わったらうれしいですね。
青柳:今の話を聞いてやめたくなりました。僕はただ暴れようと思っていただけなのに!(笑)
小澤:(笑) これは演劇のテーマだと思っていて。書いている人たちが見た現実と、お客さんの感性での解釈の仕方ってまったく違うじゃないですか。それを楽しむのが演劇なんです。それを確認しに来てほしいですね。それに色を合成して認識できる限界があるらしいんですよ。それを越えていくというのが今回のテーマなんです。
青柳:そうなの⁉ 僕がこのテーマを理解すること自体がすでに大変なんだけど!(笑)
では最後に、メッセージをお願いします。
青柳:はじめまして、青柳翔の弟の尊哉です。
小澤:間違ったことは言わないで!(笑)
青柳:というのは冗談で……(笑)。雄太との付き合いも10年近くなって、俳優としての出会いから、親友として育ててきたものが作品につながり、すごくうれしく思っています。小澤雄太という男が命がけで準備しているものを皆さんに体験してもらい、楽しんでもらって、行って良かったと思うものを僕ら自身も作るので劇場に遊びに来てもらえたらうれしいです。
小澤:いつも僕の舞台に来てくれるファンクラブの皆さんは、いろんな情報を集めてきてくれると思うんです。さらに、僕が芝居を続けている意味や、なぜ第3弾に八木将康が出ていないのかということも観に来たらわかるように、僕の人生も混ぜ込んで作っているので、今信頼しているスタッフやキャストたちと、どこに向かって走っているのかをその目で確かめてもらえたらうれしいです。決して応援するというだけでなく、一緒に作品を作るつもりでいらっしゃっていただければと思いますので、劇場でお待ちしています!
STAGE information
舞台『丸裸刑事 PURPLE EDITION』
日程/7月11日(土)〜19日(日)
会場/恵比寿・エコー劇場
料金/Sシート(グッズ付き)¥13,000、一般席¥7,000(全席指定)
出演/小澤雄太、青柳尊哉、水原ゆき、イ・シガン
日替わりゲスト/尾上松也、なだぎ武、松田悟志、堀江聖夏、谷沢龍馬(ごっこ倶楽部)、早坂架威(ごっこ倶楽部)、岩佐祐樹、大川泰雅、高橋健介、平松可奈子 ※出演日順
脚本/中路貴之
演出/石橋寛仁
舞台監督/新井和幸
制作/DisGOONie
企画・プロデュース/小澤雄太
主催・製作/LDH JAPAN、2nd Place
http://r.tribe-m.jp/ozadesu_official/
[チケット一般発売]
ticketbook一般発売(先着)
https://e-ticketbook.com/marudeka/2604-tb/
ローソンチケット一般発売(先着)
https://l-tike.com/play/mevent/?mid=784788
photography_興梠真穂
styling_尾後啓太
hair&make_角果歩
text_吉田可奈