2026.6.18

『KIDS00's』
KID PHENOMENON

  • KID PHENOMENON FC対象
  • 一部フリー
2025年1月リリースの1stアルバム『PHENOMENON』以来、約1年半ぶりとなるニューアルバム『KIDS00's』が完成した。今作は5thシングル「Sparkle Summer」以降の全シングル&カップリング曲に加えて新録曲3曲を収録。KID PHENOMENONの表現の幅を余すことなく網羅したラインナップだが、作品全体の柱になっているのはありのままでいることの素晴らしさを訴えかける強いメッセージ。その想いを鮮烈に描き出した新録曲の「KIDS」や「BLUE」の制作秘話を通して彼らがたどりついた現在地、そしてこれからの7人について語ってくれた。

1stアルバム『PHENOMENON』のインタビューでは、「これまでの自分たちの軌跡を込めた作品」とおっしゃっていましたが。2枚目となる『KIDS00's』は7人にとってどのような立ち位置のアルバムになりましたか?


夫松健介(以下夫松):KID PHENOMENONの代名詞となる作品だと思います。今作のリード曲の「KIDS」、そして「Mirror」は1990年代から2000年代初頭のサウンド感を取り入れていて。こういった“90's”という表記に寄せてアルバムタイトルも『KIDS00's』になっているのですが、ここには僕たちが“2000年代を生きるKIDS”という意味も含んでいますし、僕らが提唱する“TOKYO NEO POP”のメッセージも込められています。

その“メッセージ”を具体的に言うと?


夫松:“ありのままの素敵さ”です。僕たちのありのままの姿でメッセージを届けることが皆さんにいちばん伝わるんじゃないかなと思っていて。そのためにKID PHENOMENONとして新たにスタートを切る作品という意味の“00's”というタイトルでもあるんですね。だから『PHENOMENON』ではヒントを見つけた段階だったのかもしれない。そこからさらに自分たちが目標とするものを見出し、今回の『KIDS00's』が僕らの代名詞になるんじゃないかなと思っています。

『PHENOMENON』から今作に至るまで、もっとも変化、進化したのはどんな部分でしょう?


夫松:『PHENOMENON』のころはシンプルに「メンバーの個性が豊かなグループ」と言っていましたけど、それって今考えるとありきたりな言葉だったと思っていて。今は、一人ひとり個性はあるけれど単なる“個”ではなくて、各々が違うカルチャーや違うバックグラウンドを持ち、互いをリスペクトし合っているっている部分が大きい。つまり「このグループに所属しているから個性を出そう」ではなく、「自分はこうありたい」という想いを持った7人が集まってKID PHENOMENONになっている。だからこそ変幻自在な唯一無二のグループになっていくんじゃないかということを見つけられたのが、いちばんの大きい変化だと思います。