2026.4.10

中務裕太×赤武酒造

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GENERATIONSの中務裕太と岩手の気鋭酒蔵・赤武酒造とのコラボレーション日本酒第3弾『AKABU 中務 2026』が4月11日に発売される。中務が日本酒に傾倒するきっかけとなった赤武酒造を初めて訪れたのは2022年。東日本大震災での被災から再建という逆境を乗り越え、日本酒の新たな歴史を切り拓く6代目杜氏・古舘龍之介さんに共鳴し、酒造りに参加してリリースされた前2作は入手困難なアイテムとして話題となった。今回、待望のサードシーズンを迎え、エンタメ界と日本酒界の次代をリードする両者が新作について語り合った。


蔵人とともに創るコラボ日本酒への想い


3シーズン目を迎えた心境をお聞かせください。


中務裕太(以下中務):『AKABU』を初めて飲んだときから思い返すと、コラボさせていただき、それが第3弾まで続くとは夢にも思っていなかったので本当に感慨深いです。自分の名前を冠した日本酒をリリースするのは昔からの夢で、母も毎回喜んでくれるので親孝行させていただいています。

古舘龍之介(以下古舘):アーティストとのコラボは僕たちにとっても新しい挑戦で、最初は手探りだったのですが、裕太さんが造りを重ねるごとに意欲が増していて、毎回刺激をいただいています。第1弾の『AKABU 中務 純米大吟醸』のリリースから、確実に若いお客様が増えていますね。


今回も前2作同様、仕込みに参加されたとのことですが、印象に残っているのは?


中務:全体としては以前より一つひとつの作業に集中し、気持ちをしっかり込めて取り組めるようになりましたね。

古舘:最初に参加されたときから感じているのですが、裕太さんは身体で表現されているパフォーマーなので、勘がよくて飲み込みが早い。前回お教えしたことも覚えられていて、すごいと思います。

中務:うれしいお言葉です。さまざまな工程の中で特に印象に残っているのは最初にお米を洗う洗米。細かく秒数が決まっているので緊張感もあり、昔ながらの手仕事なので、より気持ちも入ります。

古舘:うちは洗米や麹造り、酒母タンクをかき混ぜる工程など、肝となる工程は職人が五感を働かせる手仕事ですが、それ以外は近代的な機械を取り入れたハイブリッドな造り。基本的に地味な作業が多い中、裕太さんは嫌な顔ひとつせず率先して取り組んでくれるので、知らない人が見たら蔵人と変わりないですよ。

中務:龍之介さんをはじめ蔵人のみんなが毎回温かく迎え入れてくれるからこそです。「最高のものを作り上げる」という想いのもとチームで一丸となって取り組む姿勢は、GENERATIONSの活動にも通じるので学ぶことも多く、ある意味全員が酒造りの師匠。パフォーマーを引退したあとの就職先は、もう決まっていますね(笑)。

古舘:お待ちしています(笑)。

特別限定酒『AKABU 中務 2026』の魅力とは


今作の『AKABU 中務 2026』の特徴を教えてください。



中務:基本的な酒質は前2作を踏襲しています。自分が最初に飲んで感動した、これまでの日本酒で感じたことのなかったフルーティーかつジューシーな味わいで、さらにグレードアップしています。

古舘:スペックは同じ純米大吟醸で、よりお米を削って精米歩合を45%から40%に下げたので、雑味がなくなり洗練された飲み口に仕上がりました。しっかりした果実の甘みがあり、上品な香りが鼻に抜けながらまとまりもある。

中務:龍之介さんと対話を重ねたうえで目指しているのが、日本酒らしさを残しながら、悪い意味での日本酒臭さを感じない(かつての日本酒にはなかった)飲みやすいバランス。どの工程も「そうなれ!」って気持ちを込めながら作業しました。

古舘:その感覚はすごく大事で、日本酒は微生物の働きで造られるので、想いを込めると応えてくれるんです。



中務:筋トレと同じですね。今回は初めて微発泡に挑戦して、フレッシュ感を大事にしました。日本酒になじみのない若い方や苦手意識のある人でも飲みやすく「こんなに飲みやすい日本酒ってあるんだ」って驚かれると思います。

古舘:なおかつ日本酒ファンにも響く味。前2作はコアな日本酒フリークの方々からもすごく好評をいただいたので、期待してほしいです。

中務:普段エンタメの世界にいると交わることのない方々に喜んでいただけるのは、本当に光栄です。

古舘:僕らからすると裕太さんのファンの方々が、コラボ日本酒シリーズをきっかけに『AKABU』のファンになってくださったり、ありがたいです。

中務:DREAMERSで「『AKABU』めっちゃ飲んでます!」っていう子が増えていて、自分のことのようにうれしい。1年中うちの日本酒セラーの最前列を守る不動の推しですから。

ラベルデザインもスタイリッシュですね。


中務:メンバーカラーのブルーでメタリックなイメージに仕上げていただき、すごく気に入っています。

古舘:瓶のフォルムも変えて、コレクタブルな1本になっています。

飲み手にどう楽しんでもらいたいですか?


中務:春は入学や入社で新生活が始まるシーズンなので、新たな門出や仲間のお祝いなどメモリアルなシーンで楽しんでほしいです。その場に華を添える存在になって「2026年の春に『AKABU 中務 2026』飲んだなぁ」って記憶に刻まれたら最高ですね。

古舘:フレッシュな微発泡なので、乾杯酒としても最適。料理のペアリングでいえば、春が旬の鯛のカルパッチョなど魚料理は間違いないです。

中務:和洋中どんな料理にも合いますよ。僕の得意料理でもあるんですが、意外なところでは麻婆豆腐とか。濃厚な味もしっかり切ってくれるので、ぜひいろいろ合わせてほしい。ただ、飲み過ぎないようにね。前2作を実家で母と一緒に飲んだとき、「あんた、こんなおいしいの造ったら飲み過ぎるやないの!」って言われました(笑)。

古舘:最高のお母さんですね(笑)。

中務:あとは、今回飲んで感じるものがあったら、ぜひ岩手の現地に足を運んでください。赤武酒造をはじめ、街やお店で会う方みんなが元気であったかくて、いつもパワーをいただいています。何を食べても飲んでもおいしく、心が洗われる大自然も広がっていて魅力しかない。もし行かれたら、岩手県内限定で流通している赤武酒造の『浜娘』も飲んでほしいです。めっちゃおいしくて、毎回大量に買って帰ります。


「中務裕太ならではのアプローチで日本酒を発信」


日本酒の活動はパフォーマーとは別軸でライフワークになっていると思いますが、中務さん自身はどういった存在になっていきたいですか?


中務:昔から日本はいろんな国から文化が入ってきて、上手く取り込むじゃないですか。欧米だけでなく最近は韓国をはじめとしたアジアからも。そういうのを見ていると、ふと「日本ならではの魅力ってなんやったっけ?」と考える機会があって、「日本ならではのよさをもっと知りたい」と思ったときに日本酒と出逢い、世界に誇れる素晴らしい文化だと気付けたんです。そういった日本酒のかっこよさやほかにはない多種多彩さを、自分にしかできない酒造りの経験と日々触れる体験を通して発信していける表現者でいたいというのは常々考えています。

古舘:日本酒の固定概念を壊すアプローチは僕らにはできないことなので、楽しみです。日本酒がほかのお酒と異なるのは、「人の手」の比重が高いので、同じ原料や水を使用しても作り手によっていろんな味が表現できること。このシリーズはやっぱり裕太さん自身の個性が宿っているので、どんどん日本酒の可能性を広げていってほしいです。

赤武酒造としての展望を教えてください。


古舘:東日本大震災以降、移転して新しい蔵で酒造りをしていくなかで、生産量はもう限界なので、これまで以上に質を追求しブランディングにも力を入れていきたいです。あと、日本酒を含む「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に選ばれて海外でも注目を集めていますが、日本に来て、岩手で楽しんでほしいという想いがあります。

中務:すごくわかります! やっぱり現地に来て郷土の食と合わせてこそ地酒の醍醐味ですよね。このコラボ日本酒プロジェクトも積み重ねて、おこがましいですが「レアな『AKABU 中務』がある店は“いいお店”」となるような存在に育てていきたい。そのために特に次世代の方々に向けて日本酒の魅力を発信していきます。

その場のひとつでもある中務さん発案のファンクラブイベント『ナカツ会』が5月24日に開催されます。


中務:早くDREAMERSの皆さんと『AKABU 中務 2026』を酌み交わしたい。間違いなく僕がいちばん楽しみにしてますよ(笑)。料理とのペアリングや楽しい企画も準備しているので、期待していてください!


Information


『AKABU 中務 2026』


銘柄名:中務裕太×赤武酒造コラボ日本酒『AKABU 中務 2026』
取扱酒販店:全国の赤武酒造特約各店(サイト保有店はEC対応)
https://www.akabu1.com/jimdo利用方法/新規ページ/
内容量:720ml
酒販店店頭価格:6,820円(税込)予定
販売開始:2026年4月11日(土)予定
※価格や開始時期他変更の可能性がありますので予めご了承ください
※販売店舗含む詳細は酒造会社の公式 HP 等をご覧ください
※飲酒は 20 歳になってから/飲酒運転は法律で禁止されています
※妊娠中や授乳期の飲酒はお控えください

Event information


GENERATIONS OFFICIAL FAN CLUB EVENT『ナカツ会』
日程:2026 年 5 月 24 日(日)
会場:Live & Restaurant LDH kitchen THE TOKYO HANEDA
出演:中務裕太
チケット料金:全席指定¥12,000(チケット代 ¥10,910+税)
└食事(ワンプレート)+『AKABU 中務 2026』1杯
※ソフトドリンクの追加注文については、別途代金をいただきます。
※追加注文にアルコール飲料は含まれません。
※来場者限定プレゼント付き
※来場者限定プレゼントは、会場のみでのお渡しとなります。発送などの対応はいたしかねますのであらかじめご了承ください。また不良品による交換は、当⽇会場のみご対応いたしますので、必ずその場でご確認お願いいたします。
年齢制限:満20歳以上(イベント開催時点) ※飲酒可能な方
https://gene.exfamily.jp/s/ldh04/news/detail/251031/

photography_鈴木規仁
text_藤谷良介