三谷幸喜が手がける新作ミュージカル『新宿発8時15分』が、4月9日から東京・日本青年館ホールにて上演される。同作は、現代の日常生活において、ある時間に起こったアクシデントと、そこから展開する数々のドラマをミュージカル形式で描いた作品。今回、初ミュージカルに挑戦する小澤雄太に、作品への想いや豪華共演者との稽古の様子などを語ってもらった。
そうなんです! まさか40歳になって初めてミュージカルに挑戦する機会をいただくなんて、願ってもないチャンスだと思いました。すごくうれしかったので、全力で歌わせていただきます!
そうですね。でも、今作はストレートの舞台や音楽劇に近いミュージカルなので、そこまでプレッシャーに感じることなく、挑ませていただいています。歌も台本の流れの中で覚えていくことが多かったので、今は純粋に楽しく稽古ができています。
三谷さんからは、いつも“そのままでやってくれ”と言われるんです。それは簡単に見えて、作り込まず、準備をしないで行くことになるので、実はかなり難しいんですよね。
今回はひとりで4〜5役を演じます。
そうなんです。ひとつの役を30代ぐらい、もうひとりの役は40代ぐらいで作ったりしているので、その年相応のしゃべり方や動きをつけていくことが大事になってくるんです。そこが見せどころなのかなと思い、今は研究しています。さらに、ほかの方は人間以外の役も演じるんですよ。
ですよね(笑)。エンタテインメントに振り切っている作品でありながら、世の中には楽しいこともあれば、悲しいこともあるよということを思い知らされるんです。なので、最初から大爆笑のシーンがありながら、いい意味で裏切られる瞬間がきますし、それが物語となっている構成が本当に秀逸なんですよね。なので、三谷さんの作品は、役者が最初に台本を読んで、とにかく驚くことから始まるんです。これまでの三谷さんの作品もそうでしたが、文字でも裏切り、映像で見る人も裏切り、舞台に来る人はもっと裏切るんです。生に近ければ近いほどリアルになるので、ぜひ舞台で楽しんでもらいたいですね。
離せないです! だって、約100役出てきますからね。その中に中心で物語を動かす何役かあって、その他大勢の人たちがいろんな役を演じていくのですが、演じる全員がほぼ板の上に常にいるんです。
間違いないですし、これは一回見るだけでは足りないと思います(笑)。皆さんがどんな反応をしてくれるのか、すごく楽しみです。
僕の母親がSMAPのファンだったので、子どものころから香取さんを見ていたんです。なので、これは大きな親孝行となりますし、天海さんは常にドラマに出続けていらっしゃるので、そのお芝居をすぐ近くで見られることがすごくうれしいです。そこでお芝居の勉強をさせてもらいたいですね。さらに、ほかのキャストの方は、尾上さんをはじめ舞台『ショウ・マスト・ゴー・オン』で共演させていただいたメンバーなので、すごく気を楽に稽古を楽しんでいます。
ものすごく明るいです! 天海さんが場の雰囲気を作ってくださるので、あっという間に稽古が終わってしまうんです。天海さんは今作でものすごく多くの役を演じられるんですよ。総合指令センター長に料理研究家、意外な役柄も多くて、本当に幅広いんです。
三谷さんの作品に関して、役者の皆さんは“職人”として来ているように思います。皆さんがこれまでの経験で積み上げてきたものを見せに来る場所だと感じているので、必殺仕事人が集まる場所のような気がしていて(笑)。このメンバーだったら絶対に大丈夫でしょと安心させてくれますし、“誰がカマすんだ”というヒリヒリ感もすごくいいんです。さらに、今作は遅延している電車にいる人たちを演じるので、その緊張感や急がなくちゃいけないという雰囲気をなくさずに公演中、ずっと駆け抜けなくてはならなくて。それがすごくおもしろいんですよ。セリフや曲は同じでも、毎回起きることが違うので、稽古をそのまま見せてもおもしろいんだろうなと思うくらいです。
いや、切り替えるタイプですね。年齢を重ねたからか、「あまり多くの人が巻き込まれていないといいな」と思うようになりました。若いころに比べて、より気持ちが優しくなれたのかもしれません。
大変ですが、楽しみです!(笑) 地方を回っていると、本当にいろんなことが起きるんです。以前、主演の方が病欠したときは、三谷さんがその代わりの役を演じたんです! でも、「今回は絶対に出られないから、誰かがダメになったら公演中止になるので覚悟しておいて」と言われました。とはいえ、もし誰かが出られない状態になっても、三谷さんは何が何でもやる人なので、その不安さえもエンタメに感じています。きっと何が起きるかわからない展開を楽しめると思うので、遊びに来てくれたらうれしいです。
STAGE information
ミュージカル『新宿発8時15分』
日程/4月9日(木)〜26日(日)
会場/日本青年館ホール
その他、大阪・福岡公演あり
料金/S席¥12,000、A席¥9,000(全席指定)
作・演出/三谷幸喜
音楽/荻野清子
出演/天海祐希 香取慎吾 尾上松也 ウエンツ瑛士 シルビア・グラブ 新納慎也 今井朋彦 秋元才加 峯村リエ 藤本隆宏 小澤雄太 大野泰広 中島亜梨沙 小林隆 浅野和之
演奏/荻野清子(ピアノ) 近藤淳(リード) 岸徹至(ベース) 萱谷亮一(ドラム・パーカッション)
企画・製作・問合せ/シス・カンパニー
TEL/03-5423-5906(営業時間 平日11:00~19:00 ※休業=土日祝)
https://www.siscompany.com/shinjuku0815/
photography_小池大介(小池大介写真事務所)
styling_尾後啓太
hair&make_角果歩
text_吉田可奈
三谷幸喜さんが作・演出を務めるミュージカル『新宿発8時15分』の公演が始まります。小澤さんは初めてミュージカルに挑戦されるんですね。
そうなんです! まさか40歳になって初めてミュージカルに挑戦する機会をいただくなんて、願ってもないチャンスだと思いました。すごくうれしかったので、全力で歌わせていただきます!
初めての挑戦となると、ハードルが高くなると思うのですが……。
そうですね。でも、今作はストレートの舞台や音楽劇に近いミュージカルなので、そこまでプレッシャーに感じることなく、挑ませていただいています。歌も台本の流れの中で覚えていくことが多かったので、今は純粋に楽しく稽古ができています。
三谷さんの脚本には何度も出演されていますが、どのあたりに難しさを感じますか?
三谷さんからは、いつも“そのままでやってくれ”と言われるんです。それは簡単に見えて、作り込まず、準備をしないで行くことになるので、実はかなり難しいんですよね。
なるほど。今回はどんな役を演じるのでしょうか?
今回はひとりで4〜5役を演じます。
かなりの演じ分けが必要になりますね。
そうなんです。ひとつの役を30代ぐらい、もうひとりの役は40代ぐらいで作ったりしているので、その年相応のしゃべり方や動きをつけていくことが大事になってくるんです。そこが見せどころなのかなと思い、今は研究しています。さらに、ほかの方は人間以外の役も演じるんですよ。
ものすごく想像が広がります!
ですよね(笑)。エンタテインメントに振り切っている作品でありながら、世の中には楽しいこともあれば、悲しいこともあるよということを思い知らされるんです。なので、最初から大爆笑のシーンがありながら、いい意味で裏切られる瞬間がきますし、それが物語となっている構成が本当に秀逸なんですよね。なので、三谷さんの作品は、役者が最初に台本を読んで、とにかく驚くことから始まるんです。これまでの三谷さんの作品もそうでしたが、文字でも裏切り、映像で見る人も裏切り、舞台に来る人はもっと裏切るんです。生に近ければ近いほどリアルになるので、ぜひ舞台で楽しんでもらいたいですね。
一瞬も目が離せないですね。
離せないです! だって、約100役出てきますからね。その中に中心で物語を動かす何役かあって、その他大勢の人たちがいろんな役を演じていくのですが、演じる全員がほぼ板の上に常にいるんです。
お客さんの動体視力が試されますね。
間違いないですし、これは一回見るだけでは足りないと思います(笑)。皆さんがどんな反応をしてくれるのか、すごく楽しみです。
天海祐希さんや香取慎吾さん、尾上松也さんなど、共演者もかなり豪華ですね。
僕の母親がSMAPのファンだったので、子どものころから香取さんを見ていたんです。なので、これは大きな親孝行となりますし、天海さんは常にドラマに出続けていらっしゃるので、そのお芝居をすぐ近くで見られることがすごくうれしいです。そこでお芝居の勉強をさせてもらいたいですね。さらに、ほかのキャストの方は、尾上さんをはじめ舞台『ショウ・マスト・ゴー・オン』で共演させていただいたメンバーなので、すごく気を楽に稽古を楽しんでいます。
稽古はどんな空気感ですか?
ものすごく明るいです! 天海さんが場の雰囲気を作ってくださるので、あっという間に稽古が終わってしまうんです。天海さんは今作でものすごく多くの役を演じられるんですよ。総合指令センター長に料理研究家、意外な役柄も多くて、本当に幅広いんです。
楽しみです。
三谷さんの作品に関して、役者の皆さんは“職人”として来ているように思います。皆さんがこれまでの経験で積み上げてきたものを見せに来る場所だと感じているので、必殺仕事人が集まる場所のような気がしていて(笑)。このメンバーだったら絶対に大丈夫でしょと安心させてくれますし、“誰がカマすんだ”というヒリヒリ感もすごくいいんです。さらに、今作は遅延している電車にいる人たちを演じるので、その緊張感や急がなくちゃいけないという雰囲気をなくさずに公演中、ずっと駆け抜けなくてはならなくて。それがすごくおもしろいんですよ。セリフや曲は同じでも、毎回起きることが違うので、稽古をそのまま見せてもおもしろいんだろうなと思うくらいです。
小澤さんは、いざ遅延した電車に乗り合わせたら焦るタイプですか?
いや、切り替えるタイプですね。年齢を重ねたからか、「あまり多くの人が巻き込まれていないといいな」と思うようになりました。若いころに比べて、より気持ちが優しくなれたのかもしれません。
東京だけでなく、全国3ヵ所を回るのも楽しみですね。
大変ですが、楽しみです!(笑) 地方を回っていると、本当にいろんなことが起きるんです。以前、主演の方が病欠したときは、三谷さんがその代わりの役を演じたんです! でも、「今回は絶対に出られないから、誰かがダメになったら公演中止になるので覚悟しておいて」と言われました。とはいえ、もし誰かが出られない状態になっても、三谷さんは何が何でもやる人なので、その不安さえもエンタメに感じています。きっと何が起きるかわからない展開を楽しめると思うので、遊びに来てくれたらうれしいです。
STAGE information
ミュージカル『新宿発8時15分』
日程/4月9日(木)〜26日(日)
会場/日本青年館ホール
その他、大阪・福岡公演あり
料金/S席¥12,000、A席¥9,000(全席指定)
作・演出/三谷幸喜
音楽/荻野清子
出演/天海祐希 香取慎吾 尾上松也 ウエンツ瑛士 シルビア・グラブ 新納慎也 今井朋彦 秋元才加 峯村リエ 藤本隆宏 小澤雄太 大野泰広 中島亜梨沙 小林隆 浅野和之
演奏/荻野清子(ピアノ) 近藤淳(リード) 岸徹至(ベース) 萱谷亮一(ドラム・パーカッション)
企画・製作・問合せ/シス・カンパニー
TEL/03-5423-5906(営業時間 平日11:00~19:00 ※休業=土日祝)
https://www.siscompany.com/shinjuku0815/
photography_小池大介(小池大介写真事務所)
styling_尾後啓太
hair&make_角果歩
text_吉田可奈
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