1月15日の大阪公演を皮切りに、LDH PERFECT YEAR 2026の先陣を切るライヴ『LIL LEAGUE LIVE TOUR 2026 "Wonder Island"』を開催したLIL LEAGUE。“この舞台(ステージ)はLIVEという概念を超える”と謳い、これまでの経験と新たな挑戦を詰め込んだLIL LEAGUEのエンタテインメントは、6人のまた新たな魅力を引き出す作品となった。
今回は、最終公演となった2月3日の東京公演の写真とともに、メンバーのインタビューをお届けします。
岩城星那(以下岩城):まずは、みんなお疲れ様でした! こうやって改めて振り返る時間を作るまで自分がどんな感想を持つのかわからなかったんですけど、やっぱりこのツアーを完走できた自分たちのことを褒めてあげたいなと思います。みんなよく頑張ったなって。『Wonder Island』って、言葉を選ばずに言うと、誰もやったことがないような“訳のわからない”作品だと思うんです(笑)。それに最後までついてきてくださったスタッフの皆さんとファンの皆さんに感謝しかないです。
山田晃大(以下山田):今回はツアー期間も1ヵ月なくて、4公演だけ。でも、過去一の達成感と安堵を感じたツアーでした。4公演という数字からは想像できないほどの充実と安堵でしたね。LIL LEAGUEが新しい形を作れたというところも、僕たちのこれからの活動に対して大きな一歩だったなと。
岡尾真虎(以下岡尾):僕は、「『Wonder Island』、ちゃんと終わったよ」って、『LIL (W)INK』(LIL LEAGUE LIVE EVENT 2025 "LIL (W)INK" ~一生懸命、あなたの心に届くまで~)で17会場回っていた僕たちと、年末ギリギリまでリハーサルを重ねていた僕たちに伝えてあげたいです(笑)。あの悩んでいたころの自分たちを安心させたい。
岩城:そうだね。「そのまま真摯に考え続けて、ちゃんと形になったよ」ってね。
岡尾:『LIL (W)INK』の公演本番10分前に「もう無理だ! 『Wonder Island』やめよう」って言ってた星那くんには特に(笑)。
中村竜大(以下中村):今回は衣装の早着替えじゃない? これまででいちばん着替えが多い作品だったよね。
山田:僕とたっちゃん、初日の大阪公演前日にやったゲネプロで、ジャケットが入れ替わっちゃってね。
中村:うん、なんかちっちゃいな〜って(笑)。
山田:そうそう。なんかでっかいな〜って(笑)。
中村:限られた時間の中でイレギュラーなことがあると焦りましたね。あとは、今回の『Wonder Island』は時間軸が一軸じゃないし、ストーリーの中で生きているからこそ、設定上「ここでこの人物が汗をかいてたらおかしい」っていうこととかが多くて。常に涼しい顔をしてなきゃいけなかったりとか、タオルでメチャクチャ汗を抑えて早替えもして。バタバタでした(笑)。だから、みんな“役として”その場に立つということにしっかり意識を持っていたし、衣装や場面転換も本番直前まで入念に確認したことが印象に残ってます。いちばん大変だったのはなんちゃんだよね。
山田:出ずっぱりだったもんね。
難波碧空(以下難波):よく言ってくれた!(笑)
岡尾:衣装関係だと、メガネのハプニングもありました。僕と隼麻と星那くんは早替え場所が近くて、自分もつい忘れがちになるので「メガネ忘れないでね」ってふたりにも声をかけるようにしていたんです。3公演目の福岡で、星那くんが急いで着替えて走り出した瞬間に「メガネ持ちましたか?」って声をかけたら大丈夫そうな素振りだったのに、「やばい、メガネない!」って慌ててダッシュで戻ってきました(笑)。
岩城:着替えと真反対の場所に行かなきゃいけなかったから、早く着替えて移動して、そこで一呼吸置きたかったんです。それなのにメガネを忘れちゃって、「うわ〜」ってなりながら取りに戻りました。
中村:星那が僕の前に出るシーンだったので、間に合うのかどうかハラハラして待っていたら、無事にメガネを手にして走ってきたそのままの流れで一息つくどころの間もなくステージに登場していました(笑)。
百田隼麻(以下百田):僕は初日大阪公演の直前に赤髪にしたので、汗をかくと赤い汗になっちゃって。血みたいですごく怖かった〜(笑)。あとは、今回、ステージ上で水を飲んじゃいけないっていうルールがあったんです。それも大変でしたね……。
岩城:みんなで決めたんですよ。それこそさっき竜大が言った役を演じ分けるためのルール。
百田:“ステージ上で水を飲まない”、“ステージ上で髪を直さない”、“ステージ上で汗を拭かない”。今回はストーリー仕立てだったから、現実に引き戻されるような瞬間をなくすために、ステージ上では一切そういう瞬間を見せないようにしていました。でも、いつもどおりステージに水とタオルは用意してくださっているので、それを見ると飲みたくなっちゃって(笑)。見ないようにして我慢しました。
岡尾:その反動なのか、アンコールでLIL LEAGUEとしてステージに立ったときは、みんな異様に水とタオルに手が伸びるっていう(笑)。
岩城:はい。いや〜、大変だった(笑)。
中村:これもゲネプロでのハプニングですけど、手紙を読むシーンなのに大事な手紙がなくて……。僕、セリフっぽくしたくないから、あえて手紙の内容を覚えないようにしていたんです。だから、その瞬間は時が止まったかのように感じました……。
山田:僕も本番中に大焦りしたことがありました。隼麻が手にした本から手紙が落ちて、それを僕が拾うっていう演出だったんですけど、落ちたであろう位置に手紙がなくて。目を凝らして探したら、ステージ際のスピーカー前(お客さん側)にあった。それが本番初日の大阪公演。あれは4公演中でいちばん焦りました(笑)。
中村:それからは、手紙を落とすシーンの練習を隼麻と一緒にいっぱいしてたね。
百田:立ち位置を少し後ろに変えたり。会場によってステージの大きさも違うので、ちょっとしたことだけど意外と難しかったです。
岡尾:僕は、最終公演のすべてのパフォーマンスが終わったあと、舞台裏でハプニングが……。楽屋に戻るためにステージを横切ろうとしたら思いっきり転んじゃって、メチャクチャ涙目になりました(笑)。
百田:それ、後ろから見てた。最後の最後にそれで衣装破れちゃってね。
岩城:僕は違った角度からの裏話を。実は最終公演まで「Beat Loud」を入れるかどうかで迷っていました。本番が終わると改善点を話し合うんですけど、毎公演の議題に“「Beat Loud」どうする?”っていうのが上がるんです。結構体力の消耗も激しいので……。
中村:そのあとに大移動があったりしてね。
岩城:でも結局全公演やり切りました。
中村:シンプルに、「真夏ノ花火」から「YADA」のつながりがメチャクチャ好きでした。
岩城:晃大が考えたんだよね。
山田:たっちゃん、そういうのはもっと早く教えてよ(笑)。それ聞けてうれしいわ、今。
中村:シンプルにつなげるか、バージョンを変えるか、「YADA」じゃなくて「15分」にするのかとか、いくつかの案が出たんです。結果、なんちゃんが読んでいる本の中で展開される物語のシーンとして、本来は別々の曲だけど花火を通してストーリーがつながっていくことを演出しました。ワードのつながりだけじゃなく、ストーリーの世界観がなじむのって奇跡だと思うんです。だから譲れないポイントでしたね。ここ、すごく好き。
岡尾:僕は、今回皆さんの印象にも残っていると思う、6人揃って後ろに倒れ込むシーンのこだわりを。始まりと終わり、1公演の中で2回そのシーンがあるんですけど、登場してから倒れ込むシーンまで、2回ともそれぞれがすべて同じ動きをしていました。もし違ったメンバーがいたら本気で怒るレベル(笑)。
岩城:表情や角度まで気をつけてたから、みんな大丈夫だと思う。あとは今回、声優さんにもご協力いただきました。数々の大役を務めてこられた方なんですけど、恐れ多くもディレクションに僕が入らせていただきました。ひと言ひと言、「ここはこういうシーンなので、こういう感じでお願いしたいです」とお伝えして。レコーディング当日は「めでたし、めでたし」というセリフをその場で追加していただいたんです。「はじまり、はじまり」でスタートした物語を「めでたし、めでたし」で終わらせるのがストーリーとしてきれいな完結の仕方だなと、お声を聞いて思ったんですよね。急遽でしたが、おかげで細かい部分までこだわることができました。
Photography_木下マリ,AOI
今回は、最終公演となった2月3日の東京公演の写真とともに、メンバーのインタビューをお届けします。
『LIL LEAGUE LIVE TOUR 2026 "Wonder Island"』(以下『Wonder Island』)を完走して、どのような心境でしょうか?
岩城星那(以下岩城):まずは、みんなお疲れ様でした! こうやって改めて振り返る時間を作るまで自分がどんな感想を持つのかわからなかったんですけど、やっぱりこのツアーを完走できた自分たちのことを褒めてあげたいなと思います。みんなよく頑張ったなって。『Wonder Island』って、言葉を選ばずに言うと、誰もやったことがないような“訳のわからない”作品だと思うんです(笑)。それに最後までついてきてくださったスタッフの皆さんとファンの皆さんに感謝しかないです。
山田晃大(以下山田):今回はツアー期間も1ヵ月なくて、4公演だけ。でも、過去一の達成感と安堵を感じたツアーでした。4公演という数字からは想像できないほどの充実と安堵でしたね。LIL LEAGUEが新しい形を作れたというところも、僕たちのこれからの活動に対して大きな一歩だったなと。
岡尾真虎(以下岡尾):僕は、「『Wonder Island』、ちゃんと終わったよ」って、『LIL (W)INK』(LIL LEAGUE LIVE EVENT 2025 "LIL (W)INK" ~一生懸命、あなたの心に届くまで~)で17会場回っていた僕たちと、年末ギリギリまでリハーサルを重ねていた僕たちに伝えてあげたいです(笑)。あの悩んでいたころの自分たちを安心させたい。
岩城:そうだね。「そのまま真摯に考え続けて、ちゃんと形になったよ」ってね。
岡尾:『LIL (W)INK』の公演本番10分前に「もう無理だ! 『Wonder Island』やめよう」って言ってた星那くんには特に(笑)。
ツアー中、ハプニングや印象的だった出来事などはありましたか?
中村竜大(以下中村):今回は衣装の早着替えじゃない? これまででいちばん着替えが多い作品だったよね。
山田:僕とたっちゃん、初日の大阪公演前日にやったゲネプロで、ジャケットが入れ替わっちゃってね。
中村:うん、なんかちっちゃいな〜って(笑)。
山田:そうそう。なんかでっかいな〜って(笑)。
中村:限られた時間の中でイレギュラーなことがあると焦りましたね。あとは、今回の『Wonder Island』は時間軸が一軸じゃないし、ストーリーの中で生きているからこそ、設定上「ここでこの人物が汗をかいてたらおかしい」っていうこととかが多くて。常に涼しい顔をしてなきゃいけなかったりとか、タオルでメチャクチャ汗を抑えて早替えもして。バタバタでした(笑)。だから、みんな“役として”その場に立つということにしっかり意識を持っていたし、衣装や場面転換も本番直前まで入念に確認したことが印象に残ってます。いちばん大変だったのはなんちゃんだよね。
山田:出ずっぱりだったもんね。
難波碧空(以下難波):よく言ってくれた!(笑)
岡尾:衣装関係だと、メガネのハプニングもありました。僕と隼麻と星那くんは早替え場所が近くて、自分もつい忘れがちになるので「メガネ忘れないでね」ってふたりにも声をかけるようにしていたんです。3公演目の福岡で、星那くんが急いで着替えて走り出した瞬間に「メガネ持ちましたか?」って声をかけたら大丈夫そうな素振りだったのに、「やばい、メガネない!」って慌ててダッシュで戻ってきました(笑)。
岩城:着替えと真反対の場所に行かなきゃいけなかったから、早く着替えて移動して、そこで一呼吸置きたかったんです。それなのにメガネを忘れちゃって、「うわ〜」ってなりながら取りに戻りました。
中村:星那が僕の前に出るシーンだったので、間に合うのかどうかハラハラして待っていたら、無事にメガネを手にして走ってきたそのままの流れで一息つくどころの間もなくステージに登場していました(笑)。
百田隼麻(以下百田):僕は初日大阪公演の直前に赤髪にしたので、汗をかくと赤い汗になっちゃって。血みたいですごく怖かった〜(笑)。あとは、今回、ステージ上で水を飲んじゃいけないっていうルールがあったんです。それも大変でしたね……。
岩城:みんなで決めたんですよ。それこそさっき竜大が言った役を演じ分けるためのルール。
百田:“ステージ上で水を飲まない”、“ステージ上で髪を直さない”、“ステージ上で汗を拭かない”。今回はストーリー仕立てだったから、現実に引き戻されるような瞬間をなくすために、ステージ上では一切そういう瞬間を見せないようにしていました。でも、いつもどおりステージに水とタオルは用意してくださっているので、それを見ると飲みたくなっちゃって(笑)。見ないようにして我慢しました。
岡尾:その反動なのか、アンコールでLIL LEAGUEとしてステージに立ったときは、みんな異様に水とタオルに手が伸びるっていう(笑)。
そのルールも岩城さんからの発案ですか?
岩城:はい。いや〜、大変だった(笑)。
中村:これもゲネプロでのハプニングですけど、手紙を読むシーンなのに大事な手紙がなくて……。僕、セリフっぽくしたくないから、あえて手紙の内容を覚えないようにしていたんです。だから、その瞬間は時が止まったかのように感じました……。
山田:僕も本番中に大焦りしたことがありました。隼麻が手にした本から手紙が落ちて、それを僕が拾うっていう演出だったんですけど、落ちたであろう位置に手紙がなくて。目を凝らして探したら、ステージ際のスピーカー前(お客さん側)にあった。それが本番初日の大阪公演。あれは4公演中でいちばん焦りました(笑)。
中村:それからは、手紙を落とすシーンの練習を隼麻と一緒にいっぱいしてたね。
百田:立ち位置を少し後ろに変えたり。会場によってステージの大きさも違うので、ちょっとしたことだけど意外と難しかったです。
岡尾:僕は、最終公演のすべてのパフォーマンスが終わったあと、舞台裏でハプニングが……。楽屋に戻るためにステージを横切ろうとしたら思いっきり転んじゃって、メチャクチャ涙目になりました(笑)。
百田:それ、後ろから見てた。最後の最後にそれで衣装破れちゃってね。
岩城:僕は違った角度からの裏話を。実は最終公演まで「Beat Loud」を入れるかどうかで迷っていました。本番が終わると改善点を話し合うんですけど、毎公演の議題に“「Beat Loud」どうする?”っていうのが上がるんです。結構体力の消耗も激しいので……。
中村:そのあとに大移動があったりしてね。
岩城:でも結局全公演やり切りました。
東京公演のMCでは、難波さんが「LIL LEAGUE、よくぞこんなものを作った」と発言されていました。ステージのこだわりを教えてください。
中村:シンプルに、「真夏ノ花火」から「YADA」のつながりがメチャクチャ好きでした。
岩城:晃大が考えたんだよね。
山田:たっちゃん、そういうのはもっと早く教えてよ(笑)。それ聞けてうれしいわ、今。
中村:シンプルにつなげるか、バージョンを変えるか、「YADA」じゃなくて「15分」にするのかとか、いくつかの案が出たんです。結果、なんちゃんが読んでいる本の中で展開される物語のシーンとして、本来は別々の曲だけど花火を通してストーリーがつながっていくことを演出しました。ワードのつながりだけじゃなく、ストーリーの世界観がなじむのって奇跡だと思うんです。だから譲れないポイントでしたね。ここ、すごく好き。
岡尾:僕は、今回皆さんの印象にも残っていると思う、6人揃って後ろに倒れ込むシーンのこだわりを。始まりと終わり、1公演の中で2回そのシーンがあるんですけど、登場してから倒れ込むシーンまで、2回ともそれぞれがすべて同じ動きをしていました。もし違ったメンバーがいたら本気で怒るレベル(笑)。
岩城:表情や角度まで気をつけてたから、みんな大丈夫だと思う。あとは今回、声優さんにもご協力いただきました。数々の大役を務めてこられた方なんですけど、恐れ多くもディレクションに僕が入らせていただきました。ひと言ひと言、「ここはこういうシーンなので、こういう感じでお願いしたいです」とお伝えして。レコーディング当日は「めでたし、めでたし」というセリフをその場で追加していただいたんです。「はじまり、はじまり」でスタートした物語を「めでたし、めでたし」で終わらせるのがストーリーとしてきれいな完結の仕方だなと、お声を聞いて思ったんですよね。急遽でしたが、おかげで細かい部分までこだわることができました。
Photography_木下マリ,AOI
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