2025.12.4

EXILE COSTUME EXHIBITION 2025 〜ONE AND ONLY〜
EXILE AKIRA

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EXILEの歴史と進化を物語る『EXILE COSTUME EXHIBITION 2025 〜ONE AND ONLY〜』を11月28日から12月4日まで大阪市のLUCUAホールにて開催された。衣裳展ではライヴ、MV、テレビで実際に着用した衣装170体以上を一堂に展示。初日に先駆けて行われたレセプションにはEXILE AKIRAとLDH JAPANクリエイティブディレクターであり数多くの衣装を手がけてきた⼩川哲史が登壇し、衣装にまつわる裏話や思い出を語った。


この日、初めて衣装展会場に足を踏み入れたAKIRAは、「僕自身、EXILEとしてデビューして20年で、小川さんもEXILEの衣装を作り始めて20年。このタイミングで僕たちの歴史をこういった形で披露することができて、改めて懐かしさを感じるとともに『こんなにたくさん作ってきたのか』とすごく感慨深いです」と感想を漏らす。小川は「アーティストの皆さんのために情熱をかけて作ってきた衣装を、いつかファンの皆様にじっくりご覧いただきたいと願っていた」と語り、衣装展開催が実現した喜びを噛み締めた。特に印象に残っている衣装について尋ねられたAKIRAは、「衣装は僕たちが“EXILEマン”になるための重要なアイテムであり、いわば戦闘服。だからひとつだけ選ぶのは本当に難しいんですけど、僕が加入して最初のツアー『EXILE LIVE TOUR 2007 "EXILE EVOLUTION"』で着用したコスチュームは思い出深いです。EXILE第2章のスタートでもあったので、新たなEXILEのスタイルを提示できたと思います」と当時を懐古。


ツアーの衣装を決める際、AKIRAは毎回意見を出すそうで、「ツアーのコンセプトをメンバー会議で話し合って決めていくんですけど、小川さんにも会議に出席してもらって『こんな方向性がいいですよね』と話して決めています。小川さんはリスペクトしているスタッフであり、もはやEXILEメンバーの一員。好きなものや影響を受けてきたものも似ているので、今日は打ち合わせなしで(服装の)雰囲気が合っちゃうくらい(笑)」とお互い黒のレザージャケットにデニムを合わせたコーディネートで“被って”しまった必然性に言及した。最後に小川は「ぜひ我々のこだわりと、EXILEの活動を彩ってきた衣装たちを間近でご覧いただきたいです」とアピール。AKIRAは「汗も染み付いて、もはや僕たちの身体の一部と言っても過言ではない作品たちが、歴史とともに展示されています。足を踏み入れた瞬間、EXILEの歴史の深さと幅広さを感じていただけると思います」と太鼓判を押し、「僕がいちばん乗りなので、あとでほかのメンバーに自慢しまくろうと思います!」と笑みを覗かせた。


EXILE AKIRAが厳選! 思い出深い衣装BEST3


No.1
EXILE LIVE TOUR 2007 "EXILE EVOLUTION"


“EVOLUTION”ツアーは、僕とTAKAHIROが加入して第1章から第2章へと大きく転換するタイミングだったんです。“破壊と再生”や“進化”というテーマを掲げていたツアーだったので、衣装は単に身にまとうものというだけでなく、エンタテインメントとして表現したいという想いがあり、この衣装によって自分たちの肉体が“EXILEマン”に変わっていくような感覚がありました。1曲目にこの衣装で登場したときのインパクトは、ファンの方からしたら「EXILEってこんなふうに進化していくんだ」「でもやっぱり肉体を使って表現しているからEXILEらしさもあるよね」という感覚だったんじゃないかなと思います。

No.2
EXILE LIVE TOUR 2009 "THE MONSTER"


メンバーが7人から14人になり、一度ミリオンアーティストとして作り上げてきたものを壊してさらにモンスター級のグループになるぞという意気込みが込められたツアーでした。オープニングではステージに神殿が築かれていて、曲が流れると同時にそれが崩壊して瓦礫になるんです。そこにこういったコンセプチュアルな衣装をまとった14人が登場するという。動きづらそうな衣装に見えますが、実はすごく踊りやすく作られています。

No.3
EXILE LIVE TOUR 2010 "FANTASY"
EXILE LIVE TOUR 2011 TOWER OF WISH ~願いの塔~


僕にとってエンタテインメントの原点はマイケル・ジャクソン。彼からインスピレーションを受けることは多くて、だったらマイケルの衣装チームと組んで衣装制作ができないか? と依頼させていただき、実現したとても贅沢な衣装です。エンタテインメントの世界で本当に影響力の大きいマイケル・ジャクソンの衣装を手がけたチームとコラボレーションさせていただけたというのは、僕たちにとっても今後につながるきっかけを与えてもらった機会だったと思います。


小川哲史が選ぶ思い出深い衣装No.1


「EXILE PRIDE ~こんな世界を愛するため~」Music Video(2013年)


HIROさん勇退前ラストの楽曲なので、MV、ツアー(『EXILE LIVE TOUR 2013 "EXILE PRIDE"』)、最後のパフォーマンスとなった『NHK紅白歌合戦』含めとても印象に残っています。衣装のコンセプトについて、HIROさんからは「任せる」と言っていただいて。僕のなかでEXILEはやっぱり黒スーツというイメージが強いので、黒のテーラードにキラッと輝く要素も入れて、集大成のイメージで制作しました。


Message from AKIRA


『EXILE LIVE TOUR 2025 "THE REASON"』が始まり、僕たち自身待ち望んでいた光景を仲間と一緒に見ることができて感無量ですし、どんな時代のどんな形の僕たちも受け入れて、期待して待っていてくれるファンの皆様には感謝の気持ちしかありません。いつでも「今のEXILEがいちばん」と胸を張って言っていただけるように全力でお届けしていきたいと思います。2026年はEXILEが25周年を迎えます。思えば約6年前、奇しくもここ大阪で予定していた公演が新型コロナウイルスの影響により直前で中止になってしまい(2020年2月26日の『EXILE PERFECT LIVE 2001→2020』京セラドーム大阪公演)、ライヴができるのは当たり前ではないんだと痛感するような大きな出来事となりました。6年越しの「LDH PERFECT YEAR」のリベンジを必ず果たして、進化したEXILEをお届けしたいと思います。皆さんと一緒に歌って踊って最高の時間を過ごせる空間をたくさん作っていきたいなと思っておりますので、来年2026年の「PERFECT YEAR」を何卒よろしくお願いいたします!

Photography_塩崎智裕