2025.11.27

セフレの品格 慟哭/終恋
青柳翔

  • 劇団EXILE FC対象
  • 一部フリー
城定秀夫監督の映画『セフレの品格 慟哭』が11月28日(金)、『セフレの品格 終恋』が12月12日(金)から2部作連続で公開される。今作で行平あい佳さんとW主演を務める青柳翔を直撃。制作秘話や2年ぶりに同じ役を演じることについて語ってもらった。


2023年に映画『セフレの品格 初恋/決意』が公開されてからおよそ2年。当時から続編があることは聞いていたのですか?


いえ、あるかもしれないというレベルで本決まりではありませんでした。

改めて、続編の公開が決定したと聞いたときはどんなお気持ちでしたか?


原作どおりのストーリーになるのかなとか、どういう展開になるのか気になりました。実際に台本を読んでみたら、前作とはちょっと違い、行平(あい佳)さんが演じる森村抄子と、僕が演じる北田一樹のふたりが一度離れて、いろんなところに行って、さまざまな人と出会ってお互いに成長していくという展開になっているので、それはまたおもしろそうだなと思いました。

2年ぶりに同じ役を演じることについてはどんな気持ちでしたか?


正直、忘れていることもあったので、前作と同じような感覚を思い出すことがわりと大変でした。それに加えて謎の緊張感もありました。同じ人物を演じることに対する不安といいますか、前回の延長が自然にできるかなとかそういった部分で。あとストーリーの進む方向性も前作とはちょっと違ったので、どう演じようかなっていう。監督やプロデューサーからは前作からの信頼もあり特に指摘はなかったので、自分が思うようにやらせていただきました。

実際演じてみてどうでしたか?


監督や行平さんとは前作でシーンも一緒にいる時間もかなり多かったですし、久々にお会いできたことがまずうれしかったです。現場の雰囲気も前作と変わらず穏やかで楽しい感じで、不安だったのは自分の役柄くらいですごくいい時間を過ごすことができました。


城定秀夫監督は、撮るのがだいぶ早いとお聞きしました。


メチャクチャ早いですし、オーダーされることも端的でわかりやすい。あと何よりユニークで、すごく素敵な方です。

今回、一樹を演じるなかで、キャラクター自身も変化していると思いますが、お芝居のなかで具体的にどう意識されましたか?


台本では前作よりも丸くなっていたといいますか、“いいやつ感”がすごく滲み出ていたので、そこをあまりやりすぎないように、ただの善人にならないようになんとなく気をつけていたと思います。前作のような“悪い男”とどちらが演じやすかったかといえば……どちらも難しかったです(笑)。ただ僕が演じた一樹という役は、人間味があってリアリティーもあるキャラクターで。お芝居をするうえでは、たとえば全体を見ずにそのときだけインパクトのあるようなことを言うような、いわゆるキャラ立ちしている役でもなかったので、そういう作品に比べると演じやすかったかなとは思います。

今作では事務所の先輩である松本利夫さんとの共演になりましたが、現場はどんな雰囲気でしたか?


最近は飲みに行くこともほぼなかったので、昔一緒に飲みに行っていたときの話をしたり、お互いの近況報告などをしていました。まあ、ごく普通の先輩と後輩という感じです。

一緒にいて緊張はしませんでしたか?


まったくなかったです。昔だと「先にご飯食べちゃいけないのかな」とか、小さなことを気にしていましたけど、今はもう先に食べてしまいますし、疲れたら普通に横になるっていう(笑)。MATSUさんの優しいオーラに甘えちゃって。昔のような変な緊張感がなくなったような気がします。


今作に関わったことで、ひとりの人間として新たに気付いたことはありますか?


“セフレ”という言葉はパワーワードじゃないですか。インパクトが強すぎて印象だけ独り歩きしそうですが、この作品における“セフレ”の意味は少し違っていて。世間一般で言われる“セフレ”という関係はネガティブな印象が強いですが、だからといって簡単にその関係性について外から批判するのは違うなと感じました。当人同士は幸せかもしれないし、関係性はふたりにしかわからないことだから。たとえネガティブなものだとしても、後々いい関係になる可能性もあるわけじゃないですか。だからそこでまったく関係ない人が否定し、遮断するのは違うかな、と。あと今作については、観てくださる方の年代によっても捉え方が違う、多角的な魅力があると感じました。

今回の『セフレの品格 慟哭/終恋』を通じて、観てくださる方に届けたいことはどんなことですか?


さまざまな人の人生が交錯して、それぞれが毎日を必死で生きている。誰もが物語に没入できるような物語になっているので、ぜひ世界観に浸ってもらいたいです。また、インパクトの強い“セフレ”という言葉ですが、ここでは“セフレ”という関係から始まったふたりの行先は幸せなのか、不幸なのか、はたまたそれ以外の何かなのか……。観てくださる方によってまったく違う解釈があると思うので、この作品を通じていろいろな想いを感じていただきたいです。

©2025 日活



MOVIE information
『セフレの品格 慟哭/終恋』
11/28(金)都内先行・全国順次公開 『セフレの品格 慟哭』
12/12(金)全国公開 『セフレの品格 終恋』
出演/
<慟哭>
行平あい佳 青柳翔
片山萌美 坂上梨々愛 和合真⼀ 小鷹狩⼋ こころ 松本利夫
<終恋>
行平あい佳 青柳翔
片山萌美 山谷花純 坂上梨々愛 髙石あかり 石橋侑大 吉岡睦雄 松本利夫 新納慎也 前野健太 宮地真緒 寺島まゆみ
竹財輝之助
原作/湊よりこ『セフレの品格(プライド)』(双葉社 JOUR COMICS)
監督/城定秀夫
脚本/城定秀夫 谷口恒平(終恋)
制作プロダクション/レオーネ
企画・製作・配給/日活
https://sfriends-pride-movie.com/

photography_野呂知功(TRIVAL)
styling_手塚勇
hair&make_なかじぃ(KIND)
text_オオサワ系
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