PSYCHIC FEVER小波津志が1stフォトブック『こころのおと』を発売。
本書はPSYCHIC FEVERがデビュー直後から活動拠点としていたタイで全編撮影。タイは小波津にとって「どこか故郷のように安心する場所」だという。ページを捲るたびにコロコロと変わる表情と13ルックもの衣装で撮り下ろされた100枚以上のカットはもちろん、幼少期の写真やロングインタビュー、さらにPSYCHIC FEVERメンバーからの愛が詰まったサプライズページなど、見どころ満載、遊び心満点の一冊となった。
今回は、発売当日8月5日に東京・タワーレコード渋谷店で行われた発売記念イベント取材会をレポート。また、PSYCHIC FEVER OFFICIAL FAN CLUB会員限定の後半パートには、書籍購入当選者限定のトークイベントの模様と個別インタビューを特別にお届け。
今年の3月に撮影させていただいたので、ようやく発売することができて、まずは本当にうれしい気持ちでいっぱいです。
最初は想像がつかないくらいびっくりしたことを覚えています。「ソロ!?」「ひとり!?」「写真集!?」「今!?」って。びっくりとうれしさがありました。すぐ親に報告しました。
「早くない!?」って(笑)。
ひとつもございません(笑)。今日、(メンバーからの連絡が)まだ1件も来ていない気がします……。あとで配りに行きます(笑)。
今回はすべてタイでの撮り下ろし。自分をいちばん表現できる場所を考えたときに、地元・沖縄か、活動していたタイの2択で。僕たちPSYCHIC FEVERというグループは、デビューしてすぐにタイでの武者修行が始まりました。そのなかで、僕はタイ語を勉強してMCで話したり、タイの楽曲のカバーなどもさせていただいている。グループとしても、グローバルで活動するアーティストになることを目標にタイで活動してきたので、そんなタイは自分の人生においても、PSYCHIC FEVERとしても、第二の故郷と言ってもいい場所。そういう意味でも1stフォトブックの撮影場所にふさわしい場所かなと思って、タイで撮影しました。
『こころのおと』というタイトルは最初に出てきたもので。ほかにもいくつか考えたのですが、「志の音」「心ノート」などいろいろな意味にかけることもできますし、今の自分を表現したいと思ったときに、このタイトルがいいんじゃないかと感じて、決めさせていただきました。
うーん……、自分の声かなと思います。ちょっと甲高くて、変声期前は女性の声くらいの高さで、自分の声が嫌いだった時期もあったんですが、レッスンを受けさせていただいたり、ヴォーカルとして歌わせていただいたりするうちに、気付いたら自分の声が好きになっていました。
「僕らしいな」って率直に思ったので。あれ、実は撮っていると思わなくてちょっとふざけていたときなんです。そんなときに撮られたカットだからこそ、自分らしいなと思いましたし、「どこから撮っているんだよ」みたいな偶然が重なったショットなので、お気に入りカットに選びました。
撮影は2日間。ずっと撮り続けていました。よく行っていた川の周辺や寺院で撮影したり、ワンちゃんと触れ合ったり、タイの料理を食べたりと、タイだからできたことも多かったですし、武者修行のときからよく行かせていただいていた場所だったからこそ、素の自分も出すことができたと思います。2日間休みはなかったんですけど、すごく楽しみながら、素のままの自分を撮ることができたかなと思います。
印象深かったのは屋上での撮影。屋上からタイを見下ろすことってなかなかなかったので、このタイミングでああいう景色を見られたことは、感慨深かったです。撮影の最後のシーンだったというのもあって余計にそう感じました。
はい、観光はしていないですね。でも撮りながら観光するみたいな感じでしたね。チャオプラヤー川という大きな川で撮影したんですが、プライベートでもよく行っていましたし。ずっと撮ってはいましたけど、素で楽しみながら撮影させていただいていました。
ガパオライスですね。辛くないやつ。タイって「辛くないので」とお願いしても、辛いのが出てくるんですよ(笑)。僕は辛いものが苦手なので、「唐辛子入れないで」と伝えて食べていました。
そうですね。でもタイはずっと暑いので(笑)。撮影したときもとても暑かったですが、涼しい風も吹いていたし、僕は夏がとても好きなので、すごく気持ち良かったです。
まだ完成したフォトブックをしっかり見ていなくて……。というのも、発売してから見たいと思っていたんです。だからまだちゃんと見られていないんですが、パッと見た感じだと、メンバーが送ってくれた写真は、自分では絶対に出さないようなものばかりだったので、手に取った皆さんにも楽しんでいただけるんじゃないかなと思います。
フォトブックというのはひとつの目標にしていたものでもあったので、こうしてかなえることができてすごく幸せですし、感慨深く感じています。グループとして大きな夢もありますし、個人としてもソロライヴとか、いろいろな形で自分を表現できる場所をこれからも増やしていけるように頑張っていきたいと思います。
150点じゃないでしょうか。自分だけだったら100点だと思うんですが、メンバーの写真が入っていたり、インタビューで自分のことを振り返ったり、自分では選ばなかった写真や内容も見ることができるということを考えると、100点に50点プラスして150点、もしかしたらそれ以上かなと思います。
僕はPSYCHIC FEVERのヴォーカルを務めさせていただいているのですが、それ以外の面も知りたいと思ってくれたり興味を持ってくださったら、まずはこれを見ていただきたいなと思います。見ていただいて「こんな人なんだ」ということを感じていただけたらなと思います。
機会があればぜひやらせていただきたいです。ただ、「次は自分がレベルアップしたときに出したいな」と、今回撮影しているときから考えていたので、いずれまた出せることを自分も楽しみにしながら頑張っていきたいなと思います。
いつですかね。じゃあ……、来年お願いします!(笑) それまでに自分もレベルアップしておきます!
沖縄か、日本を飛び出すか……。全然パッと思い浮かばないですが、日本らしさも出したいですし海外で活動をさせていただいていることが多いぶん、海外での撮影もできたらいいなと思います。
ありますね。時間の流れ方がちょっと似ているのかな。あと、個人的にはごはんにも近いものを感じますし、だから(タイが)自分の身体に馴染みやすかったのかなと思います。
当時は本当にがむしゃらでした。タイ語もタイの文化もひたすら勉強して。それまで自分たちが完璧だと思っていたことが通用しなかったり、ライヴもなかなか盛り上げられなかったり、葛藤もたくさんありました。だけど、タイに行ったからこそ固まっていたものが砕けて、PSYCHIC FEVERらしさを改めて見つめ直して、磨き上げることができたと思います。そう思うと、すごく人生に関わってくるポイントだったし、本当にタイに行って良かったなと思います。
タイに行ってすぐに出演したイベントで、ものすごく体調を崩してしまいまして。救急病院に行ってなんとか熱を下げて本番に挑んだというのが、いちばんキツかったかもしれないですね。
はい、まったく! ……いや、ありました(笑)。気合いを入れたときに限って体調を崩すんですよね。コンディションを整えて「よし撮るぞ」というときに、ちょっと体調を崩してしまいました。
水分をできるだけとる。あとはできるだけ焼かないように日焼け止めをこまめに塗っています。
いちばんの夢は、Billboardのグローバルチャートに入ること。それから、6月に日本でライヴツアーを行いましたが、それを世界中の皆さんにもお届けしたいという気持ちがあるので、ワールドツアーという目標もあります。ほかにもたくさんの夢があります。最高にカッコいい音楽や自分たちにしかできないライヴエンタテインメントをこれからも届けていきたいと思います。
はい。(タイ語で挨拶)「志です。いつもサポートありがとうございます。早く皆さんにお会いしたいです」と言いました。
今回の1stフォトブック『こころのおと』は、自分にとっても新しい小波津志を見つけることができたような作品でした。これまでの自分の歩みも改めて詰め込んだフォトブックになっています。ぜひ楽しんでください。そしてPSYCHIC FEVERのこれからの音楽、ライヴエンタテインメントも楽しみにしていただけるとうれしいです。今日はありがとうございました!
Photography_塩崎亨
Text_小林千絵
BOOK Information
NOW ON SALE
定価:2,970円(税込)
仕様:B5判/128頁
発行:講談社
本書はPSYCHIC FEVERがデビュー直後から活動拠点としていたタイで全編撮影。タイは小波津にとって「どこか故郷のように安心する場所」だという。ページを捲るたびにコロコロと変わる表情と13ルックもの衣装で撮り下ろされた100枚以上のカットはもちろん、幼少期の写真やロングインタビュー、さらにPSYCHIC FEVERメンバーからの愛が詰まったサプライズページなど、見どころ満載、遊び心満点の一冊となった。
今回は、発売当日8月5日に東京・タワーレコード渋谷店で行われた発売記念イベント取材会をレポート。また、PSYCHIC FEVER OFFICIAL FAN CLUB会員限定の後半パートには、書籍購入当選者限定のトークイベントの模様と個別インタビューを特別にお届け。
囲み取材会
本日、初のフォトブック『こころのおと』が発売されました。今の率直な気持ちを教えてください。
今年の3月に撮影させていただいたので、ようやく発売することができて、まずは本当にうれしい気持ちでいっぱいです。
最初にソロ写真集が発売されると聞いたときの心境は?
最初は想像がつかないくらいびっくりしたことを覚えています。「ソロ!?」「ひとり!?」「写真集!?」「今!?」って。びっくりとうれしさがありました。すぐ親に報告しました。
親御さんは何と?
「早くない!?」って(笑)。
発売されたばかりですが、ご家族やメンバーの皆さんから何か反響はありましたか?
ひとつもございません(笑)。今日、(メンバーからの連絡が)まだ1件も来ていない気がします……。あとで配りに行きます(笑)。
タイトルに込めた想いや、本作のテーマについて教えてください。
今回はすべてタイでの撮り下ろし。自分をいちばん表現できる場所を考えたときに、地元・沖縄か、活動していたタイの2択で。僕たちPSYCHIC FEVERというグループは、デビューしてすぐにタイでの武者修行が始まりました。そのなかで、僕はタイ語を勉強してMCで話したり、タイの楽曲のカバーなどもさせていただいている。グループとしても、グローバルで活動するアーティストになることを目標にタイで活動してきたので、そんなタイは自分の人生においても、PSYCHIC FEVERとしても、第二の故郷と言ってもいい場所。そういう意味でも1stフォトブックの撮影場所にふさわしい場所かなと思って、タイで撮影しました。
『こころのおと』というタイトルは最初に出てきたもので。ほかにもいくつか考えたのですが、「志の音」「心ノート」などいろいろな意味にかけることもできますし、今の自分を表現したいと思ったときに、このタイトルがいいんじゃないかと感じて、決めさせていただきました。
タイトルにちなんで、小波津さんがいちばん好きな音は何ですか?
うーん……、自分の声かなと思います。ちょっと甲高くて、変声期前は女性の声くらいの高さで、自分の声が嫌いだった時期もあったんですが、レッスンを受けさせていただいたり、ヴォーカルとして歌わせていただいたりするうちに、気付いたら自分の声が好きになっていました。
フォトセッションの際にお気に入りカットを見せていただきましたが、こちらを選ばれた理由を教えてください。
「僕らしいな」って率直に思ったので。あれ、実は撮っていると思わなくてちょっとふざけていたときなんです。そんなときに撮られたカットだからこそ、自分らしいなと思いましたし、「どこから撮っているんだよ」みたいな偶然が重なったショットなので、お気に入りカットに選びました。
撮影時の思い出やエピソードがあれば教えてください。
撮影は2日間。ずっと撮り続けていました。よく行っていた川の周辺や寺院で撮影したり、ワンちゃんと触れ合ったり、タイの料理を食べたりと、タイだからできたことも多かったですし、武者修行のときからよく行かせていただいていた場所だったからこそ、素の自分も出すことができたと思います。2日間休みはなかったんですけど、すごく楽しみながら、素のままの自分を撮ることができたかなと思います。
撮影中にいちばん印象深かった場所はどこですか?
印象深かったのは屋上での撮影。屋上からタイを見下ろすことってなかなかなかったので、このタイミングでああいう景色を見られたことは、感慨深かったです。撮影の最後のシーンだったというのもあって余計にそう感じました。
2日間ずっと撮影していたということですが、観光する時間はなかったですよね?
はい、観光はしていないですね。でも撮りながら観光するみたいな感じでしたね。チャオプラヤー川という大きな川で撮影したんですが、プライベートでもよく行っていましたし。ずっと撮ってはいましたけど、素で楽しみながら撮影させていただいていました。
タイ料理でいちばん好きなものは何ですか?
ガパオライスですね。辛くないやつ。タイって「辛くないので」とお願いしても、辛いのが出てくるんですよ(笑)。僕は辛いものが苦手なので、「唐辛子入れないで」と伝えて食べていました。
3月のタイって相当暑かったのでは?
そうですね。でもタイはずっと暑いので(笑)。撮影したときもとても暑かったですが、涼しい風も吹いていたし、僕は夏がとても好きなので、すごく気持ち良かったです。
今作は100枚以上の撮り下ろしカットや、これまでのあゆみに関するインタビュー、小波津さんから見たメンバーの印象、メンバーの質問など、ファンの方には夢のような一冊になっています。特に注目して見てもらいたいパートはどこですか?
まだ完成したフォトブックをしっかり見ていなくて……。というのも、発売してから見たいと思っていたんです。だからまだちゃんと見られていないんですが、パッと見た感じだと、メンバーが送ってくれた写真は、自分では絶対に出さないようなものばかりだったので、手に取った皆さんにも楽しんでいただけるんじゃないかなと思います。
今後、お仕事やプライベートで挑戦したいこと、目標があれば教えてください。
フォトブックというのはひとつの目標にしていたものでもあったので、こうしてかなえることができてすごく幸せですし、感慨深く感じています。グループとして大きな夢もありますし、個人としてもソロライヴとか、いろいろな形で自分を表現できる場所をこれからも増やしていけるように頑張っていきたいと思います。
今作をご自身で採点するとしたら100点満点中、何点ですか?
150点じゃないでしょうか。自分だけだったら100点だと思うんですが、メンバーの写真が入っていたり、インタビューで自分のことを振り返ったり、自分では選ばなかった写真や内容も見ることができるということを考えると、100点に50点プラスして150点、もしかしたらそれ以上かなと思います。
この写真集、もちろんいろいろな方に見てもらいたいと思うのですが、特にどんな方に見てもらいたいですか?
僕はPSYCHIC FEVERのヴォーカルを務めさせていただいているのですが、それ以外の面も知りたいと思ってくれたり興味を持ってくださったら、まずはこれを見ていただきたいなと思います。見ていただいて「こんな人なんだ」ということを感じていただけたらなと思います。
少し気が早いかもしれないですが、2nd写真集、3rd写真集も出したいですか?
機会があればぜひやらせていただきたいです。ただ、「次は自分がレベルアップしたときに出したいな」と、今回撮影しているときから考えていたので、いずれまた出せることを自分も楽しみにしながら頑張っていきたいなと思います。
いつぐらいに出したいですか? 言っておいたらかなうかも。
いつですかね。じゃあ……、来年お願いします!(笑) それまでに自分もレベルアップしておきます!
次はどこで撮りたいですか?
沖縄か、日本を飛び出すか……。全然パッと思い浮かばないですが、日本らしさも出したいですし海外で活動をさせていただいていることが多いぶん、海外での撮影もできたらいいなと思います。
故郷の沖縄とタイって、ちょっと似たところもあるのでは?
ありますね。時間の流れ方がちょっと似ているのかな。あと、個人的にはごはんにも近いものを感じますし、だから(タイが)自分の身体に馴染みやすかったのかなと思います。
タイはデビュー直後に武者修行をした場所ということですが、当時の思い出を聞かせてください。
当時は本当にがむしゃらでした。タイ語もタイの文化もひたすら勉強して。それまで自分たちが完璧だと思っていたことが通用しなかったり、ライヴもなかなか盛り上げられなかったり、葛藤もたくさんありました。だけど、タイに行ったからこそ固まっていたものが砕けて、PSYCHIC FEVERらしさを改めて見つめ直して、磨き上げることができたと思います。そう思うと、すごく人生に関わってくるポイントだったし、本当にタイに行って良かったなと思います。
武者修行のなかで「これは大変だった」とか「これは辛かった」というエピソードはありますか?
タイに行ってすぐに出演したイベントで、ものすごく体調を崩してしまいまして。救急病院に行ってなんとか熱を下げて本番に挑んだというのが、いちばんキツかったかもしれないですね。
今回のフォトブックの撮影ではそんな大変なことはなかったですか?
はい、まったく! ……いや、ありました(笑)。気合いを入れたときに限って体調を崩すんですよね。コンディションを整えて「よし撮るぞ」というときに、ちょっと体調を崩してしまいました。
そうだったんですね。日本でも今は暑い日が続いていますが、暑さ対策は何かされていますか?
水分をできるだけとる。あとはできるだけ焼かないように日焼け止めをこまめに塗っています。
先ほどグループで大きな夢があるとおっしゃっていましたが、どんな夢か教えてもらってもいいですか?
いちばんの夢は、Billboardのグローバルチャートに入ること。それから、6月に日本でライヴツアーを行いましたが、それを世界中の皆さんにもお届けしたいという気持ちがあるので、ワールドツアーという目標もあります。ほかにもたくさんの夢があります。最高にカッコいい音楽や自分たちにしかできないライヴエンタテインメントをこれからも届けていきたいと思います。
タイ語で挨拶をお願いします。
はい。(タイ語で挨拶)「志です。いつもサポートありがとうございます。早く皆さんにお会いしたいです」と言いました。
では最後に、日本語でメッセージをお願いします。
今回の1stフォトブック『こころのおと』は、自分にとっても新しい小波津志を見つけることができたような作品でした。これまでの自分の歩みも改めて詰め込んだフォトブックになっています。ぜひ楽しんでください。そしてPSYCHIC FEVERのこれからの音楽、ライヴエンタテインメントも楽しみにしていただけるとうれしいです。今日はありがとうございました!
Photography_塩崎亨
Text_小林千絵
BOOK Information
『こころのおと』
NOW ON SALE
仕様:B5判/128頁
発行:講談社
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