LDH史上最大規模のオーディション「iCON Z ~Dreams For Children~」男性部門第二章でデビューを勝ち取ったKID PHENOMENON、WOLF HOWL HARMONY、THE JET BOY BANGERZ。いよいよ本日8月23日に同時メジャーデビューを果たす3グループがEXILE TRIBE MAGAZINEに初登場!ここでは、KID PHENOMENONメンバーの現在の心境からデビューシングル、さらに応援してくださる方への想いをお届けします。
山本光汰(以下山本):第一章でLIL LEAGUEがグランプリを獲ったときは、僕たち脱落組だったんです。なので、その瞬間は正直、どうしようかと。今後の進路的なことは考えました。
夫松健介(以下夫松):僕はもうタオルが離せなくて。先のこともわからなくて不安だったけど、それよりもあのときは悔しい気持ちが強過ぎて、たぶん、僕、一生、泣いていました(笑)。
川口蒼真(以下川口):7人全員がマイクを持ってパフォーマンスできたり、ダンスを踊れたり、ラップができる、総合力の高さです。しかも、それぞれ個性が強いので、みんな全然違うラップをするし、ダンスのジャンルも幅広くて、一人ひとりを見てもすごく魅力的。でも、全員で揃うと、この7人ならではの〝KID PHENOMENONらしさ〟ってものが見せられるんですよ。曲に関しても、前回の「C’mon」は少し背伸びした大人な感じの楽曲だったけど、デビュー曲の「Wheelie」は僕たちらしい若々しいテイストになっていて、曲によっても色を変えられる。そういうとこは飽きずに楽しんでもらえると思います。
夫松:僕たちは曲が作れるメンバーもいるのでパフォーマンス面だけじゃなく、クリエイティブ面でも、ある程度基礎的な部分、土台を作れるとこが強みだと思います。普段から「こういう曲の作り方、いいよね」とかディスカッションしているし、今やっている夢者修行で振り付けを作るときも、パート分けとか自分たちで割り振っています。だから、この7人が揃っていれば大概のことはできる。あと、寮で一緒に生活しているので、とことん仲がいいです。
岡尾琥珀(以下岡尾):一緒に住み始めて日が浅いので、まだ家に帰るって感覚がないんですけど、それがまた楽しいんですよね。
一同:初めてです!
岡尾:みんなそうだと思うけど、実家を出てから親へのありがたみがすごい。洗濯だったり、食器洗ったり、掃除したり、ご飯を作ったり、そういう一つひとつのことを自分たちでやるので、改めてお母さんに対して感謝の気持ちが莫大に上がりました。お母さん、ヤバい。神です。
一同:間違いない!
夫松:でも、今は翼空がお母さん代わりっていうか、結構、家事をやってくれています。
遠藤翼空(以下遠藤):僕は元々、掃除とか家事は自分でやっていたので。お母さんにそう教えられたんです。
(遠藤以外全員手を上げる)
佐藤峻乃介(以下佐藤):洗濯じゃないですか? ずっと洗濯している気がする。
鈴木瑠偉(以下鈴木):僕は洗濯は大丈夫かも。
夫松:でも、瑠偉は「健介くん、洗濯機はどうやって回したらいいの?」って聞いてきたよね(笑)。
鈴木:いや、洗濯機の種類が実家と違って……。でも、頑張ってます。
岡尾:僕は収納を頑張っています。僕、基本部屋が汚くて、何日かに一回スイッチが入って片付けるタイプなんです。実家だとそれでも、常にお母さんが見てくれたから何とかなっていたけど、今は気付いたら部屋がメチャクチャになっていて、メンバーに迷惑をかけているかも。
川口:いや、たぶん、片付けは僕がいちばん苦手。だから、実家の自分の部屋は収納を多くして、とりあえず全部、そこにしまいこんでいたんですよ。でも、今はそこまでスペースがないので、とんでもないことになってる(笑)。
山本:僕です。僕は逆に徹底していて、部屋にはほぼほぼモノを置かない。昨日も琥珀くんがスーツケースの荷物を広げようとしたけど「部屋で広げないで」ってクローゼットで広げさせました(笑)。
遠藤:いや、別に……。
夫松:これを機に言っちゃってよ。
遠藤:ゴミ捨てかなぁ。7人いるんでほっとくと、袋がどんどん積み上がってタワーみたいになるんですよ(笑)。で、僕が捨てるって感じなんだけど、気付いた人がやってくれたらなと。ま、面倒くさいのはわかるので強要はしないけど。
(遠藤以外手を挙げる)
一同:はい!
鈴木:KID PHENOMENONを結成したとき、NAOTOさんが「7人は一度悔しさを味わったから強くなれる、自分が絶対に上に行かせる」って言ってくださって。その言葉がすごく響きました。
夫松:ほかにも、アドバイスというか、SNSの動画もクオリティを上げていこうかって話があって。TikTokとか気軽に撮るイメージがあると思うけど、全員でしっかり服を合わせるとか、曲の振り付けを自分たちで考えるとか、一つひとつのことに対する向き合い方をNAOTOさんに教えていただきました。日頃の服装とかもアドバイスしてくださって、僕たちも意識するようになりましたね。
夫松:動画とかは衣装合わせしたあと、NAOTOさんに見ていただいています。
佐藤:ちなみに、僕のお母さんはEXILEのデビュー当時からのファンで、なかでもNAOTOさんの大ファンだったんです。なので、クリエイティブコーディネーターがNAOTOさんに決まったよって言ったときは、ずっと固まっていて。そのあと、自分が大ファンの人に息子を見てもらえるのがどれだけすごいことなのかって、ずっと熱弁されました(笑)。
佐藤:はい。しかも僕、NAOTOさんのアドバイスでビジュアル面がかなり変わりました。それまでがイモすぎて、NAOTOさんに出会ってなかったら、どうなっていたんだろう?って心配になるぐらい。昔の自分を見返すとヤバいです(笑)。
夫松:僕も、半年前まではこんなに襟足伸ばして、真緑の髪になるなんて考えられなかった。
夫松:僕と琥珀と峻乃介の3人は、脱色して〝眉毛ナシ組〟。でも、何の抵抗もなくなりました(笑)。
岡尾:夢者修行が始まってから、みんな髪型と髪色はだいぶ変わっているけど、それも当たり前になっちゃいました。
岡尾:最初のオリジナル曲「C’mon」のスタイリッシュな感じと比べると、生き生きとしてめちゃめちゃパッションがあって、いい意味でギャップがあるなと思いました。
山本:今の時代に合わせてTikTokのショート動画とかでも見やすいように、キャッチーなポイントが散りばめられていて、すごいなと。自分たちの歌唱スキルも「C’mon」のときよりさらに上がっていたりするので、より「デビューを迎えるんだ」って心境になりました。
遠藤:この曲は最初の印象で「わ、楽しい!」 って思ったので、そのインスピレーションを大切にして、それを最大限に表現したいと思ったので、レコーディング中、僕、ピョンピョン跳ねていたんです。
遠藤:はい。縮こまっていると、そういうフィーリングになっちゃうので。リフレッシュのためにも、跳ねて身体を動かしながらやっていました。
佐藤:やってた、やってた(笑)。
遠藤:入り込まないと、伝わらないので。
山本:僕はフェイクですね。落ちメロの最後、大サビ前のフックのところがあるんですけど、そこは最初フェイクがなかったんです。でも、ディレクションしてくださったEXILE SHOKICHIさんが「アドリブでフェイク入れてみる?」ってアイデアを出してくださって。何回も曲を流しながら、自分の声のいちばんおいしいハイの音とか、ピッチ感とかを考えながら作ったのが印象的でした。あと、僕、ちょっと変わった習慣があって。歌う前は〝嗚咽〟するんですよ。
山本:そう。のどに塗るスプレーを直接、喉に当てるとオェッてなるじゃないですか。そうすると喉が開いて、声の鳴りが全然変わって、ピッチ感の幅が広がる。僕は元々ハイノートっていって、高音域と中音域が得意なんですけど、さらにそのコントロールがしやすくなるんです。
佐藤:なかなかいないです、嗚咽する人(笑)。
山本:僕もたまたま試して、初めて発見しました。前回の武者修行からやっています。
遠藤:いつか本当に吐くんじゃないか心配(笑)。
山本:僕もあまりオススメはできないけど、やってみたらすごい実感があると思いますよ。
岡尾:全国のライヴの楽屋で〝オエオエ〟してたら怖いですって。
一同:確かに!(爆笑)
夫松:そうですね(笑)。僕たちも、振り付けをいただく前に、こんな風になるんじゃないかって予想をしていたんですけど、その倍の倍ぐらいキャッチーなのがきて、さすがだなと。夢者修行でも、ファンの皆さんが数回で覚えてくれるし、なんなら初回でもちょっとレクチャーするだけでできるぐらいやりやすくて、振り付け師さまさまです。
遠藤:これはバズるなって思いました。
佐藤:インパクトがあって、でも誰でもすぐ踊れるぐらい簡単な振りですからね。でも、キャッチーなところ以外は難しいんですよ。
夫松:簡単なところと難しいところの差がすごい。特にサビ頭とかは、揃えるのが難しくて。
夫松:それがまた僕たち、合わせようとしなくても合っちゃうんですよね。いつも振り入れしてすぐ揃って、そのあと一回、個性が出ると悲惨なぐらい合わなくなって、さらに「ちゃんと合わせよう」ってやり直すと、バチっと揃っちゃう。これはもう結成したときからで、お互いの空気感で合うみたいな。そこは自分たちでもびっくりしています。
佐藤:ダンスのレッスン動画とかも、合わせようとしてないのに終わったあと見返すと〝あれ? なんか揃ってね?〟ってことが結構あります。
山本:やっぱり(オーディションの)第一章から約1年半一緒にレッスンをしてきて、特に第二章に入ってからは白浜合宿って、メチャクチャ過酷な合宿もありましたし、そういうところでお互いのテンション感とか〝らしさ〟ていうのを理解し合った結果、自然と揃うパフォーマンスができるようになったんじゃないかな。
夫松:もうホントに、一人ひとり個性が爆発しているので、振りを崩し出すと止まらない(笑)。「C’mon」も、両手を動かす振りがあるんだけど、やり慣れてきたころの僕らの映像を観ると、誰も両手を使っていなくて。全員、違う振りをして、元振りがわからないんですよ。だから僕たちの課題は、個性を出すところと、揃えるところのバランスでしょうね。
川口:それはあるかもしれない。
川口:あ、僕ですか? ありがとうございます。
末松:優しい感じから、急に男らしくなるみたいな。
川口:僕、髪を短くしてから、メチャクチャ変わったんです。長かったころはパッと顔を振ったときに前髪が目にかかってセクシーな感じになるとか、髪に頼っていた部分があるんですけど、今はこれ(ツンツン短髪)じゃないですか。もう、髪に頼れないわけです(笑)。だから、より表情で変化を出すようになりました。
岡尾:髪の毛を切って「軽くなった!」って言ってたよね。
川口:そう! メチャクチャ軽くなった!
一同:生き生きしてるわ(笑)。
鈴木:普段の僕たちというか、家にいるときの素の表情や気持ちが落とし込まれていて。おうちのセットから飛び出していくシーンとか、本当にあのままです。
鈴木:メチャクチャ高いです。皆さんが想像している以上に僕たちのテンションはすごい。
岡尾:あっちこっちの部屋から、叫び声が聞こえてきますから(笑)。
佐藤:昨日とかも本当にヤバかった。動物園です(笑)。
鈴木:そういった元気な部分も出ているし、でも、落ちメロの部分ではいきなり顔がシリアスになって、その瞬間の切り替えがハンパない。僕たちの二面性を引き出せた作品になっていると思います。
夫松:そうですね。なんならMVのほうがちょっと抑えているぐらい。まぁ、変なヤツらが集まったんですよ(笑)。
遠藤:自転車に乗っているシーンがあって、撮影の1週間前にそれこそ〝ウィリー〟(前輪を浮かせ、後輪だけで走行する技)をやろうってことになって。めっちゃ頑張って練習したので、MVで使ってもらったのがすごくうれしかったです。
岡尾:ちなみに言うと、僕も撮影当日に急遽ウィリーをやることが決まって本番行きました。
川口:7人で練習していたんですけど、当日までにできるようになったのがふたり(遠藤、岡尾)だけだったんです。
遠藤:普通は1週間でやるなんてありえないですよ。
川口:プロの方も、1ヵ月練習して感覚がちょっとつかめるようになったって言っていました。
鈴木:バランス取るのがめっちゃ難しいです。
遠藤:一歩間違うとひっくり返っちゃうからね。
岡尾:いちばんわかりやすいところで言うと、サビの後半の〈Ah ah ah ah〉って聴かせるところ。ここは振り付けもキャッチーなので印象に残るんじゃないかなと。
夫松:あとは、デビューまでをともにした曲なのでやっぱり思い入れがありますよね。
鈴木:この曲はオーディションのパート分けバトルでそれぞれ歌う場所が決まって、一人ひとりが気持ち全開で挑んだので僕も思い入れは強いです。ちなみに僕のパートの〈I’m 15〉って歌詞は、バトルのときは〈I’m 16〉だったんだけど、今回、自分の年齢に合わせて変えたんです。今後も、年齢が上がるごとに歌詞の年齢が変わるのがエモいなって。
鈴木:ヤバいですね(笑)。
佐藤:(声を低くして)〈I’m 50〉〜。
遠藤:でも、この間、リーダーがグループ内初の20代になりました。
夫松:メンバーに初ピアスを開けてもらいました。
一同:ハハハハハ(爆笑)。
夫松:僕、痛いのが嫌いで開けなかったんですけど、ビジュアル的にちょっとつけたほうがいいかなと思って、昨日の深夜に開けてもらいました。
川口:僕たち、めっちゃ丁寧にやりましたから。
岡尾:開ける前、めっちゃ冷やしたしね。
佐藤:保冷剤をずっと耳に当ててね。「あと1分、あと1分」ってあんなに冷やす人、初めてだわ。
夫松:それでもちょっと痛かったです。
山本:青春ですよね(笑)。
岡尾:ひと言で言うと、必要不可欠な存在。
川口:第二章に関してはファン投票でデビューが決まったので、僕たちを夢に導いてくれた存在でもあって。感謝しかないです。
佐藤:コミュニケーションスキルというか、ファンの方との交流に限らず、いつもいじられ役になるのは琥珀。どんな場面でも必ず琥珀が着地点になる。いじれるところがいっぱいあるんで、的がデカいんです。
夫松:でも、うちは7人全員ボケとツッコミが両方できる。僕たち、謎に笑いに厳しいときがあって、一発ギャグとかおもしろくなるまでやらせ続けるんですよ。
佐藤:いや、スキルはない(笑)。勢いでその場の空気を楽しんでいるだけなので、人にお見せできるようなものじゃないです。
夫松:万人受けはしません(笑)。自分たちだけがおもしろがっているっていう。
山本:それも青春です(笑)。
岡尾:僕、ひと言でいきます。
一同:お〜、行け行け。
岡尾:えっと、えーっと……。
夫松:いや、琥珀が最後はやめたほうがいい! 悲惨なことになる(笑)。
遠藤:思いついたら、先に行け。
岡尾:僕は、この世界を笑顔でいっぱいにしたいなって思っています!
一同:………。
岡尾:あ、違った?
川口:いや、全然違わないけど……。
夫松:最後じゃなくて、よかったー(笑)。
夫松:それだ。みんなが言いやすい環境を作ってくれた(笑)。じゃ、次、蒼真、行って。
川口:僕らKID PHENOMENONは個性爆発どもが集まったグループで、こんな感じ(両拳を握る)です。
一同:どんな感じ?!
川口:パフォーマンスも普段しゃべってる感じも、一人ひとりが楽しい感じ?(笑) そんなKID PHENOMENONが僕も大好きなので、一緒に楽しくなりましょう!
岡尾:素晴らしい。
鈴木:僕たちがこれから活動していくにあたって、何十年も何百年も……。
一同:長っ!
鈴木:長いけど、どんなに先でも、ずっと愛し、愛されるグループであるように、日々高め合い、SPINEL KIDSの皆さんと素敵な景色を見て、さらに大きなステップを踏み出せるよう頑張りますので、これからもよろしくお願いします。
山本:まず、たくさん知っていただくことが大事かなと。そして、日本はもちろん世界を盛り上げていきたいと思っているので、今後も拡散してもらえるよう頑張ります。
遠藤:SNSには僕たちの魅力が詰まっているので、まだ見たことがない方がいらしたら、ぜひチェックしていただいて。で、そこからさらに気になったら、ライヴの会場に足を運んでいただいて、僕たちのファンになって、沼にどっぷり浸かってください。
佐藤:ホント、僕たちは掘れば掘るほど、メンバーの魅力や個性が出てくるグループなので、いろいろな方に知っていただきたいです。特に「Wheelie」のMVには今のKID PHENOMENONの姿がありのまま表現されているので、たくさん観てもらって、ぜひ、応援のほど、よろしくお願いします。
夫松:今後は、グループ名の由来どおり、日本に限らず世界中に“現象”を起こしていきたいと思っています。なので、僕たちが駆け抜けていく未来のバイクに皆さん、乗っていただいて、SPINEL KIDSとして一緒に世界中を駆け回っていきましょう!
山本:今、マネージャーさんに聞いたら「カツ丼ですかね?」って。縁起いいですよね。
夫松:デビュー飯は決めてなかったけど、僕たち、夢者修行の打ち上げはガストさんでしようと思っていて(笑)。テレビ番組の収録で撮影させてもらって、食事券をいただいたので、それで打ち上げしようっていうのは決めています。
一同:ありがとうございます!
Single
「Wheelie」
NOW ON SALE
▼商品情報
①<初回生産限定盤> [CD+DVD] SRCL-12650~12651 ¥2,000(税込)
・チェキ風カード & ID Photoシート(全7種中1種ランダム封入)
②<通常盤初回仕様> [CD] SRCL-12652 ¥1,000(税込)
・初回生産分のみチェキ風カード & ID Photoシート(全7種中1種ランダム)封入
▼収録内容
[CD]※全形態共通
01. Wheelie
02. C’mon
[DVD]※初回生産限定盤のみ
01.Wheelie Music Video
02.Wheelie Music Video Making Movie
EVENT INFORMATION
『KID PHENOMENON -iCON Z 夢者修行-』開催中!
詳細は下記公式サイトにてご確認ください。
https://www.kidphenomenon.jp/
KID PHENOMENON INFORMATION
▼プロフィール
4.8万人が参加したLDH史上最大規模のオーディション「iCON Z」から誕生した平均年齢17歳の7人組ダンス&ヴォーカルグループ。
メンバー全員がマイクを持ち、スタイリッシュなパフォーマンスを武器とする。
「PHENOMENON」とは、「現象」という意味でグループ名には「世の中に新しい現象を起こして欲しい」という期待が込められている。
▼メンバー
夫松 健介/それまつ けんすけ 大阪府出身 2003年7月29日生まれ(20)
遠藤 翼空/えんどう つばさ 神奈川県出身 2004年5月14日生まれ(19)
岡尾 琥珀/おかお こはく 京都府出身 2005年12月18日生まれ(17)
川口 蒼真/かわぐち そうま 京都府出身 2006年9月27日生まれ(16)
佐藤 峻乃介/さとう しゅんのすけ 千葉県出身 2006年11月15日生まれ(16)
山本 光汰/やまもと こうた 大阪府出身 2007年3月19日生まれ(16)
鈴木 瑠偉/すずき るい 宮城県出身 2007年8月31日生まれ(15)
▼OFFICIAL SNS
【YouTube】@KID_PHENOMENON_
【Twitter】@_KID_PHENOMENON
【Instagram】@kid_phenomenon
【TikTok】@kid_phenomenon
photograpy_河合克成
text_若松正子
KID PHENOMENONはLDH史上最大規模のオーディション「iCON Z ~Dreams For Children~」男性部門第二章から誕生しました。オーディションは約1年半という長期間に及びましたが、正直「もうダメだ!」って挫折しかけた瞬間はありませんでした?
山本光汰(以下山本):第一章でLIL LEAGUEがグランプリを獲ったときは、僕たち脱落組だったんです。なので、その瞬間は正直、どうしようかと。今後の進路的なことは考えました。
あのときは、皆さん、泣いていて。
夫松健介(以下夫松):僕はもうタオルが離せなくて。先のこともわからなくて不安だったけど、それよりもあのときは悔しい気持ちが強過ぎて、たぶん、僕、一生、泣いていました(笑)。
こちらも、もらい泣きしそうになりました。その経験を経て今があるわけですが、自分たちが思う、このグループの強みは?
川口蒼真(以下川口):7人全員がマイクを持ってパフォーマンスできたり、ダンスを踊れたり、ラップができる、総合力の高さです。しかも、それぞれ個性が強いので、みんな全然違うラップをするし、ダンスのジャンルも幅広くて、一人ひとりを見てもすごく魅力的。でも、全員で揃うと、この7人ならではの〝KID PHENOMENONらしさ〟ってものが見せられるんですよ。曲に関しても、前回の「C’mon」は少し背伸びした大人な感じの楽曲だったけど、デビュー曲の「Wheelie」は僕たちらしい若々しいテイストになっていて、曲によっても色を変えられる。そういうとこは飽きずに楽しんでもらえると思います。
夫松:僕たちは曲が作れるメンバーもいるのでパフォーマンス面だけじゃなく、クリエイティブ面でも、ある程度基礎的な部分、土台を作れるとこが強みだと思います。普段から「こういう曲の作り方、いいよね」とかディスカッションしているし、今やっている夢者修行で振り付けを作るときも、パート分けとか自分たちで割り振っています。だから、この7人が揃っていれば大概のことはできる。あと、寮で一緒に生活しているので、とことん仲がいいです。
岡尾琥珀(以下岡尾):一緒に住み始めて日が浅いので、まだ家に帰るって感覚がないんですけど、それがまた楽しいんですよね。
皆さん、実家を離れるのは……
一同:初めてです!
いろいろ不慣れなこともありません?
岡尾:みんなそうだと思うけど、実家を出てから親へのありがたみがすごい。洗濯だったり、食器洗ったり、掃除したり、ご飯を作ったり、そういう一つひとつのことを自分たちでやるので、改めてお母さんに対して感謝の気持ちが莫大に上がりました。お母さん、ヤバい。神です。
一同:間違いない!
夫松:でも、今は翼空がお母さん代わりっていうか、結構、家事をやってくれています。
遠藤翼空(以下遠藤):僕は元々、掃除とか家事は自分でやっていたので。お母さんにそう教えられたんです。
エラい! 逆に家事は初めてっていうメンバーは?
(遠藤以外全員手を上げる)
6人全員(笑)。でも、そうですよね。何が一番、大変ですか?
佐藤峻乃介(以下佐藤):洗濯じゃないですか? ずっと洗濯している気がする。
鈴木瑠偉(以下鈴木):僕は洗濯は大丈夫かも。
夫松:でも、瑠偉は「健介くん、洗濯機はどうやって回したらいいの?」って聞いてきたよね(笑)。
鈴木:いや、洗濯機の種類が実家と違って……。でも、頑張ってます。
岡尾:僕は収納を頑張っています。僕、基本部屋が汚くて、何日かに一回スイッチが入って片付けるタイプなんです。実家だとそれでも、常にお母さんが見てくれたから何とかなっていたけど、今は気付いたら部屋がメチャクチャになっていて、メンバーに迷惑をかけているかも。
川口:いや、たぶん、片付けは僕がいちばん苦手。だから、実家の自分の部屋は収納を多くして、とりあえず全部、そこにしまいこんでいたんですよ。でも、今はそこまでスペースがないので、とんでもないことになってる(笑)。
岡尾さんと川口さんと同じ部屋の方は?
山本:僕です。僕は逆に徹底していて、部屋にはほぼほぼモノを置かない。昨日も琥珀くんがスーツケースの荷物を広げようとしたけど「部屋で広げないで」ってクローゼットで広げさせました(笑)。
そういう人、大事。家事担当の遠藤さんも、メンバーに「ここは直して欲しい」ってことはあります?
遠藤:いや、別に……。
夫松:これを機に言っちゃってよ。
遠藤:ゴミ捨てかなぁ。7人いるんでほっとくと、袋がどんどん積み上がってタワーみたいになるんですよ(笑)。で、僕が捨てるって感じなんだけど、気付いた人がやってくれたらなと。ま、面倒くさいのはわかるので強要はしないけど。
ゴミ捨てをやったことない人?
(遠藤以外手を挙げる)
また全員(笑)。これはもう当番制にしたほうがいいと思います。みんなでやりましょう。
一同:はい!
話は変わりますが、オーディションのとき、EXILE NAOTO(以下NAOTO)さんがクリエイティブコーディネーターを務められていましたが、印象的なアドバイスはありますか?
鈴木:KID PHENOMENONを結成したとき、NAOTOさんが「7人は一度悔しさを味わったから強くなれる、自分が絶対に上に行かせる」って言ってくださって。その言葉がすごく響きました。
夫松:ほかにも、アドバイスというか、SNSの動画もクオリティを上げていこうかって話があって。TikTokとか気軽に撮るイメージがあると思うけど、全員でしっかり服を合わせるとか、曲の振り付けを自分たちで考えるとか、一つひとつのことに対する向き合い方をNAOTOさんに教えていただきました。日頃の服装とかもアドバイスしてくださって、僕たちも意識するようになりましたね。
服装も〝NAOTOさんチェック〟が入ると。
夫松:動画とかは衣装合わせしたあと、NAOTOさんに見ていただいています。
佐藤:ちなみに、僕のお母さんはEXILEのデビュー当時からのファンで、なかでもNAOTOさんの大ファンだったんです。なので、クリエイティブコーディネーターがNAOTOさんに決まったよって言ったときは、ずっと固まっていて。そのあと、自分が大ファンの人に息子を見てもらえるのがどれだけすごいことなのかって、ずっと熱弁されました(笑)。
最高の親孝行ですね。
佐藤:はい。しかも僕、NAOTOさんのアドバイスでビジュアル面がかなり変わりました。それまでがイモすぎて、NAOTOさんに出会ってなかったら、どうなっていたんだろう?って心配になるぐらい。昔の自分を見返すとヤバいです(笑)。
夫松:僕も、半年前まではこんなに襟足伸ばして、真緑の髪になるなんて考えられなかった。
眉毛は金色だしね。
夫松:僕と琥珀と峻乃介の3人は、脱色して〝眉毛ナシ組〟。でも、何の抵抗もなくなりました(笑)。
確かに見慣れます(笑)。
岡尾:夢者修行が始まってから、みんな髪型と髪色はだいぶ変わっているけど、それも当たり前になっちゃいました。
夢者修行といえば、すでにデビュー曲「Wheelie」が披露され、その動画も次々アップされています。先ほど川口さんが言っていたとおり、KID PHENOMENONの良さが全面に出ている曲だと思うのですが、最初に聴いたときはどんな印象でした?
岡尾:最初のオリジナル曲「C’mon」のスタイリッシュな感じと比べると、生き生きとしてめちゃめちゃパッションがあって、いい意味でギャップがあるなと思いました。
山本:今の時代に合わせてTikTokのショート動画とかでも見やすいように、キャッチーなポイントが散りばめられていて、すごいなと。自分たちの歌唱スキルも「C’mon」のときよりさらに上がっていたりするので、より「デビューを迎えるんだ」って心境になりました。
レコーディングで意識したことは?
遠藤:この曲は最初の印象で「わ、楽しい!」 って思ったので、そのインスピレーションを大切にして、それを最大限に表現したいと思ったので、レコーディング中、僕、ピョンピョン跳ねていたんです。
本当に跳ねたの?
遠藤:はい。縮こまっていると、そういうフィーリングになっちゃうので。リフレッシュのためにも、跳ねて身体を動かしながらやっていました。
佐藤:やってた、やってた(笑)。
遠藤:入り込まないと、伝わらないので。
山本:僕はフェイクですね。落ちメロの最後、大サビ前のフックのところがあるんですけど、そこは最初フェイクがなかったんです。でも、ディレクションしてくださったEXILE SHOKICHIさんが「アドリブでフェイク入れてみる?」ってアイデアを出してくださって。何回も曲を流しながら、自分の声のいちばんおいしいハイの音とか、ピッチ感とかを考えながら作ったのが印象的でした。あと、僕、ちょっと変わった習慣があって。歌う前は〝嗚咽〟するんですよ。
嗚咽? 〝オェッ、オェッ〟って?
山本:そう。のどに塗るスプレーを直接、喉に当てるとオェッてなるじゃないですか。そうすると喉が開いて、声の鳴りが全然変わって、ピッチ感の幅が広がる。僕は元々ハイノートっていって、高音域と中音域が得意なんですけど、さらにそのコントロールがしやすくなるんです。
初めて聴いたボイトレ法。斬新ですね。
佐藤:なかなかいないです、嗚咽する人(笑)。
山本:僕もたまたま試して、初めて発見しました。前回の武者修行からやっています。
遠藤:いつか本当に吐くんじゃないか心配(笑)。
山本:僕もあまりオススメはできないけど、やってみたらすごい実感があると思いますよ。
ほかのヴォーカリストにも広まるかも。
岡尾:全国のライヴの楽屋で〝オエオエ〟してたら怖いですって。
一同:確かに!(爆笑)
(笑) では次に「Wheelie」の振り付けについて。これがまたキャッチーだし、覚えやすいし、かわいいし、すぐ真似したくなって、絶対にズルいやつですね。
夫松:そうですね(笑)。僕たちも、振り付けをいただく前に、こんな風になるんじゃないかって予想をしていたんですけど、その倍の倍ぐらいキャッチーなのがきて、さすがだなと。夢者修行でも、ファンの皆さんが数回で覚えてくれるし、なんなら初回でもちょっとレクチャーするだけでできるぐらいやりやすくて、振り付け師さまさまです。
遠藤:これはバズるなって思いました。
佐藤:インパクトがあって、でも誰でもすぐ踊れるぐらい簡単な振りですからね。でも、キャッチーなところ以外は難しいんですよ。
夫松:簡単なところと難しいところの差がすごい。特にサビ頭とかは、揃えるのが難しくて。
キレッキレのところですよね。合わせるコツは?
夫松:それがまた僕たち、合わせようとしなくても合っちゃうんですよね。いつも振り入れしてすぐ揃って、そのあと一回、個性が出ると悲惨なぐらい合わなくなって、さらに「ちゃんと合わせよう」ってやり直すと、バチっと揃っちゃう。これはもう結成したときからで、お互いの空気感で合うみたいな。そこは自分たちでもびっくりしています。
佐藤:ダンスのレッスン動画とかも、合わせようとしてないのに終わったあと見返すと〝あれ? なんか揃ってね?〟ってことが結構あります。
山本:やっぱり(オーディションの)第一章から約1年半一緒にレッスンをしてきて、特に第二章に入ってからは白浜合宿って、メチャクチャ過酷な合宿もありましたし、そういうところでお互いのテンション感とか〝らしさ〟ていうのを理解し合った結果、自然と揃うパフォーマンスができるようになったんじゃないかな。
しかも、一回、個性が出てバラバラになるってところが〝らしい〟ですね。
夫松:もうホントに、一人ひとり個性が爆発しているので、振りを崩し出すと止まらない(笑)。「C’mon」も、両手を動かす振りがあるんだけど、やり慣れてきたころの僕らの映像を観ると、誰も両手を使っていなくて。全員、違う振りをして、元振りがわからないんですよ。だから僕たちの課題は、個性を出すところと、揃えるところのバランスでしょうね。
でも、個性的な人が集まっているからこそ、揃って決まったときの掛け算の魅力がすごい。いきなり雰囲気が変わって、オーラが出まくってますよ。
川口:それはあるかもしれない。
そう言う川口さんは特に変わりますけど。
川口:あ、僕ですか? ありがとうございます。
顔とかもガラッと別人みたいになって。
末松:優しい感じから、急に男らしくなるみたいな。
川口:僕、髪を短くしてから、メチャクチャ変わったんです。長かったころはパッと顔を振ったときに前髪が目にかかってセクシーな感じになるとか、髪に頼っていた部分があるんですけど、今はこれ(ツンツン短髪)じゃないですか。もう、髪に頼れないわけです(笑)。だから、より表情で変化を出すようになりました。
岡尾:髪の毛を切って「軽くなった!」って言ってたよね。
川口:そう! メチャクチャ軽くなった!
一同:生き生きしてるわ(笑)。
「Wheelie」の話に戻りますが、MVも一緒に歌って踊りたくなるような、テンションの高い映像になっていますよね。見どころを挙げるなら?
鈴木:普段の僕たちというか、家にいるときの素の表情や気持ちが落とし込まれていて。おうちのセットから飛び出していくシーンとか、本当にあのままです。
普段からあんなにテンションが高いんですか?
鈴木:メチャクチャ高いです。皆さんが想像している以上に僕たちのテンションはすごい。
岡尾:あっちこっちの部屋から、叫び声が聞こえてきますから(笑)。
佐藤:昨日とかも本当にヤバかった。動物園です(笑)。
鈴木:そういった元気な部分も出ているし、でも、落ちメロの部分ではいきなり顔がシリアスになって、その瞬間の切り替えがハンパない。僕たちの二面性を引き出せた作品になっていると思います。
では、MVの映像が皆さんの日常と思っていい?
夫松:そうですね。なんならMVのほうがちょっと抑えているぐらい。まぁ、変なヤツらが集まったんですよ(笑)。
撮影の裏話はあります?
遠藤:自転車に乗っているシーンがあって、撮影の1週間前にそれこそ〝ウィリー〟(前輪を浮かせ、後輪だけで走行する技)をやろうってことになって。めっちゃ頑張って練習したので、MVで使ってもらったのがすごくうれしかったです。
岡尾:ちなみに言うと、僕も撮影当日に急遽ウィリーをやることが決まって本番行きました。
川口:7人で練習していたんですけど、当日までにできるようになったのがふたり(遠藤、岡尾)だけだったんです。
ウィリーって難しいですよね?
遠藤:普通は1週間でやるなんてありえないですよ。
川口:プロの方も、1ヵ月練習して感覚がちょっとつかめるようになったって言っていました。
鈴木:バランス取るのがめっちゃ難しいです。
遠藤:一歩間違うとひっくり返っちゃうからね。
そんな苦労が。思い出のMVになりましたね。その表題曲に続き、カップリングは何度もお話に出てきた最初のオリジナル楽曲「C’mon」。この曲の聴きどころを教えてください。
岡尾:いちばんわかりやすいところで言うと、サビの後半の〈Ah ah ah ah〉って聴かせるところ。ここは振り付けもキャッチーなので印象に残るんじゃないかなと。
夫松:あとは、デビューまでをともにした曲なのでやっぱり思い入れがありますよね。
鈴木:この曲はオーディションのパート分けバトルでそれぞれ歌う場所が決まって、一人ひとりが気持ち全開で挑んだので僕も思い入れは強いです。ちなみに僕のパートの〈I’m 15〉って歌詞は、バトルのときは〈I’m 16〉だったんだけど、今回、自分の年齢に合わせて変えたんです。今後も、年齢が上がるごとに歌詞の年齢が変わるのがエモいなって。
それはエモいです。50代とかで歌っていたら、どうします?
鈴木:ヤバいですね(笑)。
佐藤:(声を低くして)〈I’m 50〉〜。
先は長いですね(笑)。
遠藤:でも、この間、リーダーがグループ内初の20代になりました。
夫松:メンバーに初ピアスを開けてもらいました。
一同:ハハハハハ(爆笑)。
夫松:僕、痛いのが嫌いで開けなかったんですけど、ビジュアル的にちょっとつけたほうがいいかなと思って、昨日の深夜に開けてもらいました。
川口:僕たち、めっちゃ丁寧にやりましたから。
岡尾:開ける前、めっちゃ冷やしたしね。
佐藤:保冷剤をずっと耳に当ててね。「あと1分、あと1分」ってあんなに冷やす人、初めてだわ。
夫松:それでもちょっと痛かったです。
というか深夜に友達に初ピアス開けてもらうって、それこそエモすぎ(笑)。
山本:青春ですよね(笑)。
そういう男子のわちゃわちゃした無邪気な感じも、ファンにはたまらないです。ファンネーム「SPINEL KIDS」も決まりましたが、皆さんにとってファンはどんな存在ですか?
岡尾:ひと言で言うと、必要不可欠な存在。
川口:第二章に関してはファン投票でデビューが決まったので、僕たちを夢に導いてくれた存在でもあって。感謝しかないです。
すでにさまざまなイベントや夢者修行などでSPINEL KIDSと交流を深められていますが、そういうとき、いちばんコミュニケーションスキルが高いのは誰ですか?
佐藤:コミュニケーションスキルというか、ファンの方との交流に限らず、いつもいじられ役になるのは琥珀。どんな場面でも必ず琥珀が着地点になる。いじれるところがいっぱいあるんで、的がデカいんです。
夫松:でも、うちは7人全員ボケとツッコミが両方できる。僕たち、謎に笑いに厳しいときがあって、一発ギャグとかおもしろくなるまでやらせ続けるんですよ。
お笑いスキルが高い?
佐藤:いや、スキルはない(笑)。勢いでその場の空気を楽しんでいるだけなので、人にお見せできるようなものじゃないです。
夫松:万人受けはしません(笑)。自分たちだけがおもしろがっているっていう。
山本:それも青春です(笑)。
そういう場面もぜひ、動画でアップしてください。では最後、EXILE TRIBE MAGAZINE読者へメッセージをお願いできますか。
岡尾:僕、ひと言でいきます。
一同:お〜、行け行け。
岡尾:えっと、えーっと……。
最後にしときます?
夫松:いや、琥珀が最後はやめたほうがいい! 悲惨なことになる(笑)。
遠藤:思いついたら、先に行け。
岡尾:僕は、この世界を笑顔でいっぱいにしたいなって思っています!
一同:………。
岡尾:あ、違った?
川口:いや、全然違わないけど……。
夫松:最後じゃなくて、よかったー(笑)。
みんなのハードルを下げてくれたんですよね。素晴らしい(笑)
夫松:それだ。みんなが言いやすい環境を作ってくれた(笑)。じゃ、次、蒼真、行って。
川口:僕らKID PHENOMENONは個性爆発どもが集まったグループで、こんな感じ(両拳を握る)です。
一同:どんな感じ?!
川口:パフォーマンスも普段しゃべってる感じも、一人ひとりが楽しい感じ?(笑) そんなKID PHENOMENONが僕も大好きなので、一緒に楽しくなりましょう!
岡尾:素晴らしい。
鈴木:僕たちがこれから活動していくにあたって、何十年も何百年も……。
一同:長っ!
鈴木:長いけど、どんなに先でも、ずっと愛し、愛されるグループであるように、日々高め合い、SPINEL KIDSの皆さんと素敵な景色を見て、さらに大きなステップを踏み出せるよう頑張りますので、これからもよろしくお願いします。
山本:まず、たくさん知っていただくことが大事かなと。そして、日本はもちろん世界を盛り上げていきたいと思っているので、今後も拡散してもらえるよう頑張ります。
遠藤:SNSには僕たちの魅力が詰まっているので、まだ見たことがない方がいらしたら、ぜひチェックしていただいて。で、そこからさらに気になったら、ライヴの会場に足を運んでいただいて、僕たちのファンになって、沼にどっぷり浸かってください。
佐藤:ホント、僕たちは掘れば掘るほど、メンバーの魅力や個性が出てくるグループなので、いろいろな方に知っていただきたいです。特に「Wheelie」のMVには今のKID PHENOMENONの姿がありのまま表現されているので、たくさん観てもらって、ぜひ、応援のほど、よろしくお願いします。
夫松:今後は、グループ名の由来どおり、日本に限らず世界中に“現象”を起こしていきたいと思っています。なので、僕たちが駆け抜けていく未来のバイクに皆さん、乗っていただいて、SPINEL KIDSとして一緒に世界中を駆け回っていきましょう!
決まった。さすがリーダー。ちなみに8月23日の“デビュー飯”はもう決まっていますか?
山本:今、マネージャーさんに聞いたら「カツ丼ですかね?」って。縁起いいですよね。
夫松:デビュー飯は決めてなかったけど、僕たち、夢者修行の打ち上げはガストさんでしようと思っていて(笑)。テレビ番組の収録で撮影させてもらって、食事券をいただいたので、それで打ち上げしようっていうのは決めています。
ファミレスで打ち上げってかわいい(笑)。引き続き、夢者修行も頑張ってください。
一同:ありがとうございます!
Single
「Wheelie」
NOW ON SALE
▼商品情報
①<初回生産限定盤> [CD+DVD] SRCL-12650~12651 ¥2,000(税込)
・チェキ風カード & ID Photoシート(全7種中1種ランダム封入)
②<通常盤初回仕様> [CD] SRCL-12652 ¥1,000(税込)
・初回生産分のみチェキ風カード & ID Photoシート(全7種中1種ランダム)封入
▼収録内容
[CD]※全形態共通
01. Wheelie
02. C’mon
[DVD]※初回生産限定盤のみ
01.Wheelie Music Video
02.Wheelie Music Video Making Movie
EVENT INFORMATION
『KID PHENOMENON -iCON Z 夢者修行-』開催中!
詳細は下記公式サイトにてご確認ください。
https://www.kidphenomenon.jp/
KID PHENOMENON INFORMATION
▼プロフィール
4.8万人が参加したLDH史上最大規模のオーディション「iCON Z」から誕生した平均年齢17歳の7人組ダンス&ヴォーカルグループ。
メンバー全員がマイクを持ち、スタイリッシュなパフォーマンスを武器とする。
「PHENOMENON」とは、「現象」という意味でグループ名には「世の中に新しい現象を起こして欲しい」という期待が込められている。
▼メンバー
夫松 健介/それまつ けんすけ 大阪府出身 2003年7月29日生まれ(20)
遠藤 翼空/えんどう つばさ 神奈川県出身 2004年5月14日生まれ(19)
岡尾 琥珀/おかお こはく 京都府出身 2005年12月18日生まれ(17)
川口 蒼真/かわぐち そうま 京都府出身 2006年9月27日生まれ(16)
佐藤 峻乃介/さとう しゅんのすけ 千葉県出身 2006年11月15日生まれ(16)
山本 光汰/やまもと こうた 大阪府出身 2007年3月19日生まれ(16)
鈴木 瑠偉/すずき るい 宮城県出身 2007年8月31日生まれ(15)
▼OFFICIAL SNS
【YouTube】@KID_PHENOMENON_
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photograpy_河合克成
text_若松正子