漫画家・たーし氏による人気極道漫画『ドンケツ』が4月25日(金)よりDMM TVオリジナルドラマとして配信スタート! 本作は、九州最大の極道組織・月輪会の中でも武闘派で鳴らす孤月組の最強ヤクザ・沢田政寿が、しがらみまみれの極道界を拳ひとつで突き進む物語。孤月組若頭の金田寛乙を演じる青柳翔に作品の魅力や撮影秘話などをたっぷりと話を聞いた。
撮影現場でも、緊張感もありながら楽しく撮影できたので、試写会もあまり緊張しなかったですね。先輩方に甘えきってしまいました(笑)。
そこはもう水田(伸生)監督をはじめスタッフの皆さんを信頼しているので、あまり気にせず安心していました。
はい。
メチャクチャ原作が好きだったのでうれしかったですし、そのぶんプレッシャーもありました。
主人公がカッコ良すぎないんですよね。そこが魅力的だなと思っています。それと『ドンケツ外伝』も読むと、一人ひとりのカッコ良さがじわじわとわかってくるんですよ。そういうところも好きですね。
演じるのが難しいだろうなと思いました。
若頭だから組を任される立場でありながら兄貴たちの顔も立てないといけない。一方で、兄貴たちのことは嫌いじゃないけど、組織に対しては疑問も抱いていて。それでいて、圧倒的な強さももちろん持っているし、義理人情を大切にする部分もある。そういう自分を、若頭の目線で判断していかなきゃいけないっていう、難しい立場にいる人物だなと感じていたのでこれは難しいぞと思いました。
どういう立場に置かれているのかを常に考えるようにしました。あと、金田は“どうすれば親に恥をかかせないよう組織を守れるか”を第一に考えているので、そこは演じるうえでも大事にしました。それと、ドラマだと原作のすべては描けないので、「なぜ、この人とこの人にここまで友情が芽生えているのか」みたいなことを、原作を知らない人にも理解してもらえるようにということは考えました。
水田監督の演出がすごく端的でわかりやすかったので、そこには応えられるようにしました。「ここは喜ばなくていいよ」とか「ここではポケットに手を突っ込んで堂々としていりゃいいよ」とか。若頭というポジションなので、相手がほかの組織の人だろうが、年上の人だろうが、堂々としていなければ舐められてしまう世界。そこは監督からのアドバイスも受けながら作り上げていきました。
いや、めっちゃ助かりましたよ。
はい、あれは楽ですね。下を見ながらバミりまで行けますし(笑)。普段サングラスをしないので、時々邪魔だなと思うこともありましたけど、基本的には楽でした。
メチャクチャ明るかったですよ。だけど本番が始まるといい意味でピリッとする。メリハリのあるいい現場でした。
完全に伊藤(英明)さんです。もちろん現場を盛り上げるためにとか、座長としていろんな配慮をして声をかけてくださっていたと思うのですが、僕は地元の先輩みたいな感じでイジられていました(笑)。
サングラスを外していたら「つけたほうがいいよ。じゃあ俺がつけようかな」って言って僕のサングラスをつけようとするので「いや、返してください」「では本番!」みたいな(笑)。
はい。
すごくストイックでしたね。1シーン1シーン、1カット1カットすごくこだわって、すごく熱量を持って演じられるので、それにみんな引っ張られて、その結果、組ごと引っ張られていくという感じでした。
てらさん(寺島進)ですね。わりとアドリブを好む方なので、いろんなことを芝居中に仕掛けてくるんです。あとは現場に入ったときに集中力がえげつないなと思いました。
やはり若頭という役をやったことがなかったので、そこはすごく勉強になりました。
無茶苦茶なマサ兄が暴れ倒します。そんなマサ兄は決してものすごくカッコいいわけではないんですけど、そんな姿を見ていると「大切なものって何だったかな」と思い返すことのできる作品です。男女関係なく楽しめる作品になっているので、ぜひたくさんの方に見ていただければと思います。
DRAMA information
DMM TV『ドンケツ』
4月25日(金)よりDMM TV独占配信
出演/
伊藤英明
安田顕 金子ノブアキ 今井翼 青柳翔 久保田悠来 葉山奨之 早乙女太一 浅香航大
高橋克典 三宅健
眞島秀和 永島敏行 柳葉敏郎(特別出演) 寺島進
監督/水田伸生
脚本/大石哲也
音楽/平野義久
原作/たーし『ドンケツ』(少年画報社)
©︎DMM TV
https://info.tv.dmm.com/original/pre-membership/donketsu/
photography_興梠真穂
styling_石川英治(tablerockstudio)
hair&make_半田桜子
text_小林千絵

先日、ドラマ『ドンケツ』の完成披露試写会が行われましたが、いかがでしたか?
撮影現場でも、緊張感もありながら楽しく撮影できたので、試写会もあまり緊張しなかったですね。先輩方に甘えきってしまいました(笑)。
配信に先立ってファンの方が『ドンケツ』をご覧になったわけですが、それについてはいかがですか?
そこはもう水田(伸生)監督をはじめスタッフの皆さんを信頼しているので、あまり気にせず安心していました。
おもしろいのは間違いないと。
はい。
では改めて、『ドンケツ』に出演が決まったときの心境から教えてください。
メチャクチャ原作が好きだったのでうれしかったですし、そのぶんプレッシャーもありました。
もともと原作がお好きだったということですが、『ドンケツ』という作品のどういうところにおもしろさを感じていましたか?
主人公がカッコ良すぎないんですよね。そこが魅力的だなと思っています。それと『ドンケツ外伝』も読むと、一人ひとりのカッコ良さがじわじわとわかってくるんですよ。そういうところも好きですね。
では、そんなお好きな作品の中で金田寛乙を演じると知ったときはどう感じました?
演じるのが難しいだろうなと思いました。
どうしてですか?
若頭だから組を任される立場でありながら兄貴たちの顔も立てないといけない。一方で、兄貴たちのことは嫌いじゃないけど、組織に対しては疑問も抱いていて。それでいて、圧倒的な強さももちろん持っているし、義理人情を大切にする部分もある。そういう自分を、若頭の目線で判断していかなきゃいけないっていう、難しい立場にいる人物だなと感じていたのでこれは難しいぞと思いました。

演じるうえではどのようなことを意識して演じましたか?
どういう立場に置かれているのかを常に考えるようにしました。あと、金田は“どうすれば親に恥をかかせないよう組織を守れるか”を第一に考えているので、そこは演じるうえでも大事にしました。それと、ドラマだと原作のすべては描けないので、「なぜ、この人とこの人にここまで友情が芽生えているのか」みたいなことを、原作を知らない人にも理解してもらえるようにということは考えました。
出演発表時のコメントで「役割の重要性が難しかったですが、いろいろな方からアドバイスをいただきました」とお話しされていましたが、どのようなアドバイスをもらったのでしょうか?
水田監督の演出がすごく端的でわかりやすかったので、そこには応えられるようにしました。「ここは喜ばなくていいよ」とか「ここではポケットに手を突っ込んで堂々としていりゃいいよ」とか。若頭というポジションなので、相手がほかの組織の人だろうが、年上の人だろうが、堂々としていなければ舐められてしまう世界。そこは監督からのアドバイスも受けながら作り上げていきました。
金田はサングラスを常にかけていますよね。サングラスをかけていると、表情が見えないぶん、お芝居するのは難しいのかなと思ったのですが、実際はどうなのでしょう?
いや、めっちゃ助かりましたよ。
そうなんですね。目で語ることができないぶん、難しいのかなと思ったんですが、逆にやりやすかったんですね。
はい、あれは楽ですね。下を見ながらバミりまで行けますし(笑)。普段サングラスをしないので、時々邪魔だなと思うこともありましたけど、基本的には楽でした。
先ほど、撮影は先輩方に甘えきっていたとおっしゃっていましたが、実際、撮影現場の雰囲気はどんな感じだったのでしょうか?
メチャクチャ明るかったですよ。だけど本番が始まるといい意味でピリッとする。メリハリのあるいい現場でした。

ムードメーカーはどなたでしたか?
完全に伊藤(英明)さんです。もちろん現場を盛り上げるためにとか、座長としていろんな配慮をして声をかけてくださっていたと思うのですが、僕は地元の先輩みたいな感じでイジられていました(笑)。
ちなみにどんな風に?
サングラスを外していたら「つけたほうがいいよ。じゃあ俺がつけようかな」って言って僕のサングラスをつけようとするので「いや、返してください」「では本番!」みたいな(笑)。
ギリギリまで(笑)。伊藤さんとは初共演ですよね?
はい。
オフではイジられていたということですが、一緒にお芝居してみていかがでしたか?
すごくストイックでしたね。1シーン1シーン、1カット1カットすごくこだわって、すごく熱量を持って演じられるので、それにみんな引っ張られて、その結果、組ごと引っ張られていくという感じでした。
そのほかにお芝居や現場の佇まいが印象的だった方はいらっしゃいますか?
てらさん(寺島進)ですね。わりとアドリブを好む方なので、いろんなことを芝居中に仕掛けてくるんです。あとは現場に入ったときに集中力がえげつないなと思いました。
そんな共演者からも刺激を受けた本作ですが、この『ドンケツ』という作品に出演したこと、金田寛乙という人物を演じたことで得たものはありますか?
やはり若頭という役をやったことがなかったので、そこはすごく勉強になりました。
では、ドラマの見どころを教えてください。
無茶苦茶なマサ兄が暴れ倒します。そんなマサ兄は決してものすごくカッコいいわけではないんですけど、そんな姿を見ていると「大切なものって何だったかな」と思い返すことのできる作品です。男女関係なく楽しめる作品になっているので、ぜひたくさんの方に見ていただければと思います。

DRAMA information
DMM TV『ドンケツ』
4月25日(金)よりDMM TV独占配信
出演/
伊藤英明
安田顕 金子ノブアキ 今井翼 青柳翔 久保田悠来 葉山奨之 早乙女太一 浅香航大
高橋克典 三宅健
眞島秀和 永島敏行 柳葉敏郎(特別出演) 寺島進
監督/水田伸生
脚本/大石哲也
音楽/平野義久
原作/たーし『ドンケツ』(少年画報社)
©︎DMM TV
https://info.tv.dmm.com/original/pre-membership/donketsu/
photography_興梠真穂
styling_石川英治(tablerockstudio)
hair&make_半田桜子
text_小林千絵
この記事の続きは劇団EXILE FCに
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