WOLF HOWL HARMONYがデビューから1年半、待望のファーストアルバム『WOLF』をリリース。リード曲「BAKUON -爆音-」はChaki ZuluとT.Kuraが手がけるトリッキーなサウンドと激しいテンポチェンジが特徴的な、まさに“衝撃”の1曲。Music VideoではD.Leagueで活躍するLIFULL ALT-RHYTHMを迎え、グループ史上最高難度のダンスを披露した勝負曲となっている。また、リード曲とは対照的なバラード「Letters」ではメンバー自らが初めて作詞に参加。メジャーデビュー後初のバラード楽曲には、メンバーそれぞれの言葉が詰まった特別な1曲に仕上がった。インタビューでは制作秘話や「BAKUON –爆音-」MV撮影エピソードなどをお届け。
HIROTO:こっぱずかしかったですね(笑)。
GHEE:恐縮です。昔から書き取りが大好きだったんですよ。
RYOJI:本当に達筆だった!
GHEE:個人的には、自分の在り方を考えたときに、この曲がターニングポイントになったなと。手紙を書くという、自分と向き合う時間ができたし、結果的にメンバーの絆がより深まったと思います。さらに方向性が定まった気がしますね。
SUZUKI:プロデューサー陣と集まり、アルバムや新曲の話をしたときに、みんなの想いがしっかりと入った楽曲を作ろうとなったんです。そこで手紙を書くことになったんですよね。
GHEE:うん。もともと歌詞にするつもりで、手紙っぽく書いてみようと思っていたんです。なので、最初はそれがみんなに読まれることになるとは思っていなかったんですよ。
SUZUKI:でもそれが結果的に良くて。普段から、恥ずかしいから言わないことってたくさんあるじゃないですか。メンバーに対してはもちろん、特にファンの皆さんに対してはマイナスな感情は見せたくないですし、そんな感情を受け取ってほしくないんですよね。僕らは常に、見てくださっている方たちにいい印象を持ち続けてもらいたいと思っているので、考える部分もすごく多かったです。これは発言すべきなのかなとか、これを書いたらどう思うんだろうとか、そういったことをたくさん考えながらも、一旦はとりあえず書き出していきました。そうしたら意外とスラスラと書けたんですよ。この時間は頭も心も整理ができましたし、グループ、メンバーに対して向き合うことができたのですごくいい時間だったなと思います。
SUZUKI:そうですね。すごく頑張って書いたけど、どうも汚い字で……(笑)。
HIROTO:いちばん汚かった!
SUZUKI:はい(笑)。
RYOJI:GHEE以外はみんな一緒くらいだったね(笑)。
SUZUKI:でもくっく(HIROTO)の文字はわりと読めるよね?
HIROTO:良かった(笑)。
SUZUKI:これを機に、ボールペン字講座に通おうかなって思いました(笑)。
GHEE:そういえば、最初に手紙を読んでいたときにウルウルしていたんですが、すーくん(SUZUKI)の文字を見た瞬間、文字がかわいくて涙がヒュッと引っ込んだんですよ(笑)。
一同:(笑)
GHEE:すーくんは、わりと器用で、いろんなことをちゃんとできるので、不器用なところを見られてちょっとうれしかったです(笑)。
SUZUKI:(笑)
HIROTO:僕も恥ずかしさはあったんですが、すごくいい企画だなと感じていて。手紙を交わしてから、より4人の関係性がグッと良くなったんです。僕は気持ちをその場で伝えるのがすごく苦手で、文字のほうがちゃんと気持ちを表現できるタイプ。昔も、友達とケンカをしたときに、自分の気持ちを長文で書いて渡したことがあって。
RYOJI:すごいね! どんな反応だった?
HIROTO:喰らってた!
SUZUKI:ちゃんと喰らわせられたんだ(笑)。
HIROTO:そこから和解して、今もすごく仲の良い友達です。なので、今回もちゃんと自分の気持ちが伝えられたのですごく良かったですね。
RYOJI:あれ、笑った!
HIROTO:普段なら絶対に言わないことじゃないですか(笑)。
SUZUKI:でも、気付いてた(笑)。僕自身もあまり絡まないタイプだっただろうなと思っていたから、わかってたよ。
HIROTO:大好きです!(即答)
SUZUKI:こういう適当なところはどうかと思いますけどね(笑)。
一同:(笑)
RYOJI:僕はわりと思ったことをちゃんと言えるタイプで、向き合っていた時間もたくさんあったからこそ、何を書こうかなと悩んだんです。当初、自分が考えていたことは暗すぎるし、自信がなさすぎて。DJ DARUMAさんやChakiさんという素晴らしい方々がスタッフとして関わってくださっているのに、なんでこんなに前向きじゃないんだろうって思っていて。でもだからこそ、あえて手紙にするのなら、もっとみんなに自信を持ってほしいと思い、一人ひとりにフォーカスして、いいところを記していきました。
HIROTO・GHEE:響きました!
HIROTO:僕、文章にも泣いちゃったんですが、RYOJIくんの文字が無骨で、さらに感情を引き立てているような気がして……。
RYOJI:くっくは「RYOJIくんの字、好きっすわ~!」って言ってくれるよね。
RYOJI:はい。「Letters」の作品に携わっているすべての動画や、この手紙も勇気がいることではあったんですが、一歩踏み入れてみると、LOVEREDの皆さんは気持ちに気付いてくれていたりとか、みんながこんなことを思っていたんだということをより理解してくれて、改めてLOVEREDの皆さんとの絆が深まったような気がしています。いただいたメッセージは全部読んでいるのですが、本当にうれしかったですね。
RYOJI:この楽曲を通して、身内話だけではなく、聴いてくれた方のためになるにはどうしたらいいのかということを改めて考えました。僕たち自身が同じ夢をかなえるために大事なのは、かなうかなわないということそのものではなくて、誰といるか、誰と目指すかだということに気付けたんですよね。やっぱり、4人でずっといたいし、この4人じゃないとできない音楽が僕は好きですし。それをアーティスト自身が自覚し、ちゃんと発言することで、よりハイクオリティな、人を動かせる楽曲ができると思っています。信じることが大切だよということを感じてもらえたらうれしいです。そしていつか、この楽曲を大きいステージで歌いたいですね。
HIROTO:僕自身が手紙で書いたことが本当に歌詞になっているので、すごく感慨深かったです。僕はAメロを歌っているんですが、そこはGHEEくんに対しての気持ちを書いているんです。今までのどの曲よりも感情が入りますし、自然とパフォーマンス中も4人で目を合わせたりするので、そういった楽曲を今後も作ってきたいですね。
GHEE:はい。しっかりと覚えています。レコーディングのときも「これ(〈いつか僕と一緒に 泣いてくれたこと 覚えてるかな?〉の部分って)、俺のことっしょ?」って聞いたりしていて(笑)。すごくうれしかったです。
SUZUKI:改めて関係性を認識できたのはすごくうれしかったですし、目に見えないものでぎゅっと近くなれた気がします。
RYOJI:もちろん、そうですね。
GHEE:僕はもともとオーディションでネガティブからポジティブに変わっていくストーリーをリリックに書いてラップをするスタイルが好きだったので、そういったこともちゃんと発信していきたいですね。コンプライアンスは守ります!
RYOJI:この曲はバイレファンキというブラジル発祥の音楽の要素が含まれているのですが、「BAKUON -爆音-」というタイトルだからこそ、クラブシーンでも流せるような楽曲だと思いますし、すごく盛り上がる曲になったと思います。日本人はどこか遠慮がちになりますが、この曲は誰の目も気にしないで踊り散らかすくらいの曲になればいいなと思っています。
RYOJI:かなりふかふかでした(笑)。
GHEE:今回はLIFULL ALT-RHYTHMさんと一緒に踊らせてもらったんですが、ものすごくて、自分に足りていないものがたくさん見えました。コツコツやれるようになるまでやらないとな、と思いましたね。
HIROTO:メンバーの中にも、それぞれの好きなジャンルがあるので、この人のこのニュアンスいいなと思う部分がたくさんあったんです。今回はそこをたくさん吸収できた期間だったので、すごくいい経験になりました。
SUZUKI:今回のMVは、全体的に不気味な世界観になっているんです。無機質な感じで不思議な感覚をじっくりと味わってほしいですね。
SUZUKI:“WOLF”なので、狼の牙をイメージしました。途中で狼男に覚醒するようなイメージなんですよ。
RYOJI:“WOLF”って、すごく体現しやすい名前なのでありがたいなと思っていて。一匹狼に見えて、仲間を大事にするという習性的にもすごく似ていますし、僕たちにしかできないスタイルを続けていきたいですね。
SUZUKI:新曲2曲はもちろん、アルバムをたくさん聴いて、僕らの曲を知っていただけたらすごく楽しめると思います。いい意味で期待を裏切っていきたいと思いますし、予想外のこともどんどん用意したいと思っていて。まだ現実的にどこまでできるかはこれから考えるのですが、アレンジなども気付いてくれたらすごく楽しめるんじゃないかな。ぜひ遊びに来てほしいですね。
GHEE:これまでとこれからの僕たちの動きは、わりとライヴに向けての伏線だったりするんです。それを見逃さずに見てもらえたらさらに楽しめると思います。
RYOJI:ファンミーティングは、僕らのありのままを楽しんでもらいたいですね。白い“WOLF”と黒い“WOLF”が合致するのが僕らのグループテーマなので、僕たち自身もメチャクチャ楽しみにしています。LOVEREDの皆さんにも、お話を振るかもしれないので覚悟を持って来てほしいですね(笑)。
HIROTO:みんなで一緒に歌うところや、Hands upするような部分など、僕たちと一緒に楽しめる部分がかなりあるので、一緒に盛り上がってもらえたらうれしいです! ちょっと恥ずかしいなと思う人もいるかもしれないですが、そこは振り切ってくれたら僕たちが支えます!
RYOJI:喉を整えて来てほしいですね(笑)。というのはまぁ冗談だとしても、コロナ禍を経て、こんなにみんなで歌える、声を出せることは当たり前ではないので、楽しんでほしいです。
Photography_塩崎亨
Text_吉田可奈
ALBUM Information
NOW ON SALE
【商品情報】
① 初回生産限定【LIVE ver.】[CD+DVD] RZZ1-67130/B ¥11,000(税込)
② 初回生産限定【LIVE ver.】[CD+Blu-ray] RZZ1-67131/B ¥11,000(税込)
③ 初回生産限定【MEMBER PRODUCE ver.】[RYOJI ver.] RZC1-67132 ¥5,500(税込)
④ 初回生産限定【MEMBER PRODUCE ver.】[SUZUKI ver.] RZC1-67133 ¥5,500(税込)
⑤ 初回生産限定【MEMBER PRODUCE ver.】[GHEE ver.] RZC1-67134 ¥5,500(税込)
⑥ 初回生産限定【MEMBER PRODUCE ver.】[HIROTO ver.] RZC1-67135 ¥5,500(税込)
⑦ 通常盤【LIVE ver.】[CD+DVD] RZCD-67125/B ¥7,500(税込)
⑧ 通常盤【LIVE ver.】[CD+Blu-ray] RZCD-67126/B ¥7,500(税込)
⑨ 通常盤【MV ver.】[CD+DVD] RZCD-67127/B ¥5,500(税込)
⑩ 通常盤【MV ver.】[CD+Blu-ray] RZCD-67128/B ¥5,500(税込)
⑪ 通常盤【CD】 RZCD-67129 ¥3,600(税込)
※初回仕様:①②缶ケース、③〜⑥紙ケース、⑦⑧なし、⑨⑩スリーブ、⑪ポスター
▼収録内容
[CD] ※全形態共通
01. Letters
02. Frozen Butterfly
03. BAKUON -爆音-
04. Sweet Rain
05. Sugar Honey
06. Love Triangle
07. ピアス
08. ROLLIN’ STONES
09. Pink Flash Lights
10. LOVE RED
11. YOU&I
[DVD/Blu-ray] ※【LIVE ver.】のみ
◆『NEO EXILE SPECIAL LIVE』 2024.9.23 at 東京ガーデンシアター
01. Frozen Butterfly
02. Pink Flash Lights
03. ピアス
04. Sweet Rain
05. Love Triangle
06. Sugar Honey
07. YOU&I
08. ROLLIN’ STONES
◆OPENING ACT & LIVE DOCUMENTARY-『GENERATIONS LIVE TOUR 2024 “GENERATIONS 2.0”』-
◆OPENING ACT -『三代目 J SOUL BROTHERS LIVE TOUR 2024 “ECHOES OF DUALITY”』-
[DVD/Blu-ray] ※通常盤【MV ver.】のみ
01. Sweet Rain (Music Video)
02. Sugar Honey (Concept Video)
03. Frozen Butterfly (Music Video)
04. Pink Flash Lights (Music Video)
05. Love Triangle (Music Video)
06. ピアス(Music Video)
07. ROLLIN’ STONES (Concept Video)
08. SECRET WOLF CODE <Letters ver.>
09. SECRET WOLF CODE <BAKUON -爆音- ver.>
▼STREAMING & DOWNLOAD
『WOLF』https://wolfhowlharmony.lnk.to/WOLF_dlstr
▼「BAKUON -爆音-」 Music Video

ファーストアルバム『WOLF』がついに完成しました。新曲「Letters」を制作する際、皆さんメンバー宛に手紙を書かれていましたよね。実際に読んでみていかがでしたか?
HIROTO:こっぱずかしかったですね(笑)。
GHEEさん、とっても字がキレイでしたね!
GHEE:恐縮です。昔から書き取りが大好きだったんですよ。
RYOJI:本当に達筆だった!
手紙を書くことで、どんなことを思いましたか?
GHEE:個人的には、自分の在り方を考えたときに、この曲がターニングポイントになったなと。手紙を書くという、自分と向き合う時間ができたし、結果的にメンバーの絆がより深まったと思います。さらに方向性が定まった気がしますね。
手紙はメンバー発案だったんですか?
SUZUKI:プロデューサー陣と集まり、アルバムや新曲の話をしたときに、みんなの想いがしっかりと入った楽曲を作ろうとなったんです。そこで手紙を書くことになったんですよね。
GHEE:うん。もともと歌詞にするつもりで、手紙っぽく書いてみようと思っていたんです。なので、最初はそれがみんなに読まれることになるとは思っていなかったんですよ。
SUZUKI:でもそれが結果的に良くて。普段から、恥ずかしいから言わないことってたくさんあるじゃないですか。メンバーに対してはもちろん、特にファンの皆さんに対してはマイナスな感情は見せたくないですし、そんな感情を受け取ってほしくないんですよね。僕らは常に、見てくださっている方たちにいい印象を持ち続けてもらいたいと思っているので、考える部分もすごく多かったです。これは発言すべきなのかなとか、これを書いたらどう思うんだろうとか、そういったことをたくさん考えながらも、一旦はとりあえず書き出していきました。そうしたら意外とスラスラと書けたんですよ。この時間は頭も心も整理ができましたし、グループ、メンバーに対して向き合うことができたのですごくいい時間だったなと思います。

しかも直筆というのもいいですよね。
SUZUKI:そうですね。すごく頑張って書いたけど、どうも汚い字で……(笑)。
HIROTO:いちばん汚かった!
SUZUKI:はい(笑)。
RYOJI:GHEE以外はみんな一緒くらいだったね(笑)。
SUZUKI:でもくっく(HIROTO)の文字はわりと読めるよね?
HIROTO:良かった(笑)。
SUZUKI:これを機に、ボールペン字講座に通おうかなって思いました(笑)。
GHEE:そういえば、最初に手紙を読んでいたときにウルウルしていたんですが、すーくん(SUZUKI)の文字を見た瞬間、文字がかわいくて涙がヒュッと引っ込んだんですよ(笑)。
一同:(笑)
GHEE:すーくんは、わりと器用で、いろんなことをちゃんとできるので、不器用なところを見られてちょっとうれしかったです(笑)。
SUZUKI:(笑)
HIROTO:僕も恥ずかしさはあったんですが、すごくいい企画だなと感じていて。手紙を交わしてから、より4人の関係性がグッと良くなったんです。僕は気持ちをその場で伝えるのがすごく苦手で、文字のほうがちゃんと気持ちを表現できるタイプ。昔も、友達とケンカをしたときに、自分の気持ちを長文で書いて渡したことがあって。
RYOJI:すごいね! どんな反応だった?
HIROTO:喰らってた!
SUZUKI:ちゃんと喰らわせられたんだ(笑)。
HIROTO:そこから和解して、今もすごく仲の良い友達です。なので、今回もちゃんと自分の気持ちが伝えられたのですごく良かったですね。
HIROTOさんはSUZUKIさんのこと、最初はものすごく怖かったって書いてありましたね。
RYOJI:あれ、笑った!
HIROTO:普段なら絶対に言わないことじゃないですか(笑)。
SUZUKI:でも、気付いてた(笑)。僕自身もあまり絡まないタイプだっただろうなと思っていたから、わかってたよ。

今は?
HIROTO:大好きです!(即答)
SUZUKI:こういう適当なところはどうかと思いますけどね(笑)。
一同:(笑)
RYOJI:僕はわりと思ったことをちゃんと言えるタイプで、向き合っていた時間もたくさんあったからこそ、何を書こうかなと悩んだんです。当初、自分が考えていたことは暗すぎるし、自信がなさすぎて。DJ DARUMAさんやChakiさんという素晴らしい方々がスタッフとして関わってくださっているのに、なんでこんなに前向きじゃないんだろうって思っていて。でもだからこそ、あえて手紙にするのなら、もっとみんなに自信を持ってほしいと思い、一人ひとりにフォーカスして、いいところを記していきました。
HIROTO・GHEE:響きました!
HIROTO:僕、文章にも泣いちゃったんですが、RYOJIくんの文字が無骨で、さらに感情を引き立てているような気がして……。
RYOJI:くっくは「RYOJIくんの字、好きっすわ~!」って言ってくれるよね。
すごくいい機会だったんですね。
RYOJI:はい。「Letters」の作品に携わっているすべての動画や、この手紙も勇気がいることではあったんですが、一歩踏み入れてみると、LOVEREDの皆さんは気持ちに気付いてくれていたりとか、みんながこんなことを思っていたんだということをより理解してくれて、改めてLOVEREDの皆さんとの絆が深まったような気がしています。いただいたメッセージは全部読んでいるのですが、本当にうれしかったですね。
そんな強い想いが込められた歌詞は、いかがでしたか?
RYOJI:この楽曲を通して、身内話だけではなく、聴いてくれた方のためになるにはどうしたらいいのかということを改めて考えました。僕たち自身が同じ夢をかなえるために大事なのは、かなうかなわないということそのものではなくて、誰といるか、誰と目指すかだということに気付けたんですよね。やっぱり、4人でずっといたいし、この4人じゃないとできない音楽が僕は好きですし。それをアーティスト自身が自覚し、ちゃんと発言することで、よりハイクオリティな、人を動かせる楽曲ができると思っています。信じることが大切だよということを感じてもらえたらうれしいです。そしていつか、この楽曲を大きいステージで歌いたいですね。
HIROTO:僕自身が手紙で書いたことが本当に歌詞になっているので、すごく感慨深かったです。僕はAメロを歌っているんですが、そこはGHEEくんに対しての気持ちを書いているんです。今までのどの曲よりも感情が入りますし、自然とパフォーマンス中も4人で目を合わせたりするので、そういった楽曲を今後も作ってきたいですね。
HIROTOさんがGHEEさんに向けて書いたというのは、手紙の中で「昔からの戦友と一緒に歌った動画を見たら泣いてくれた」とあったところですね。
GHEE:はい。しっかりと覚えています。レコーディングのときも「これ(〈いつか僕と一緒に 泣いてくれたこと 覚えてるかな?〉の部分って)、俺のことっしょ?」って聞いたりしていて(笑)。すごくうれしかったです。
SUZUKI:改めて関係性を認識できたのはすごくうれしかったですし、目に見えないものでぎゅっと近くなれた気がします。

これからもクリエイティブなことは積極的にやっていきたいですか?
RYOJI:もちろん、そうですね。
GHEE:僕はもともとオーディションでネガティブからポジティブに変わっていくストーリーをリリックに書いてラップをするスタイルが好きだったので、そういったこともちゃんと発信していきたいですね。コンプライアンスは守ります!
そこはよろしくお願いします(笑)。そして今回は、「BAKUON -爆音-」でもかなりの挑戦をしていますよね。
RYOJI:この曲はバイレファンキというブラジル発祥の音楽の要素が含まれているのですが、「BAKUON -爆音-」というタイトルだからこそ、クラブシーンでも流せるような楽曲だと思いますし、すごく盛り上がる曲になったと思います。日本人はどこか遠慮がちになりますが、この曲は誰の目も気にしないで踊り散らかすくらいの曲になればいいなと思っています。
MVは、屋根の上で踊っているシーンが印象的ですね。
RYOJI:かなりふかふかでした(笑)。
GHEE:今回はLIFULL ALT-RHYTHMさんと一緒に踊らせてもらったんですが、ものすごくて、自分に足りていないものがたくさん見えました。コツコツやれるようになるまでやらないとな、と思いましたね。
HIROTO:メンバーの中にも、それぞれの好きなジャンルがあるので、この人のこのニュアンスいいなと思う部分がたくさんあったんです。今回はそこをたくさん吸収できた期間だったので、すごくいい経験になりました。
SUZUKI:今回のMVは、全体的に不気味な世界観になっているんです。無機質な感じで不思議な感覚をじっくりと味わってほしいですね。
牙もありましたね。
SUZUKI:“WOLF”なので、狼の牙をイメージしました。途中で狼男に覚醒するようなイメージなんですよ。
RYOJI:“WOLF”って、すごく体現しやすい名前なのでありがたいなと思っていて。一匹狼に見えて、仲間を大事にするという習性的にもすごく似ていますし、僕たちにしかできないスタイルを続けていきたいですね。

そして、ついに初の単独ライヴも発表されましたが、どんな予習をしておいたらより楽しめますか?
SUZUKI:新曲2曲はもちろん、アルバムをたくさん聴いて、僕らの曲を知っていただけたらすごく楽しめると思います。いい意味で期待を裏切っていきたいと思いますし、予想外のこともどんどん用意したいと思っていて。まだ現実的にどこまでできるかはこれから考えるのですが、アレンジなども気付いてくれたらすごく楽しめるんじゃないかな。ぜひ遊びに来てほしいですね。
GHEE:これまでとこれからの僕たちの動きは、わりとライヴに向けての伏線だったりするんです。それを見逃さずに見てもらえたらさらに楽しめると思います。
RYOJI:ファンミーティングは、僕らのありのままを楽しんでもらいたいですね。白い“WOLF”と黒い“WOLF”が合致するのが僕らのグループテーマなので、僕たち自身もメチャクチャ楽しみにしています。LOVEREDの皆さんにも、お話を振るかもしれないので覚悟を持って来てほしいですね(笑)。
HIROTO:みんなで一緒に歌うところや、Hands upするような部分など、僕たちと一緒に楽しめる部分がかなりあるので、一緒に盛り上がってもらえたらうれしいです! ちょっと恥ずかしいなと思う人もいるかもしれないですが、そこは振り切ってくれたら僕たちが支えます!
RYOJI:喉を整えて来てほしいですね(笑)。というのはまぁ冗談だとしても、コロナ禍を経て、こんなにみんなで歌える、声を出せることは当たり前ではないので、楽しんでほしいです。

Photography_塩崎亨
Text_吉田可奈
※Information後にWOLF HOWL HARMONY OFFICIAL FAN CLUB限定Special Questionがございます。
ALBUM Information
『WOLF』
NOW ON SALE
【商品情報】
① 初回生産限定【LIVE ver.】[CD+DVD] RZZ1-67130/B ¥11,000(税込)
② 初回生産限定【LIVE ver.】[CD+Blu-ray] RZZ1-67131/B ¥11,000(税込)
③ 初回生産限定【MEMBER PRODUCE ver.】[RYOJI ver.] RZC1-67132 ¥5,500(税込)
④ 初回生産限定【MEMBER PRODUCE ver.】[SUZUKI ver.] RZC1-67133 ¥5,500(税込)
⑤ 初回生産限定【MEMBER PRODUCE ver.】[GHEE ver.] RZC1-67134 ¥5,500(税込)
⑥ 初回生産限定【MEMBER PRODUCE ver.】[HIROTO ver.] RZC1-67135 ¥5,500(税込)
⑦ 通常盤【LIVE ver.】[CD+DVD] RZCD-67125/B ¥7,500(税込)
⑧ 通常盤【LIVE ver.】[CD+Blu-ray] RZCD-67126/B ¥7,500(税込)
⑨ 通常盤【MV ver.】[CD+DVD] RZCD-67127/B ¥5,500(税込)
⑩ 通常盤【MV ver.】[CD+Blu-ray] RZCD-67128/B ¥5,500(税込)
⑪ 通常盤【CD】 RZCD-67129 ¥3,600(税込)
※初回仕様:①②缶ケース、③〜⑥紙ケース、⑦⑧なし、⑨⑩スリーブ、⑪ポスター
▼収録内容
[CD] ※全形態共通
01. Letters
02. Frozen Butterfly
03. BAKUON -爆音-
04. Sweet Rain
05. Sugar Honey
06. Love Triangle
07. ピアス
08. ROLLIN’ STONES
09. Pink Flash Lights
10. LOVE RED
11. YOU&I
[DVD/Blu-ray] ※【LIVE ver.】のみ
◆『NEO EXILE SPECIAL LIVE』 2024.9.23 at 東京ガーデンシアター
01. Frozen Butterfly
02. Pink Flash Lights
03. ピアス
04. Sweet Rain
05. Love Triangle
06. Sugar Honey
07. YOU&I
08. ROLLIN’ STONES
◆OPENING ACT & LIVE DOCUMENTARY-『GENERATIONS LIVE TOUR 2024 “GENERATIONS 2.0”』-
◆OPENING ACT -『三代目 J SOUL BROTHERS LIVE TOUR 2024 “ECHOES OF DUALITY”』-
[DVD/Blu-ray] ※通常盤【MV ver.】のみ
01. Sweet Rain (Music Video)
02. Sugar Honey (Concept Video)
03. Frozen Butterfly (Music Video)
04. Pink Flash Lights (Music Video)
05. Love Triangle (Music Video)
06. ピアス(Music Video)
07. ROLLIN’ STONES (Concept Video)
08. SECRET WOLF CODE <Letters ver.>
09. SECRET WOLF CODE <BAKUON -爆音- ver.>
▼STREAMING & DOWNLOAD
『WOLF』https://wolfhowlharmony.lnk.to/WOLF_dlstr
▼「BAKUON -爆音-」 Music Video
この記事の続きはWOLF HOWL HARMONY FCに
入会中の方のみご覧いただけます。
入会中の方のみご覧いただけます。