Amazon Originalドラマ『龍が如く ～Beyond the Game～』が、Prime Videoにて世界独占配信中。言わずと知れた、セガの大ヒットゲーム「龍が如く」シリーズをもとに、オリジナル脚本で新たに制作された全6話の実写ドラマだ。今作で賀来賢人さん演じる錦山彰の実の妹で、天真爛漫な明るい役・錦山ミホを演じた中山ひなのにインタビューを敢行。ドラマの魅力や役どころ、さらに撮影時のエピソードについても話を聞いた。
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高校を卒業してから上京したので、1年半が過ぎました。
濃かったです。特に昨年の夏は『龍が如く～Beyond the Game～』の撮影にすべてをかけていました。上京してすぐにこの役が決まったので、自分でも運が良すぎないかと驚いたんです。前世で一体何をしたのかって思ったくらいで！(笑)
大変なこともありましたが、お芝居がやりたくて上京してきたので、すべてが素晴らしい経験になりました。この作品が決まり、大きなプレッシャーもあったのですが、皆さんの熱量に引っ張っていただき、毎日お芝居ができるだけでなく、学びがたくさんあり、刺激を受けることができたんです。この日々は、これからの人生の大きな宝物になると思います。この撮影が終わったあと、どんなオーディションを受けていても、『龍が如く～Beyond the Game～』でお芝居できたことが私の大きな自信となっています。
実は、最初の対面オーディションのときに、すでに監督の武(正晴)さんがいらっしゃったんです。その時点でかなり驚いたのですが、演技が終わったあとに、武さんが「このあと、ミホはこうなりそうだね」と言ってくれたんです。それは、私のお芝居から未来が見えたということだったんです。その言葉がすごくうれしくて、実際に役が決まったときも、その期待に応えたいと思いました。
武さんは、役者に対して細やかな演出をしてくださるんです。それがスッと身体に入ってくるんです。役者と監督ではあるけれど、同じ目線で話してくださるので、演出もわかりやすかったですし、撮影期間中、緊張している私にたくさん話しかけてくれて、すごく優しい方でした。
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皆さん、お芝居もすごく素晴らしいですし、監督からの演出を瞬時にキャッチしてお芝居しているのを見られて、そして一緒に演じることができてすごく貴重な経験になりました。
すごく天真爛漫でかわいらしい子だと思いました。幼少期から児童養護施設で育っているという過去を持ちながら、悲しさも見せずに、明るく生きている姿はすごくカッコいいんです。私自身も、ミホちゃんになりきっていたからこそ、あの時期はものすごくポジティブに過ごせていました。心は強くて常に笑顔が満開で素敵ですし、大好きです。
そうなんです。大好きなお兄ちゃん、お姉ちゃんがお父さんに対して思うことがあったとしても、ミホちゃんはこれまで育ててくれたお父さんが大好きだし、お兄ちゃんもお姉ちゃんも大好きなんです。だからこそ、無理をしてしまうところもあるんです。
皆さん、休み時間でも私のことを本当の妹のように「ミホちゃん」って呼んでくださって、かわいがってくれたんです。そういえば、撮影は猛暑日続きで大変だったのですが、空き時間に河合さんとかき氷を買おうと計画をしたことがありました。いざそのときになったら、河合さんがメイク直しで呼ばれてしまったので私が買って帰ってきたら、熱すぎて溶けてしまって……。それを河合さんが笑ってストローで飲んでくれて、うれしかったですし、かわいいなぁって思いました。とても優しいお姉さんでした。
素敵です。河合さんは話さなくても存在感があるし、空気を変える力を持っていらっしゃる方です。私は河合さんの落ち着いていて、特徴的な声が好きなんです。あの話し方だからこそ雰囲気も出るし、物語の緩急も出てくるんです。改めて “自分の個性とは”と考えるきっかけをいただきました。
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ありがたいことに作品が続いていて、すごくうれしいです。それもすべて『龍が如く～Beyond the Game～』がきっかけなんです。ミホちゃんを演じたあと、『さっちゃん、僕は。』でも明るい“さっちゃん”を演じることができたのも、すごく楽しかったです。今後は河合さんのように、リアリティのある映画作品にも出演してみたいですし、どんな役をいただいても、しっかりと演じられる俳優になりたいなと思っています。そういえば、髪を切ってから、お仕事が増えました。
胸下くらいまであって、かなり長かったんです。でも、武監督に「ミホは髪の毛が短いイメージだから切ってもいい？」と聞かれて、もちろん快諾しました。そしたら意外と好評でうれしくなりました(笑)。
堂々と謙虚を大事にしています。オーディションでもそうですが、作品に入ったときに、堂々としている人がカッコいいですし、姿勢や声に自信がある人に人がついて来ると思います。そのなかにも謙虚さは持っていないといけないなと思いますし、大事にしていきたいです。あとは、明るい人が素敵だと思うので、私も明るくありたいです。
それこそ、ミホちゃんです。どんな環境に置かれたとしても、決してマイナスに考えず、置かれた先で、前向きな言葉を発するんです。そこがすごくカッコいいなと思いましたし、そういう人になりたいです。
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本当にそう思います。以前からネガティブだったわけではないのですが、何か落ち込むようなことがあっても、「それがあったからこそ、強くなれる」と思えるようになりました。ミホちゃんにすごく感謝しています。
おふたりとも、本当にカッコ良かったです。賀来さんは、1995年と2005年で、まったく違うキャラクターを演じているんです。その演じ分けはすごいなと思いましたし、ふたりのシーンで兄妹を演じているときとはまったく違う空気が流れていて、本当に驚きました。竹内さんは、いつも会うたびに手を挙げて挨拶をしてくださるんです。「元気か？」と言ってもらうたびに緊張が解けて、とても温かい現場でした。
たくさんあるんです！ リアリティのある作品のほかに、ミステリー、シュールコメディなどにも挑戦したいですし、サッカーが得意なのでマネージャー役でもいいので携われる作品があったらうれしいです。
最近はずっと編み物をしています。Instagramに作ったものを載せているのですが、かぎ編みでいろんなものを作っています。それに、編み物をしながらセリフを覚えていて。手を動かして、身体に負荷をかけながら覚えると、ただ台本を持って覚えるよりも覚えられるように感じるんですよね。
そうかもしれないですね(笑)。これからも、たくさんの作品に携われるように、一歩一歩頑張っていきたいと思っているので、よろしくお願いします！
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DRAMA information
AmazonOriginalドラマ『龍が如く 〜Beyond the Game〜』
Prime Videoで世界独占配信中
出演／竹内 涼真
賀来 賢人
河合優実 渋谷すばる 青木崇高
中山ひなの 前野朋哉 宇野祥平
森田望智 高岡早紀/佐藤浩市
加藤 雅也 宇崎 竜童
唐沢 寿明
原作／セガ「龍が如く」シリーズ
監督／武正晴 滝本憲吾
エグゼクティブプロデューサー／ErikBarmack RobertoGrande JoshuaLong
脚本/ストーリー／SeanCrouch&中村勇吾
日本語脚本/脚本／吉田康弘 山田佳奈
制作プロダクション／ザフール
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photography_興梠真穂
styling_岩渕真希
hair&make_堀川知佳
text_吉田可奈
【衣装クレジット】
Y's / ワイズ
【問い合わせ先】
ワイズプレスルーム
03-5463-1540
https://www.instagram.com/ys_theofficial?igsh=MXNzanE2anoxbDhhOA==
EXILE TRIBE MAGAZINE初登場となるので自己紹介をお願いしたいのですが、出身地の佐賀から上京してどのくらいになるのでしょうか？
高校を卒業してから上京したので、1年半が過ぎました。
となると、かなり濃密な1年半だったのではないでしょうか？
濃かったです。特に昨年の夏は『龍が如く～Beyond the Game～』の撮影にすべてをかけていました。上京してすぐにこの役が決まったので、自分でも運が良すぎないかと驚いたんです。前世で一体何をしたのかって思ったくらいで！(笑)
役に呼ばれたのかもしれないですね(笑)。さて、演じた“ミホ”という役も、かなり濃厚な役どころですよね。撮影はかなり過酷だったのではないでしょうか？
大変なこともありましたが、お芝居がやりたくて上京してきたので、すべてが素晴らしい経験になりました。この作品が決まり、大きなプレッシャーもあったのですが、皆さんの熱量に引っ張っていただき、毎日お芝居ができるだけでなく、学びがたくさんあり、刺激を受けることができたんです。この日々は、これからの人生の大きな宝物になると思います。この撮影が終わったあと、どんなオーディションを受けていても、『龍が如く～Beyond the Game～』でお芝居できたことが私の大きな自信となっています。
今作もオーディションで決まったとお聞きしましたが、その時点での手応えはありましたか？
実は、最初の対面オーディションのときに、すでに監督の武(正晴)さんがいらっしゃったんです。その時点でかなり驚いたのですが、演技が終わったあとに、武さんが「このあと、ミホはこうなりそうだね」と言ってくれたんです。それは、私のお芝居から未来が見えたということだったんです。その言葉がすごくうれしくて、実際に役が決まったときも、その期待に応えたいと思いました。
武監督は、一見ピリッとするようなオーラを持っていますが、撮影はいかがでしたか？
武さんは、役者に対して細やかな演出をしてくださるんです。それがスッと身体に入ってくるんです。役者と監督ではあるけれど、同じ目線で話してくださるので、演出もわかりやすかったですし、撮影期間中、緊張している私にたくさん話しかけてくれて、すごく優しい方でした。
竹内涼真さんや賀来賢人さん、河合優実さんなど、実力派俳優の皆さんとのお芝居からどんなことを学びましたか？
皆さん、お芝居もすごく素晴らしいですし、監督からの演出を瞬時にキャッチしてお芝居しているのを見られて、そして一緒に演じることができてすごく貴重な経験になりました。
演じた“ミホ”は、どんな役だと思いましたか？
すごく天真爛漫でかわいらしい子だと思いました。幼少期から児童養護施設で育っているという過去を持ちながら、悲しさも見せずに、明るく生きている姿はすごくカッコいいんです。私自身も、ミホちゃんになりきっていたからこそ、あの時期はものすごくポジティブに過ごせていました。心は強くて常に笑顔が満開で素敵ですし、大好きです。
実はメチャクチャ強いですよね。
そうなんです。大好きなお兄ちゃん、お姉ちゃんがお父さんに対して思うことがあったとしても、ミホちゃんはこれまで育ててくれたお父さんが大好きだし、お兄ちゃんもお姉ちゃんも大好きなんです。だからこそ、無理をしてしまうところもあるんです。
かなりハードな内容のドラマになっていますが、現場はどのような雰囲気だったのでしょうか？
皆さん、休み時間でも私のことを本当の妹のように「ミホちゃん」って呼んでくださって、かわいがってくれたんです。そういえば、撮影は猛暑日続きで大変だったのですが、空き時間に河合さんとかき氷を買おうと計画をしたことがありました。いざそのときになったら、河合さんがメイク直しで呼ばれてしまったので私が買って帰ってきたら、熱すぎて溶けてしまって……。それを河合さんが笑ってストローで飲んでくれて、うれしかったですし、かわいいなぁって思いました。とても優しいお姉さんでした。
河合さんは存在感のある俳優さんですよね。
素敵です。河合さんは話さなくても存在感があるし、空気を変える力を持っていらっしゃる方です。私は河合さんの落ち着いていて、特徴的な声が好きなんです。あの話し方だからこそ雰囲気も出るし、物語の緩急も出てくるんです。改めて “自分の個性とは”と考えるきっかけをいただきました。
中山さんも、この1年でさまざまな役を演じたと思うのですが、改めて演じることのおもしろさを感じたのではないでしょうか？
ありがたいことに作品が続いていて、すごくうれしいです。それもすべて『龍が如く～Beyond the Game～』がきっかけなんです。ミホちゃんを演じたあと、『さっちゃん、僕は。』でも明るい“さっちゃん”を演じることができたのも、すごく楽しかったです。今後は河合さんのように、リアリティのある映画作品にも出演してみたいですし、どんな役をいただいても、しっかりと演じられる俳優になりたいなと思っています。そういえば、髪を切ってから、お仕事が増えました。
以前はどのくらいの長さだったんですか？
胸下くらいまであって、かなり長かったんです。でも、武監督に「ミホは髪の毛が短いイメージだから切ってもいい？」と聞かれて、もちろん快諾しました。そしたら意外と好評でうれしくなりました(笑)。
いろんな役を演じる中で、自分の中でどんなことを大切にしていますか？
堂々と謙虚を大事にしています。オーディションでもそうですが、作品に入ったときに、堂々としている人がカッコいいですし、姿勢や声に自信がある人に人がついて来ると思います。そのなかにも謙虚さは持っていないといけないなと思いますし、大事にしていきたいです。あとは、明るい人が素敵だと思うので、私も明るくありたいです。
それは誰かを見て、そう思ったんですか？
それこそ、ミホちゃんです。どんな環境に置かれたとしても、決してマイナスに考えず、置かれた先で、前向きな言葉を発するんです。そこがすごくカッコいいなと思いましたし、そういう人になりたいです。
ミホちゃんに学ぶことが多かったんですね。
本当にそう思います。以前からネガティブだったわけではないのですが、何か落ち込むようなことがあっても、「それがあったからこそ、強くなれる」と思えるようになりました。ミホちゃんにすごく感謝しています。
主演の竹内さんや、ミホの実の兄の役を演じた賀来さんと共演してみていかがでしたか？
おふたりとも、本当にカッコ良かったです。賀来さんは、1995年と2005年で、まったく違うキャラクターを演じているんです。その演じ分けはすごいなと思いましたし、ふたりのシーンで兄妹を演じているときとはまったく違う空気が流れていて、本当に驚きました。竹内さんは、いつも会うたびに手を挙げて挨拶をしてくださるんです。「元気か？」と言ってもらうたびに緊張が解けて、とても温かい現場でした。
今後は、どんな作品に出演したいですか？
たくさんあるんです！ リアリティのある作品のほかに、ミステリー、シュールコメディなどにも挑戦したいですし、サッカーが得意なのでマネージャー役でもいいので携われる作品があったらうれしいです。
プライベートではどんなものに夢中になっていますか？
最近はずっと編み物をしています。Instagramに作ったものを載せているのですが、かぎ編みでいろんなものを作っています。それに、編み物をしながらセリフを覚えていて。手を動かして、身体に負荷をかけながら覚えると、ただ台本を持って覚えるよりも覚えられるように感じるんですよね。
覚えた数だけ、かぎ編みの作品ができるかもしれないですね。
そうかもしれないですね(笑)。これからも、たくさんの作品に携われるように、一歩一歩頑張っていきたいと思っているので、よろしくお願いします！
DRAMA information
AmazonOriginalドラマ『龍が如く 〜Beyond the Game〜』
Prime Videoで世界独占配信中
出演／竹内 涼真
賀来 賢人
河合優実 渋谷すばる 青木崇高
中山ひなの 前野朋哉 宇野祥平
森田望智 高岡早紀/佐藤浩市
加藤 雅也 宇崎 竜童
唐沢 寿明
原作／セガ「龍が如く」シリーズ
監督／武正晴 滝本憲吾
エグゼクティブプロデューサー／ErikBarmack RobertoGrande JoshuaLong
脚本/ストーリー／SeanCrouch&中村勇吾
日本語脚本/脚本／吉田康弘 山田佳奈
制作プロダクション／ザフール
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