2024.10.18

D&D 〜医者と刑事の捜査線〜
前田拳太郎

  • 劇団EXILE FC対象
  • 一部フリー
前田拳太郎が出演するドラマ『D&D ~医者と刑事の捜査線〜』が、10月18日より放送スタートとなる。同作は地域医療が破綻の危機にある街を舞台に、医者と組織に忖度しないベテラン刑事がタッグを組み、難事件を解き明かすヒューマンミステリードラマ。ここでは、警官・牧野真二を演じる前田に役どころや今作の魅力について話を聞いた。


前田さんが出演するドラマ『D&D ~医者と刑事の捜査線〜』は、かなり重厚な作品になりそうですね。最初にオファーをもらったときの心境を教えてください。


最初にお話をいただいたときに、寺島進さんの部下を演じると聞いて、かなりのプレッシャーを感じました。今作では、寺島さんが昭和の刑事を演じ、僕がその下で働く新人刑事を演じるので、必然的に一緒にいるシーンが多いんです。それもあって、最初は「大丈夫かな?」「怖い人だったらどうしよう」という不安があって……(笑)。でも、いざお会いしたら本当に素敵な方で安心しました!

確かに迫力だけでなく、オーラのある方ですからね。


そうなんですよね。実は、最初に衣装合わせでご挨拶をしたときに、「今日の夜、空いてる⁉」とご飯に誘ってくださったんです。その日は都合が合わず行けなかったのですが、クランクインの日にもう一度誘っていただいて、藤木直人さんと、寺島進さんと3人でご飯に行くことができました。

ものすごく貴重な経験ですね!


本当にありがたかったです。一緒に焼肉を食べたのですが、おふたりともすごくフランクに接してくださる方だったので、一気に距離感を縮めてくれたんです。そういえばこの前、ロケバスで休憩時間に寝ていたら、寺島さんが僕の寝顔を写真に撮っていたらしく、「いびきがすごかったよ!」といじってくれたりしていて(笑)。



とてもいい関係ができているんですね。


はい。藤木さんもとても優しいですし、普段はいつもニコニコしているので、いい空気感を作ってくださいます。それなのに、撮影が始まると、一気にキリッとされて。その切り替えが本当にすごいです。

経験豊富な先輩方と共演することで学ぶことも多いのではないでしょうか?


お芝居の技術を学ぶために、常に寺島さんをじっくりと見ています。寺島さんは、発する言葉すべてに説得力、重みを感じるんです。それは、ひとつひとつのセリフに想いをしっかりと乗せているからだと思います。その姿を見ているだけで、すごくいい勉強になっています。

前田さんは、『トクメイ!警視庁特別会計係』に続き、二度目の刑事役を演じますが、今回はどのようなキャラクターなのでしょうか?


僕が演じる牧野は、寺島さんが演じる“昭和の刑事”・弓削さんにリスペクトを持って動いています。僕自身も寺島さんをリスペクトしているので、すごく演じやすいです。撮影に入る前、監督さんに「どんな役作りをしたらいいですか?」と聞いたら、「今みたいな感じがすごくいいからそのままでいいよ」と言ってくださったので、等身大のままで演じています。

視聴者の皆さんも、このドラマを見ているうちにどんどん牧野を好きになりそうですよね。


そうなってくれたらうれしいです。一生懸命なところにかわいらしさもありますし、応援したくなるようなキャラクターだと思います。回が進むごとに成長していけるようなキャラクターを演じていきたいです。

個人としては、今作に触れることで、どんなところを成長させたいですか?


やはり寺島さんのように、いるだけで説得力が出るような人間に憧れるので、少しでも近づけたらいいなと思っています。僕は今年で25歳になったのですが、気持ちは18歳くらいで止まっていて……。

止まっていますか⁉


止まっています(笑)。なので、そろそろ大人のオーラを手に入れたいです。



先日、劇団EXILEのファンクラブイベントでは、個性豊かな先輩たちにかわいがられていましたね!


楽しかったです。正直、ジャングルに迷い込んだような気持ちもあったのですが(笑)、みんなが集まれる機会もあまりないので、すごくいい時間を過ごせました。ただ、先輩方のボケが大渋滞しているので、いつか捌けるように、頑張りたいです(笑)。

あの皆さんを捌くのは相当大変そうな気が……(笑)。


本当にすごいですよ……!(笑) でも、いろんなタイプの先輩たちと一緒にいられる環境はすごく素敵ですし、これからもまた皆さんと一緒にお仕事ができたらうれしいです。

この1〜2年の間にかなりいろんな作品でお仕事をされていますが、より大事にされているのはどんなことですか?


日々成長を感じながらも、まだまだだなと思いながら現場に行くことも多いので、初心を忘れることなくずっとやっていきたいです。

改めて前田さんが感じる今作の魅力を教えてください。


今作は刑事と医者というまったく違うフィールドで戦っているふたりがバディを組んで活躍していくドラマなので、上手くかみ合うときもあれば、かみ合わないときもあるんです。ただ、お互いが仕事に対してすごく熱い想いを抱いていることが伝わってきますし、誇りも感じます。さらにドラマのなかで起きる事件も毎回二転三転していきますし、ミステリー要素の強い、おもしろい事件がたくさん起きるので、シンプルに刑事ドラマとしても楽しめますし、バディものとしても楽しめる、いろんな角度から満足ができる作品になっているので、毎週楽しみながら見てもらえたらうれしいです。



以前、前田さんはいつか医者を演じたいと言っていましたが、今回はニアミスでしたね!


そうなんです! でも、今回医者役を演じる藤木さんを見ていたら、専門用語も多いですし、かなり大変だなと思っていて。説明セリフもものすごく難しいですし、普通の会話では出てこないようなセリフもたくさん出てくるので、いつかその夢がかなう日のために、藤木さんのお芝居もしっかりと見て、勉強させてもらっています。毎回、僕は事件の説明をしないといけないので、いかに見ている人にわかりやすく伝えられるかということを課題に、学びながら頑張っているので、ぜひ楽しみながら見てもらえたらうれしいです!

今作ではさまざまな事件が起きますが、その事件にかけて、前田さんの最近の事件を教えてください。


帰宅中、家への近道となる、人がふたり通れるか通れないかくらいの細い道を通るんです。その道を通り終えるまで5分くらいかかるのですが、いつも最後の最後に大きなカエルが道の真ん中に鎮座していて! そのカエルはまったく動かなくて、僕が通ったときに飛び上がってきたらどうしようと思い、しばらく心理戦が開催されるんです(笑)。

その勝敗の行方は……⁉


毎回僕が負けて、その道を引き返しぐるっと回って帰っています(笑)。

よ、弱い!


(笑) たまに端っこにいるときは気付かれないようにそーっと通り過ぎているのですが、真ん中にいたら絶対に通れないです! 本当に大きいんですよ! もうすぐ寒くなるので、さすがにいなくなると思うのですが、今は毎日が戦いです(笑)。

©「D&D 〜医者と刑事の捜査線〜」



DRAMA information
ドラマ9「D&D 〜医者と刑事の捜査線〜」
10月18日(金)スタート 毎週金曜 夜9時〜9時54分 ※初回放送は10分拡大
テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ 九州放送
※ネットもテレ東、TVer、Leminoにて見逃し配信、Prime Videoにて見放題独占配信
出演/藤木直人、早見あかり、前田拳太郎、おかやまはじめ、伊藤修子、阿久津仁愛/筒井道隆/大塚寧々、寺島進
脚本/真野勝成、谷口純一郎、真部千晶、いとう菜のは
監督/星野和成、大内隆弘
音楽/鈴木暁也、ヨハネス ニルソン
チーフプロデューサー/濱谷晃一(テレビ東京)
プロデューサー/北川俊樹(テレビ東京)、都筑真悠子(テレビ東京)、松本基弘(PROTX)、山下宏樹(PROTX)
協力プロデューサー/下山潤(ノックアウト)
制作/テレビ東京、PROTX
製作著作/「D&D 〜医者と刑事の捜査線〜」製作委員会
https://www.tv-tokyo.co.jp/dd/

photography_小池大介(小池大介写真事務所)
styling_石橋修一
hair&make_佐藤健行(HAPP'S.)
text_吉田可奈

【衣装クレジット】
《YONLOKSAN》のジャケット¥57,400、ニットベスト¥29,700、パンツ¥39,600、《YOAK》のシューズ¥44,000(すべてHEMT PR)
《PLUIE》のリング¥33,000(PLUIE Tokyo)

【お問い合わせ先】
HEMT PR
03-6721-0882

PLUIE Tokyo
03-6450-5777
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