RIKU主演の『前田慶次 かぶき旅 STAGE&LIVE ~肥後の虎・加藤清正編~』が9月27日に東京・ シアターHにて開幕した。本作は原哲夫が長年にわたって描き続けている歴史漫画の最新作『前田慶次 かぶき旅』(原作:原哲夫・堀江信彦/作画:出口真人)の舞台化作品。関ヶ原の戦い後の慶次が、日本各地の豪傑を訪ねる物語で、本公演では「肥後の虎・加藤清正編」を描く。今回、開幕に先駆けて同日に行われた公開ゲネプロおよび囲み取材の模様をお届けする。
RIKU主演の『前田慶次 かぶき旅 STAGE&LIVE ~肥後の虎・加藤清正編~』が9月27日に東京・ シアターHにて開幕した。開幕に先駆けて同日に囲み取材が行われ、RIKU、白又敦、平野良、川﨑麻世、演出を務める加古臨王が登壇した。
前田慶次を演じるRIKUは初日公演を直前に控える心境として「みんなで死に物狂いで稽古を積んできた」と振り返り、「あとはカンパニーが一丸となって、『前田慶次 かぶき旅』という世界観を全員で楽しみながらお届けするだけ。まずは全員で完走することを目標に頑張っていきたいなって思っています」と意気込みを口にする。加藤清正役の白又は「主演のRIKUくんを筆頭に、全員で身体づくりから臨んだ」と明かし、そんな本作を「男気のあふれる作品」と評した。権一役の平野は狂言回しの役回り。「時代ものに詳しくない方でも楽しめる内容になっております」と太鼓判を押すと、ホセ・ガルシア神父役の川崎も「原作を知っている方はさらに楽しく喜んでもらえると思いますが、まったく原作を知らなくてもすごく楽しめる作品だと思います」と重ねる。加古は「シンプルにここまで積み上げてくれたみんなと、今日から積み上げていくみんなを心から信じていますので、僕自身も本番1回1回が楽しみです。最後まで演出という責務を全うしたいと思います」と意気込む。続けて俳優陣に目をやり「一緒に駆け抜けたいと思います」と声をかけると、俳優陣からは「はい!」と力強い返事の声が上がった。
作品の見どころを聞かれたRIKUは、まず自身が演じる前田慶次という人物について「傾奇者(かぶきもの)。わがままではなく、男気があって、自分の心に素直に、まっすぐ純粋に生きていくさまが彼の一番の魅力」と説明したうえで「僕が演じる前田慶次がどう心の衝動のままにかぶいていくのかが見どころ。また各キャラクターの正義やかぶくさまもこの作品の見どころだと思うので、それらがどう掛け算されていくのかにも注目していただきたい」と語った。さらに、“もうひとつの主題歌”である「FIGHT FOR LOVE」では、RIKUが和田昌哉とともに作詞を手がけた。同曲についてRIKUは「この曲を1曲聞けば前田慶次がどういう人柄なのかがわかるようにするというのが一番の作詞のポイントでした。(作品で描かれる)時代には似つかないようなトラックやメロディラインもあるのですが、気付けばみんながノッてしまうような楽曲に仕上がっています。この作品中だけじゃなくて、ずっと心に残る楽曲になればいいなと願いを込めて全力で作りました」と丁寧に説明した。
その後も、ほかのキャストから必ずと言っていいほどにRIKUの名前が飛び出す。白又は「僕は主演は2パターンいると思っていて、背中で見せてくれるタイプと、僕らを立たせるタイプ。RIKUはその両方を兼ね備えている男だなと思う。最高の座長」とRIKUの座長ぶりを絶賛する。前田慶次の旅のアテンド役を務める平野は「RIKU自体が“THE傾奇者”。自分の信念に従って突き進んでくれていた。RIKUが力強く今一瞬一瞬を生きてくれるというのがこの作品の魅力にもつながっている」と説明した。
稽古場の雰囲気を聞かれた川崎は、カンパニーについて「最高に仲が良すぎる」と答え、その中心となっているのがRIKUだと明かす。体力を使う作品なので、RIKUが身体のケアも考えてエナジードリンクやプロテインを持ってきてくれるとその様子を教えたほか、「おもしろかったのが稽古の最終日。ダメ出しのときにすでに打ち上げの用意をしていて(笑)。すでにひとり着替えた状態でダメ出しを聞いてた。さらにそのあとの飲み会のために、みんなに肝臓を労るドリンクを配っているのがかわいかった」と暴露。そんな川崎の発言にRIKUが「麻世さんから不意に出るダジャレがあって。それが出ると僕はいつも『やったー!』って言っているんです。そんな“麻世節”も、楽しい空気を作ってくれた要因のひとつです」と間に入る。すると川崎が自身の役柄にかけて「陳腐な神父なんでね」とニヤリ。さっそくの“麻世節”に、RIKUが「出たー! やったー!」と大喜びする一幕もあり、カンパニーの雰囲気の良さを存分に感じさせた。演出の加古からも「RIKUくんの人柄がこのカンパニーを引っ張っていってくれた。今回は座組が多くてひとつにまとまるって結構難しいと思うんですけど、本当に嘘なく、年齢やポジション、キャリアの垣根を飛び越えてフラットに“お客様のために”というテーマのもとで、もの作りができた。素晴らしいカンパニー」と信頼が寄せられた。
最後にRIKUが「この舞台を楽しみにしている皆様、お忙しいなかお時間を割いていただきありがとうございます。そしてまだこの記事を見ながらチケットを購入できていないという方は、今すぐ僕たちのホームページへ飛んでください(笑)。というのも、自分たちが自分たち自身を誇れるような内容になっているので。舞台作品だからこそ届けられるLove, Dream, Happinessがあると思っていますし、何よりキャスト一人ひとり全員が輝く内容になっています。そんな作品はなかなかないと思います。僕たちが大好きな作品をひとりでも多くの方に見届けていただきたいなと思っています。皆様のご来場、心よりお待ちしております」と本作を楽しみにしている方へのメッセージを送り、囲み取材を締めくくった。
囲み取材のあとにはゲネプロが行われ、本編とミニライヴをお披露目。RIKUはダイナミックなアクションや殺陣、圧倒的な歌唱力で届ける歌などを織り交ぜながら、傾奇者である前田慶次を熱演。また「FIGHT FOR LOVE」も初披露した。
『前田慶次 かぶき旅 STAGE&LIVE ~肥後の虎・加藤清正 編~』は10月31日から11月4日まで大阪・サンケイホールブリーゼにて上演される。
STAGE information
『前田慶次 かぶき旅 STAGE&LIVE ~肥後の虎・加藤清正編~』
10月31日(木)〜11月4日(月・休) 大阪・サンケイホールブリーゼ
料金/¥12,000(全席指定)
原作/原哲夫・堀江信彦・出口真人「前田慶次 かぶき旅」(月刊コミックゼノン/コアミックス)
脚本/田中大祐
演出/加古臨王
振付・ステージング/本山新之助
出演/
前田慶次:RIKU(THE RAMPAGE)
加藤清正:白又敦
権一:平野良
立花宗茂:松井勇歩
柳生兵庫助:大崎捺希
佐々木小次郎:松田岳
飯田覚兵衛:田中しげ美
森本義太夫:鼓太郎
佐々木ユキ:遥りさ
誾千代:TETO
シカトリス船長:両國宏
ガルシア:飛龍つかさ
左兵衛:須賀貴匡
徳川家康:モロ師岡
ホセ・ガルシア神父:川﨑麻世
アンサンブル:塚田知紀/岩崎大輔/笹原英作/久野木貴士/白崎誠也/寒川祥吾
SHOOT(RAG POUND)/SHUN(RAG POUND)/KC(RAG POUND)/本田真子/石川里奈
制作/ABC&SET
主催/『前田慶次 かぶき旅 STAGE&LIVE』製作委員会
https://maedakeiji-stage-live.com/
RELEASE information
Digital Single
「縁」
RIKU
▼Streaming/Download
https://rmpg.lnk.to/0928_RIKU
photography_塩崎亨
text_小林千絵
RIKU主演の『前田慶次 かぶき旅 STAGE&LIVE ~肥後の虎・加藤清正編~』が9月27日に東京・ シアターHにて開幕した。開幕に先駆けて同日に囲み取材が行われ、RIKU、白又敦、平野良、川﨑麻世、演出を務める加古臨王が登壇した。
前田慶次を演じるRIKUは初日公演を直前に控える心境として「みんなで死に物狂いで稽古を積んできた」と振り返り、「あとはカンパニーが一丸となって、『前田慶次 かぶき旅』という世界観を全員で楽しみながらお届けするだけ。まずは全員で完走することを目標に頑張っていきたいなって思っています」と意気込みを口にする。加藤清正役の白又は「主演のRIKUくんを筆頭に、全員で身体づくりから臨んだ」と明かし、そんな本作を「男気のあふれる作品」と評した。権一役の平野は狂言回しの役回り。「時代ものに詳しくない方でも楽しめる内容になっております」と太鼓判を押すと、ホセ・ガルシア神父役の川崎も「原作を知っている方はさらに楽しく喜んでもらえると思いますが、まったく原作を知らなくてもすごく楽しめる作品だと思います」と重ねる。加古は「シンプルにここまで積み上げてくれたみんなと、今日から積み上げていくみんなを心から信じていますので、僕自身も本番1回1回が楽しみです。最後まで演出という責務を全うしたいと思います」と意気込む。続けて俳優陣に目をやり「一緒に駆け抜けたいと思います」と声をかけると、俳優陣からは「はい!」と力強い返事の声が上がった。
作品の見どころを聞かれたRIKUは、まず自身が演じる前田慶次という人物について「傾奇者(かぶきもの)。わがままではなく、男気があって、自分の心に素直に、まっすぐ純粋に生きていくさまが彼の一番の魅力」と説明したうえで「僕が演じる前田慶次がどう心の衝動のままにかぶいていくのかが見どころ。また各キャラクターの正義やかぶくさまもこの作品の見どころだと思うので、それらがどう掛け算されていくのかにも注目していただきたい」と語った。さらに、“もうひとつの主題歌”である「FIGHT FOR LOVE」では、RIKUが和田昌哉とともに作詞を手がけた。同曲についてRIKUは「この曲を1曲聞けば前田慶次がどういう人柄なのかがわかるようにするというのが一番の作詞のポイントでした。(作品で描かれる)時代には似つかないようなトラックやメロディラインもあるのですが、気付けばみんながノッてしまうような楽曲に仕上がっています。この作品中だけじゃなくて、ずっと心に残る楽曲になればいいなと願いを込めて全力で作りました」と丁寧に説明した。
その後も、ほかのキャストから必ずと言っていいほどにRIKUの名前が飛び出す。白又は「僕は主演は2パターンいると思っていて、背中で見せてくれるタイプと、僕らを立たせるタイプ。RIKUはその両方を兼ね備えている男だなと思う。最高の座長」とRIKUの座長ぶりを絶賛する。前田慶次の旅のアテンド役を務める平野は「RIKU自体が“THE傾奇者”。自分の信念に従って突き進んでくれていた。RIKUが力強く今一瞬一瞬を生きてくれるというのがこの作品の魅力にもつながっている」と説明した。
稽古場の雰囲気を聞かれた川崎は、カンパニーについて「最高に仲が良すぎる」と答え、その中心となっているのがRIKUだと明かす。体力を使う作品なので、RIKUが身体のケアも考えてエナジードリンクやプロテインを持ってきてくれるとその様子を教えたほか、「おもしろかったのが稽古の最終日。ダメ出しのときにすでに打ち上げの用意をしていて(笑)。すでにひとり着替えた状態でダメ出しを聞いてた。さらにそのあとの飲み会のために、みんなに肝臓を労るドリンクを配っているのがかわいかった」と暴露。そんな川崎の発言にRIKUが「麻世さんから不意に出るダジャレがあって。それが出ると僕はいつも『やったー!』って言っているんです。そんな“麻世節”も、楽しい空気を作ってくれた要因のひとつです」と間に入る。すると川崎が自身の役柄にかけて「陳腐な神父なんでね」とニヤリ。さっそくの“麻世節”に、RIKUが「出たー! やったー!」と大喜びする一幕もあり、カンパニーの雰囲気の良さを存分に感じさせた。演出の加古からも「RIKUくんの人柄がこのカンパニーを引っ張っていってくれた。今回は座組が多くてひとつにまとまるって結構難しいと思うんですけど、本当に嘘なく、年齢やポジション、キャリアの垣根を飛び越えてフラットに“お客様のために”というテーマのもとで、もの作りができた。素晴らしいカンパニー」と信頼が寄せられた。
最後にRIKUが「この舞台を楽しみにしている皆様、お忙しいなかお時間を割いていただきありがとうございます。そしてまだこの記事を見ながらチケットを購入できていないという方は、今すぐ僕たちのホームページへ飛んでください(笑)。というのも、自分たちが自分たち自身を誇れるような内容になっているので。舞台作品だからこそ届けられるLove, Dream, Happinessがあると思っていますし、何よりキャスト一人ひとり全員が輝く内容になっています。そんな作品はなかなかないと思います。僕たちが大好きな作品をひとりでも多くの方に見届けていただきたいなと思っています。皆様のご来場、心よりお待ちしております」と本作を楽しみにしている方へのメッセージを送り、囲み取材を締めくくった。
囲み取材のあとにはゲネプロが行われ、本編とミニライヴをお披露目。RIKUはダイナミックなアクションや殺陣、圧倒的な歌唱力で届ける歌などを織り交ぜながら、傾奇者である前田慶次を熱演。また「FIGHT FOR LOVE」も初披露した。
『前田慶次 かぶき旅 STAGE&LIVE ~肥後の虎・加藤清正 編~』は10月31日から11月4日まで大阪・サンケイホールブリーゼにて上演される。
STAGE information
『前田慶次 かぶき旅 STAGE&LIVE ~肥後の虎・加藤清正編~』
10月31日(木)〜11月4日(月・休) 大阪・サンケイホールブリーゼ
料金/¥12,000(全席指定)
原作/原哲夫・堀江信彦・出口真人「前田慶次 かぶき旅」(月刊コミックゼノン/コアミックス)
脚本/田中大祐
演出/加古臨王
振付・ステージング/本山新之助
出演/
前田慶次:RIKU(THE RAMPAGE)
加藤清正:白又敦
権一:平野良
立花宗茂:松井勇歩
柳生兵庫助:大崎捺希
佐々木小次郎:松田岳
飯田覚兵衛:田中しげ美
森本義太夫:鼓太郎
佐々木ユキ:遥りさ
誾千代:TETO
シカトリス船長:両國宏
ガルシア:飛龍つかさ
左兵衛:須賀貴匡
徳川家康:モロ師岡
ホセ・ガルシア神父:川﨑麻世
アンサンブル:塚田知紀/岩崎大輔/笹原英作/久野木貴士/白崎誠也/寒川祥吾
SHOOT(RAG POUND)/SHUN(RAG POUND)/KC(RAG POUND)/本田真子/石川里奈
制作/ABC&SET
主催/『前田慶次 かぶき旅 STAGE&LIVE』製作委員会
https://maedakeiji-stage-live.com/
RELEASE information
Digital Single
「縁」
RIKU
▼Streaming/Download
https://rmpg.lnk.to/0928_RIKU
photography_塩崎亨
text_小林千絵
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