8月20日、THE RAMPAGEの“ハイサイコンビ”、神谷健太と与那嶺瑠唯が、グループやメンバーのエピソードをそれぞれ沖縄方言に変換した『THE RAMPAGEうちなーぐちかるた ハイサイコンビの想い出ガイドブック付き』をリリースした。発売日当日に都内で行われた刊行記念イベントでは、かるたの制作秘話や沖縄愛をたっぷり語ってくれたふたり。終始、和やかな雰囲気に包まれていた“うちなーんちゅ”会見の様子をレポートする。
幻冬舎とTHE RAMPAGEがタッグを組み、2024年7月より毎月1冊、12ヵ月連続で刊行する大型企画「GL-16〜THE RAMPAGE BOOKS〜」が始動。『THE RAMPAGEうちなーぐちかるた ハイサイコンビの想い出ガイドブック付き』はその第2弾で、かるたの読み札は“うちなーぐち”に変換したメンバーエピソード、取り札はそれぞれのポートレートという、ハイサイコンビの神谷&与那嶺ならではのユニークな企画だ。
なぜ“かるた”にしたのか理由を聞かれた与那嶺は「THE RAMPAGEメンバーみんなの魅力を伝えるには、いろんな世代に遊んでもらえるものがいいなと。しかも沖縄出身の僕らが作るのでメンバーの魅力と一緒に沖縄の魅力も届けられるものにしたいと考え、かるたにしてみました」と語った。しかし、完成までにはさまざま苦労があり「メンバーのエピソードは一人ひとりのものからグループ、MA55IVEのものもありまして、それを集めるところから始まりました」(神谷)、「エピソードをうちなーぐちに訳すのがまた大変。でもストーリーがTHE RAMPAGEに絡めたものになっているので作業は楽しくて、メンバーの魅力を再発見できました」(与那嶺)とのこと。「かるたを見たメンバーの反応は?」という質問には「反応はいいです。そもそも僕らハイサイコンビはメンバー内にファンが多いので、ニヤニヤしながら受け取ってもらいました(笑)」(神谷)、「それぞれ自分たちのエピソードを見て『ああ、こういうのもあったんだ』って楽しんでくれました。あと、かりゆし(シャツ)を着て撮った(取り札の)みんなの写真も沖縄感が出ていておもしろがってくれましたね」(与那嶺)という答え。続いてかるたがいちばん強そうなメンバーとハマりそうなメンバーを聞くと「強そうなのは武知海青じゃないですか。勝負事になると本気になるので、ちょっと対決してみたい」(神谷)、「ハマりそうなのは(岩谷)翔吾。和の文化が好きなイメージがあるし、そういう小説も書いているから、かるたにハマってくれるんじゃないかな」(与那嶺)と納得の回答。ただ今のところ16人全員でかるたをやる予定はないそうで、神谷が「楽屋とかでみんなゲームをしてるので、こっそりすり替えてやろうかなと」と言うと、与那嶺も「一回はみんなでやりたい。いや、やります」と“決意表明”してくれた。
一方、想い出ガイドブック『CHURATIONAL』(読み:ちゅらーしょなる)の話題になると、沖縄での撮影を思い出したのかふたりの表情がぐっと穏やかに。「普通のガイドブックには載ってないような、僕らの想い出の場所で撮らせていただいたので、撮影中はずっとエモかった。タイトルの『CHURATIONAL』は、そんなエモーショナルな気持ちと沖縄の方言のちゅら(美しい)を組み合わせた造語です」(与那嶺)。「ふたりで通った高校にも行ったんですけど、僕が座っていた椅子やロッカーの木の素材の匂いとかも当時のままで、それも“ちゅらーしょなる”だなと。教室で撮った写真はお気に入りの1枚です」(神谷)。
そして何より、このガイドブックの魅力は自然体のふたりの姿を見られることで、与那嶺曰く「撮影中は“健太、こんなに前歯を出して笑うんだ”って思った。ずっと前歯が出ているから、乾かないか心配になりました(笑)」。それを受けて取材陣から神谷に「東京で無理してないですよね?」と心配の声が飛ぶと、「無理してないです(笑)。東京にいるときはまたいいところがいっぱいありますので」と“前歯を出して”笑ってくれた。
また、お揃いで着ているオリオンビールの三つ星Tシャツについて聞かれた途端、ふたりのテンションが俄然上がるひと幕も。「オリオンビールは子どものころから親とかが飲んでいましたし、やっぱり沖縄といえば三つ星を掲げたいじゃないですか。しかも、いろんな種類が出ていますから、ビールといえばオリオンさんです!」(神谷)。「家では昔から大人が集まると、みんなでオリオンビールを飲んで楽しくしているのを見ていたので、自分も20歳になったら絶対飲みたいと思っていました。味もおいしくて大好きです」(与那嶺)。
“沖縄愛”を語り出すと止まらないハイサイコンビ。そんなふたりに「今回のかるたと想い出ガイドブックを“うちなーぐち”で改めて紹介してください」と声がかかると、神谷が「しにおもしろい。“しに”っていうのはうちなーぐちで、すごいとかたくさんとか倍増させる言葉なので、“とてもおもしろい”って意味になるんですよ」とレクチャー。続く与那嶺が早口&ネイティブで話し出したため、会場内は「全然わかりません!」と困惑。すかさず「子どもからおじいちゃんおばあちゃんまで楽しんでいただいて、純粋な時間にしていただけたら」(与那嶺)と“内地の言葉”に訳し、神谷も「このかるたを読めばうちなーぐちは通じるようになるので、ぜひ遊んでみてください」とアピール。
最後に、このかるたを「沖縄土産として空港に置いてほしい」と語るふたりに「そのほかに自分たちで作ってみたい沖縄土産はありますか?」という質問が出ると、神谷は「自分でデザインしたシーサー」、与那嶺は「ハイビスカスとか沖縄の花を使った香水」とコメント。さらに「あとはやっぱりオリオンビールさんと一緒にコラボビールなんてできたら(笑)」と再度オリオン推しで笑わせ、和やかな空気感のままイベントは終了。30分ほどの会見だったが、ほっこりした“うちなーたいむ”を満喫させてもらった。
BOOK information
『THE RAMPAGEうちなーぐちかるた ハイサイコンビの想い出ガイドブック付き』
NOW ON SALE
定価:3,300円
仕様:外箱230×160×30mm 身/蓋分離タイプ
カード102×70mm 取り札46枚・読み札46枚
冊子A5判/平綴じ/ソフトカバー/56頁
https://www.gentosha.co.jp/book/detail/9784344042803/
photography_塩崎亨
text_若松正子
幻冬舎とTHE RAMPAGEがタッグを組み、2024年7月より毎月1冊、12ヵ月連続で刊行する大型企画「GL-16〜THE RAMPAGE BOOKS〜」が始動。『THE RAMPAGEうちなーぐちかるた ハイサイコンビの想い出ガイドブック付き』はその第2弾で、かるたの読み札は“うちなーぐち”に変換したメンバーエピソード、取り札はそれぞれのポートレートという、ハイサイコンビの神谷&与那嶺ならではのユニークな企画だ。
なぜ“かるた”にしたのか理由を聞かれた与那嶺は「THE RAMPAGEメンバーみんなの魅力を伝えるには、いろんな世代に遊んでもらえるものがいいなと。しかも沖縄出身の僕らが作るのでメンバーの魅力と一緒に沖縄の魅力も届けられるものにしたいと考え、かるたにしてみました」と語った。しかし、完成までにはさまざま苦労があり「メンバーのエピソードは一人ひとりのものからグループ、MA55IVEのものもありまして、それを集めるところから始まりました」(神谷)、「エピソードをうちなーぐちに訳すのがまた大変。でもストーリーがTHE RAMPAGEに絡めたものになっているので作業は楽しくて、メンバーの魅力を再発見できました」(与那嶺)とのこと。「かるたを見たメンバーの反応は?」という質問には「反応はいいです。そもそも僕らハイサイコンビはメンバー内にファンが多いので、ニヤニヤしながら受け取ってもらいました(笑)」(神谷)、「それぞれ自分たちのエピソードを見て『ああ、こういうのもあったんだ』って楽しんでくれました。あと、かりゆし(シャツ)を着て撮った(取り札の)みんなの写真も沖縄感が出ていておもしろがってくれましたね」(与那嶺)という答え。続いてかるたがいちばん強そうなメンバーとハマりそうなメンバーを聞くと「強そうなのは武知海青じゃないですか。勝負事になると本気になるので、ちょっと対決してみたい」(神谷)、「ハマりそうなのは(岩谷)翔吾。和の文化が好きなイメージがあるし、そういう小説も書いているから、かるたにハマってくれるんじゃないかな」(与那嶺)と納得の回答。ただ今のところ16人全員でかるたをやる予定はないそうで、神谷が「楽屋とかでみんなゲームをしてるので、こっそりすり替えてやろうかなと」と言うと、与那嶺も「一回はみんなでやりたい。いや、やります」と“決意表明”してくれた。
一方、想い出ガイドブック『CHURATIONAL』(読み:ちゅらーしょなる)の話題になると、沖縄での撮影を思い出したのかふたりの表情がぐっと穏やかに。「普通のガイドブックには載ってないような、僕らの想い出の場所で撮らせていただいたので、撮影中はずっとエモかった。タイトルの『CHURATIONAL』は、そんなエモーショナルな気持ちと沖縄の方言のちゅら(美しい)を組み合わせた造語です」(与那嶺)。「ふたりで通った高校にも行ったんですけど、僕が座っていた椅子やロッカーの木の素材の匂いとかも当時のままで、それも“ちゅらーしょなる”だなと。教室で撮った写真はお気に入りの1枚です」(神谷)。
そして何より、このガイドブックの魅力は自然体のふたりの姿を見られることで、与那嶺曰く「撮影中は“健太、こんなに前歯を出して笑うんだ”って思った。ずっと前歯が出ているから、乾かないか心配になりました(笑)」。それを受けて取材陣から神谷に「東京で無理してないですよね?」と心配の声が飛ぶと、「無理してないです(笑)。東京にいるときはまたいいところがいっぱいありますので」と“前歯を出して”笑ってくれた。
また、お揃いで着ているオリオンビールの三つ星Tシャツについて聞かれた途端、ふたりのテンションが俄然上がるひと幕も。「オリオンビールは子どものころから親とかが飲んでいましたし、やっぱり沖縄といえば三つ星を掲げたいじゃないですか。しかも、いろんな種類が出ていますから、ビールといえばオリオンさんです!」(神谷)。「家では昔から大人が集まると、みんなでオリオンビールを飲んで楽しくしているのを見ていたので、自分も20歳になったら絶対飲みたいと思っていました。味もおいしくて大好きです」(与那嶺)。
“沖縄愛”を語り出すと止まらないハイサイコンビ。そんなふたりに「今回のかるたと想い出ガイドブックを“うちなーぐち”で改めて紹介してください」と声がかかると、神谷が「しにおもしろい。“しに”っていうのはうちなーぐちで、すごいとかたくさんとか倍増させる言葉なので、“とてもおもしろい”って意味になるんですよ」とレクチャー。続く与那嶺が早口&ネイティブで話し出したため、会場内は「全然わかりません!」と困惑。すかさず「子どもからおじいちゃんおばあちゃんまで楽しんでいただいて、純粋な時間にしていただけたら」(与那嶺)と“内地の言葉”に訳し、神谷も「このかるたを読めばうちなーぐちは通じるようになるので、ぜひ遊んでみてください」とアピール。
最後に、このかるたを「沖縄土産として空港に置いてほしい」と語るふたりに「そのほかに自分たちで作ってみたい沖縄土産はありますか?」という質問が出ると、神谷は「自分でデザインしたシーサー」、与那嶺は「ハイビスカスとか沖縄の花を使った香水」とコメント。さらに「あとはやっぱりオリオンビールさんと一緒にコラボビールなんてできたら(笑)」と再度オリオン推しで笑わせ、和やかな空気感のままイベントは終了。30分ほどの会見だったが、ほっこりした“うちなーたいむ”を満喫させてもらった。
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『THE RAMPAGEうちなーぐちかるた ハイサイコンビの想い出ガイドブック付き』
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定価:3,300円
仕様:外箱230×160×30mm 身/蓋分離タイプ
カード102×70mm 取り札46枚・読み札46枚
冊子A5判/平綴じ/ソフトカバー/56頁
https://www.gentosha.co.jp/book/detail/9784344042803/
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